生命保険で住宅ローン返済できる?団体信用生命の仕組みとは|トピックスファロー

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2015年2月18日
生命保険で住宅ローン返済できる?団体信用生命の仕組みとは

マイホームを購入し、住宅ローンを組んだほとんどの人が入る生命保険があります。それが団体信用生命保険。万が一のことがあった場合に保険金で住宅ローンを返済できる仕組みの保険です。この保険の保障内容とは?マイホーム購入は人生を見直すタイミング。ここで生命保険も見直してみましょう。

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マイホーム購入!まずは生命保険の見直しを

人生の買い物の中で一番大きなものといえば何でしょう。人によっては高級車、人によっては腕時計、また人によっては薄毛治療などという人もいるかもしれませんが、ここはマイホームということにしておいてください。

憧れのマイホームを建てて、家族に対しての自分の大仕事は終わった。

そんなことを考えて満足げにソファにふんぞり返っているところに失礼ですが、住宅ローン返済のことを思い出してみてください。あらら、急に背筋が伸びましたね。まだ全然終わってない、と言うかいよいよ始まってしまったという気持ちが正直なものなのではないでしょうか。

マイホームを購入した今こそ、心機一転これからの人生を見直す絶好のタイミングなのかもしれません。見直すといえば生命保険のことも見直すべきことの1つ。住宅ローンを組んだのなら、ほとんどの人が団体信用生命保険に加入したことと思います。

団体信用生命保険ってなに

団体信用生命保険は、住宅ローンを契約した人のほとんどが加入している生命保険なのですが、その保険料がローン金利に含まれているという理由からか多くの人は自分が加入していることを知らないとも言われています。

住宅ローンというのは長期間返済していくものです。その返済中に大きな事故や病気になってしまうことも絶対にないとは言い切れません。

もしもそうなってしまった場合、残された家族へ住宅ローンが引き継がれ、大きな負担となってしまいます。団体信用生命保険は、死亡や高度後遺障害など万が一のことがあった場合、保険金で住宅ローンが返済できると言う仕組みになっています。

住宅ローンを利用する人を金融機関がまとめて申し込むため、掛け金が安く年齢による条件もありません。しかし健康状態が優れないなどの理由で加入できないこともあります。こういった場合、金利こそ若干高くなりますが加入条件が緩和されたタイプのワイド団信だと加入できることがあります。お金

団体信用生命保険の保障内容

団体信用生命保険の保険金の受取人は家族ではなく、ローンを組んでいる金融機関となります。それが他の生命保険とは大きく違う点ではないでしょうか。その保険金から住宅ローンの残りを支払ってもらうというシステムです。

死亡、高度後遺障害以外でもがん、急性心筋梗塞、脳卒中の3大疾病になった場合にも保険金が出るものや、7大疾病や8大疾病でも適応されるものなどの種類があります。
このように保障の範囲を広げるとローンの金利に上乗せされることになりますが、金融機関が負担してくれることもあります。

今までの生命保険を確認

「生命保険を見直そう」というのは新しく加入したこの団体信用生命保険を詳しく知るという意味ではありません。住宅ローンを契約した際に団体信用生命保険に加入したということは、すでに入っている生命保険と保障が重複している可能性があるということです。そこで、以前から加入している生命保険を見直す必要があるのです。

もしも重複している部分があるのならその保険の保障額を削ることができて、保険料を節約できるかと思います。どうでしょう、無駄な保険に入っていないでしょうか。その節約できた費用を住宅ローンの繰り上げ返済に充てることで、返済期間はそれだけ短くなるということです。

団体信用生命保険では保障されないケースも

しかし注意する点は、団体信用生命保険ではカバーできないリスクがあるということ。

それは死亡、高度後遺障害以外の病気や怪我、保障の範囲外の理由による就業不能時のローン返済です。

長期的に働けなくなってしまうと生活に大きな負担がかかります。収入がなくなってしまいますが住宅ローンや生活費は変わりません。それに加えてその病気、怪我の治療費が必要となるのでとても苦しい生活になってしまうことでしょう。こういったリスクに適している保険は必要となると思うので、この見直しの際に検討するべきでしょう。

マイホームを購入すると、生活が大きく変化することが多いかと思います。ライフスタイルはもちろん、お金のことも当てはまるのではないでしょうか。もしかすると生命保険で無駄なお金を払い続けている最中かもしれません。ぜひ、この機会に保険料が節約できないかどうかをチェックしてみてください。

これからローン返済の長期戦に突入することになるかと思いますが、人生は何が起きるかわからないもの。万が一のことを想定して家族みんなで保険について学ぶのも意味があることではないでしょうか。

著者:ねじ山ねじ

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兼業ライターとして活動しています。何かの合間にさくっと読めるものを書いてますので気楽に読み流してください。