『フラ』の基礎用語
フラの事を調べると、当たり前のように現地の言葉が使われ、意味が分からない事が多いと思います。 そこで、よく見かける単語を簡単に紹介します。
フラ
ハワイの総合芸術。「フラダンス」と言わるように「踊り」の事と思っている人も多いが、音楽や歌の全てを含めたのが『フラ(hula)』
「フラとはハワイであり、ハワイとはフラだ」という言葉が残されているほどハワイに根差した文化。
フラ・カヒコ
古典的フラ。宗教的意味合いの強い伝統的なフラ。日本では神楽が近い。
伝統にのっとった楽器と衣装で踊るフラで、一般的なフラとは区別される。
フラ・アウアナ
現代フラ。フラ・カヒコが禁止された後、19世紀ごろから踊られるようになったフラ。モダンフラとも。
ハワイの音楽に欧米の音楽を取り入れ、ウクレレやピアノといった和音に合わせて踊るもの。
エンターテイメント性が高く、メディアで見かけるムームーを着て踊っているのはフラ・アウアナ。
ルアウ
宴(うたげ)、祝宴、パーティー。または商業的なハワイアンショー。
元々は記念日や来客をもてなすパーティーの事でしたが、最近では観光客向けのショーを『ルアウ』と紹介する事が多い。
フラやハワイの伝統料理などを楽しむことが出来るので、ホテルなどでよく行われている。
本格フラが楽しめるホテル
ハワイで本格フラを鑑賞できるホテルを3件リストアップしました。
ハレクラニ・ホテル
ハワイでも歴史あるホテル『ハレクラニ』のレストラン『ハウス・ウィズアウト・ア・キー』で、毎晩行なわれているフラ。
樹齢100年を超す「キアヴェの木」の下に作られたステージで、二人の元ミス・ハワイが、海に沈んでいく太陽を背に踊る姿を楽しむことが出来ます。
ステージは1日3回。
予約なし。カジュアルな服装で楽しめるので、気軽に本格フラに触れるおすすめの場所。
ロマンチックなステージは、ファミリーよりも新婚さんやカップル向きと言えるでしょう。
シェラトン・プリンセス・カイウラニ
ワイキキビーチのすぐ近く、カラカウア大通りにある利便性の高い老舗のホテル。
野外レストランのステージにて行われるフラも魅力ですが、ぜひ見てほしいのは『クリエーション・ショー~ポリネシアの旅~』。
ホワイトハウスでも公演を行った経験を持つダンサーが、本格的なフラはもちろん、ファイヤーナイフ・ダンスなどの迫力あるショーを展開します。
最新の音響と舞台演出を備えたステージは、圧巻の一言です。
- シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル
- クリエーション・ショー – ハワイ・ワイキキのポリネシアン・ショー
ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾート&スパ
カラカウア通りでもひときわ高い『ハイアット・リージェンシー・ワイキキ』。ハワイを代表するホテルの1つでしょう。
ここでは、ホテルの顔ともいえる滝が流れるグレートホールの前にて、無料のフラ『アロハ・フライデー』が楽しめます。
上記の二つに比べるとインパクトに欠けるかもしれませんが、ダンサーやバンドのメンバーと一番距離が近いのがここのショーです。
ホテル自体の利便性やサービスも含めて、子供連れのファミリーにおすすめのホテルです。
料金は無料で、宿泊していなくても参加できます。
しかし週に金曜日の1回しか行っていませんので時間に注意が必要です。
- ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾート&スパ
- アロハ フライデー – ハイアットワイキキ