美しい肌には睡眠は欠かせない!新陳代謝と睡眠の関係
肌のハリ、キメ、ツヤ…健康的なお肌は眠っている間に作られます。
「寝る子は育つ」と言いますが、よく眠った方がお肌も健康的に育ってくれるんです。
このお肌の成長に大きく関係しているのが成長ホルモン。成長ホルモンは、骨や筋肉を成長させるだけでなく、お肌の代謝を促進する働きもあるんです。
「肌のターンオーバー」とも言いますが、肌の新陳代謝が促進されて、新しい細胞が作られ、肌細胞が生まれ変わり、美しい肌が作られるのです。
肌のゴールデンタイムって何!?
「肌のゴールデンタイム」「睡眠のゴールデンタイム」などと言われていますが、22時~2時の成長ホルモン分泌が活発になる時間帯を言います。
ただ睡眠時間をたくさん取れば良いのではなく、成長ホルモンが多く分泌する時間帯に眠っていることで、効果的に美容効果が得られるのです。
成長ホルモンの分泌がピークとなる22時~2時に眠っていることがベストではありますが、実際のところ夜10時までに寝るというのは、簡単なことではありませんよね…。
だからと言って、諦めてしまっては肌の生まれ変わりがスムーズに行われず、美しい肌を作ることができません。
少しでもゴールデンタイムの間に、睡眠時間を多くとるように努力する必要があるでしょう。夜10時までに寝るのが困難でも、12時までに寝る努力をするだけで大きく違ってきます。
美しい肌を作るために、少しでも早く寝るようにすることが大切です。
肌の新陳代謝
肌の新陳代謝(ターンオーバー)がスムーズに行われていると、約4週間で肌は新しい細胞に生まれ変わるとされています。
肌の奥で新しい細胞が作られ、約4週間で肌表面に出てきます。古い細胞は(垢として)剥がれ落ち、新しい細胞に入れ替わるのです。
新陳代謝がスムーズに行われないと、メラニン(色素)が剥がれ落ちずに肌の中に残ってシミとなったり、そばかす・くすみの原因になったりするのです。
新陳代謝の乱れは、シミやくすみだけでなく、肌の乾燥やシワなど多くの肌トラブルの原因となります。
新しい細胞に生まれ変わらずに、古い肌細胞のままなのですから、肌トラブルが起こるのも納得ですよね…!?
ゴールデンタイムに眠れない…という人に朗報!睡眠の質が大切という説
22~2時が肌のゴールデンタイムと一般的に言われていますが、眠りに入ってから最初の約3時間が成長ホルモンの分泌が活発になるため、その3時間の睡眠の質を高めることで新陳代謝をスムーズにすることができるという説もあるようです。
たとえ夜10時に眠ったとしても「眠り質」が悪ければ良いとは言えないでしょう。できるだけ早く寝ることも大切ですが、質の高い眠りを意識することも大切だということです。
現代人の多くが10時までに眠れていないのではないでしょうか。しかし、その分睡眠の質を高める努力が必要なのですね。