都心部で車を保有しない理由とは
免許すら持たない若者が増えた車事情
現在、東京都の車の保有台数は全国で2位ですが、1世帯あたりの保有数は50パーセントを下回っており、全国最下位です。特に若者の車離れという傾向に拍車がかかっていており、免許すら持っていないことも珍しくありません。
昔は男の子なら、誰しもが憧れていたスポーツカーですが、国産販売メーカー自体が若者向けでなく、年配のユーザーをターゲットにして開発、販売へと展開していくような時代です。この傾向はますます強まるでしょう。
車以外の交通機関のほうが便利で安い
都心部は人口密度が高いせいもあり、どうしても駐車場に空きがない。空きがあったとしても月極の駐車料金が高いという難点があります。それならばバスや電車を使うほうが便利ですし、月々の交通費も安上がりになります。そのためますます車を所有しようと思わなくなります。
どうしても車が必要になれば一時的にレンタカーやカーシェアリングを利用すればいいのです。
車を持つことがステータスという考えの薄れ
便利であるはずの車が、駐車場の不足、交通渋滞の増加、ガソリン代の高騰などもあり、邪魔な「モノ」になっているケースも少なくないようです。上京したユーザーも車があれば便利だけど、日々にかかる維持費がかさむことや郊外に比べて車を使用する自由さがなくなると考えています。
どうしてもその車が好きで趣味として保有するのならば、そこにお金をかけることも厭わないでしょう。
しかし、車を所有するメリットとデメリットを天秤にかけたとき、諦める人のほうが多くなりつつあります。
そう考えると、悩んでいるのならば買取価格が少しでも多いうちに売却すべきです。
愛着のある車を悔いなく売りたい
だからといって今まで使用していた愛着のある車を手放すということは、簡単なことではなく辛いことです。車に限らず誰しも愛着のあるモノは手元に持っておきたいと考えるものです。車には家族旅行やドライブ、デートなどといった特別の日の「想い出」もたくさん染みついているのだから尚更です。
そもそも、ユーザー側から「車を売る」という行為を「マイナス」と捉えるユーザーも少なくはありません。
また、買い替えるならまだしも、売るだけだとどこに頼めばいいのか?売るだけだと足元をみられるのではないか?など、頭の痛い問題もたくさんあります。
車を売ることをマイナスのイメージからプラスへ
車を売った買取金額で別の欲しかったものが買えるし、それまでかかっていた維持費の分でワンランク上の美味しい料理が食べられます。車を売ることは、もう二度と車に乗らないわけでもありません。
先程も述べたように、どうしても必要ならばレンタカーやカーシェアリングがあります。特にカーシェアリングはプランによってはBMWのような高級車に気軽に乗ることもできます。
ならば、乗らない車にかかる経費で苦労するよりも、新しいオーナーにその車を大事にしてもらったほうが車も幸せかもしれませんね。
売ってよかったと思える買取会社選び
気持よく車を売却するならば、買取会社を慎重に選ぶことも大切です。「楽しみながら売る」「安心して売る」
そして「買取金額が高い」という条件があるといいですね。
個人情報がいろんなところに流れてしまうシステムに気をつけたり、買取店の利益ばかりが優先されてしまうようなところは避けたほうがいいでしょう。
また、一部のメーカー系中古車販売店でも買取は営業マンの実績にはならないために、売るだけのユーザーは煙たがられたりします。
ユーザーに「売ってよかった」と思わせるような買取システムを採用しているお店を選びましょう。
査定バンク 吉川