合宿免許は社会人になる前に
車社会である現代の日本において、街の規模や構造にもよるのですが「車がないとなにもできない」、「仕事にも就きづらい」というのが多いようです。
ただ、車の免許を取りたくても、就職して働き始めると毎日が忙しく、資格や免許を取るための時間を確保するのが難しくなってしまう人もたくさんいます。
そこで大事なのは、就職する前に免許をとっちゃうことです。
そしてそのときに便利なのが合宿免許です!
短期間で免許を取れる合宿免許
合宿免許とは、その名の通り合宿して免許を取得する方法のことです。普通に通って取得するタイプでは自動車免許を取るのに数週間から数ヶ月かかってしまうのが一般的ですが、合宿免許では普通自動車(AT)で最短2週間、普通二輪は最短1週間で取得できてしまいます。
短期間と言ってもまとまった休みが取りづらい社会人には難しいため、長期休暇を利用できる学生に人気のある方法となっています。特に、内定をもらって就職活動を終えた学生にぴったりの仕組みといえます。
合宿免許のメリット・デメリット
ここで、合宿免許を利用するメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 短期間ですむ
- 毎日講習・教習を受けられる
- 免許取得に集中できる
- 通わなくていい
- お得なプランで料金が格安に
- グループ参加ができる
- 往復の交通費が出る場合もある
- 地元グルメを楽しめる(自炊プランなどもある)
- 自由時間に観光できる
- 女性だけで合宿する女性限定プラン
- 早めの予約で早割り などなど
デメリット
- まとまった休みが必要
- アウェイの土地で不安
- 地元と違う街での路上教習
- タイトなスケジュール (プランによる)
- 学生の長期休暇期間は混む
- 自分に合わない合宿先やプランだと大変
- 周りに何もないところもある
メリットが多く、人気な理由がわかりますね。効率的かつ楽しそうな感じがします。
デメリットを見ると、事前によく調べておくことが大事なようです。
全国の合宿免許先を調べる
合宿免許が業界最安値の合宿免許コンシェルジュ
http://www.menkyo-concierge.jp/
普通車・普通二輪車の合宿免許を実施している教習所を簡単に調べられるサイト。
お得なプランや各自動車学校の特徴や魅力をチェックできます。人気の教習所もわかり、見ていると行きたくなってしまいます。
各地にいろんなタイプの合宿免許があるんですね。各校の紹介画像がすごく楽しそうです。
就職・転職に有利な免許は?
すでに普通車免許を持っている方は、スキルアップや将来の転職の可能性も考えて、取れるうちにその他の免許にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
例えば、合宿免許なら大型二種であれば最短で1週間、大型車は最短で11日間で取得できます。
大型車というと建設業や運送業のイメージですが、介護施設のデイサービスでは送迎用のバスを運転するために大型車の免許が必要だったりもします。大型車は受験資格があるので注意が必要ですが、取れるときにとっておきたいものですね。
バイクに関してはバイク便ライダーの募集があったりもし、最短9日で取れる普通自動二輪免許もおすすめです。
働きながらでも合宿免許
合宿免許ではクレーンやフォークリフトなど特殊な作業車の免許も短期間で取得できます。
建設業では移動式や小型のクレーン、運送業では大型車、これら免許の取得はキャリアアップ・スキルアップに必ず役立つでしょう。
ゴールデンウィークプランなどをうまく利用すれば、有給休暇を駆使してこれらの免許を取得できるかもしれません。
教育訓練給付制度が利用できる
雇用保険を3年以上納めている労働者や離職者の場合は、雇用保険の教育訓練給付制度が受けられます。この制度は10万円を上限として教育訓練費の20%が支給されるというものです。
働く人が職業能力を高めるのを支援するためのものなので、ハローワークに申請すれば合宿免許の費用に利用できます。
しっかり調べて合宿免許を賢く利用しよう
自動車やバイクの免許、専門の現場で活躍できる作業車の免許は将来の仕事や転職にきっと役立ちます。
学生の場合、若くて吸収力が高く、時間もあるうちにこうした免許を取っておくのは長い目で見ると賢い選択といえるでしょう。
唯一問題があるとしたら、「お金がないわー」ということだと思います。ただ、合宿免許では運転免許ローンも組めるため、ローンを利用するのも一つの手です。
働き始めたらなかなか利用できない合宿免許は、内定から入社の間に行ってくるのがおすすめです。