なぜ甘皮の処理が必要なの?
ネイルの天敵といっていいほど「甘皮」はとっても邪魔な存在。
爪が短く見えてしまうだけではなく、ネイルがきれいに塗れないし、せっかく塗っても、そこから剥がれてきちゃうってことありますよね。
そのため、ネイルを塗る上では甘皮のケアが必要です。
甘皮は、細菌などから爪と皮膚の境目部分を保護する働きがある薄い皮で、ネイルサロンでは「キューティクル」とも呼ばれています。
1週間で1ミリ近く伸びるといわれている爪は、甘皮を引っ張りながら、一緒に伸びてしまうことがあるため、爪切りと同じように、定期的に甘皮をケアする必要があるのです。
とはいえ、甘皮処理のやりすぎは禁物。
甘皮を取りすぎると、炎症や化膿の原因となるため、2週間に1度ぐらいにとどめておきましょう。
おすすめ甘皮処理グッズ5選
最近では、甘皮をケアするためのさまざまなグッズが出ています。
ここでは、その中でも、使い勝手が良くて安心して使えるアイテムを揃えてみました。
ディオール 「ペリーン(甘皮リムーバー)」
「ペリーン」は、古くなった爪の周りの角質を、軟らかくして、やさしく取り除く甘皮リムーバーです。
甘皮の部分に塗ってから、コットンを巻きつけたウッドスティックで、軽く押し上げると、カチカチだった甘皮がきれいに生まれ変わります。
DHC 「キューティクルプッシャー」
キューティクルプッシャーは、甘皮の押し上げや、無駄な薄皮を取り除くために使います。
金属製の製品が多い中で、DHCのキューティクルプッシャーはプラスチック製だから、周りの皮膚を傷つけずにやさしくケアすることができます。
マルト長谷川工作所 「キューティクルニッパー」
マルト長谷川工作所は、ペンチやニッパーなどの工具ブランド「ケイバ」で知られる、新潟県三条市の会社。
その、金属加工の一大産地で生まれた「キューティクルニッパー」の特徴は、ズバリ!切れ味です。
刃先の仕上げを吟味した高級仕様の甘皮切りは、一度使ったらクセになる使い心地です。
バジャー 「キューティクルケア」
アメリカのオーガニックコスメ「バジャー」のキューティクルケア用バームは、シアバターをベースとした素材がすべてオーガニック。
優しく、爪のまわりを保湿してくれます。
また、バジャー(アナグマ)がプリントされた容器がとってもキュートで、周りの人にも勧めたくなるはず。
小林製薬 「サカムケア」
伸びた甘皮や、余分な角質が裂けてしまって出来るさかむけは、小さくても、ものすごく痛いもの。
放っておくと、あちこちに引っ掛けて、どんどん広がってしまいますよね。
そんな、甘皮のさかむけを見つけたら、即サカムケア。
うすい皮膜が、さかむけの悪化を防いでくれます。