そもそも、プラセンタ原液って何??
プラセンタとは、胎盤の成分のことを言いますが、美容には豚や馬、羊の胎盤成分が用いられています。人間の胎盤由来のプラセンタは、主に医療用に使用されています。
プラセンタが化粧品などに多く利用されていますが、実際には他の美容成分も含まれていて、プラセンタは数%しか含まれていないものも多いです。
しかし、プラセンタ原液は他の美容成分などを含まず高濃度。プラセンタの美容効果を得たいという人に多く利用されています。
プラセンタ原液の値段はどうしてこんなに違いがあるの!?
プラセンタ原液は多数販売されていますが、値段が大きく違っている場合もありますよね。
安い方が嬉しいけど、安すぎても心配…というところがあるかと思います。
また、「安いものは薄めているのでは??」と思っている人も多いようです。
値段の違いには、主に次のようなものがあると言えるでしょう。
多くのことが値段に影響していますので、値段が高いから効果も高いとか、安いから効果もそれなりということは言えないでしょう。
ブランドやメーカーの違い
やはりブランドやメーカーによって値段が異なるのは否定できません。
もちろん、品質にも違いがある場合もありますが、ハイブランドの方が値段が高い傾向にありますよね…。
原料の違い
プラセンタの原料は、ブタや馬、羊の胎盤です。ブタと馬の違いでも、値段は違っています。
一般的に、豚由来のプラセンタよりも馬由来のプラセンタの方が値段は高くなっています。
馬由来のプラセンタは、ブタ由来のものよりも含まれるアミノ酸がはるかに多く、臭いも少ないとされています。
原料のプラセンタがどの動物由来のものなのかによっても、違いがあると言えるでしょう。
ちなみに、最も多く流通しているのはブタプラセンタです。
また、同じブタ由来のプラセンタでも、そのブタの種類や飼育方法、飼育農場などによっても、違いがあると言えるでしょう。
国内のブタなのか、海外のブタなのかという違いもあります。
最近は植物性プラセンタも登場している
近年「植物性プラセンタ」が登場しています。
皆さんもご存知のように、胎盤は哺乳類にあるものであり、植物にはありません。
植物性プラセンタに使用されているのは、イソフラボン(大豆やライムギの胚芽に含まれている)が用いられています。
イソフラボンには女性ホルモンと似た働きがあるとされていますが、成長因子を持つ動物性プラセンタと同様な効果が得られるかは明らかになっていないようです。
製造方法
プラセンタの製法は、そのメーカー・ブランドにより異なります。酵素を用いて加水分解するところもあれば、特別なフィルターを用いるところもあり、それぞれに技術を駆使して抽出しているんです。
プラセンタの抽出方法の違いによって、プラセンタの濃度や吸収のしやすさなどに違いがあり、プラセンタの質にも大きく影響すると言えます。そのため、製造の方法の違いで値段も違ってくるというのも納得できると言えるでしょう。
研究費・開発費などをかけて作った良い商品が、値段が高くなってしまうのは仕方がないことなのかもしれません。
他の成分も含まれている
他の成分をまぜて製造されているものもあります。特に、デキストリンやグリシンが含まれている場合が多いです。
パッケージなどに記載されている成分を確認することが大切でしょう。