1 廃棄型節約法の性質 (1) 節約の手段の中でも強烈なのは、機能している事物・制度・慣行を廃棄し廃止する手法です。ある時まで機能していたものが消滅するのです。頻繁に使う手法ではありません。 好んで行うのではなく止むに止まれぬ事情から行うのです。躊躇なく断行できるとすれば、もっと以前に断行すべき廃棄を怠っていた場合
個人経営の場合 個人企業の場合の事業の数は限られますが、3.1節に挙げた事項で可能なものは個人経営の場合にも適用します。下記は他に考えられる見直し対象です。 役員報酬の見直し: 各種保険の見直し: 有利な保険契約に切り替えます。 親睦・啓発・同好クラブ: 不要なら脱会します。 3.6 家庭の場合
1. 無駄について 無駄の全貌を明らかにします。なお“適切な余裕”は無駄ではありませんし、趣味に関係する事物も対象外です。 1.1 無駄の種類 無駄の種類を考えます。 作業の無駄 ・・・・・作業に無駄がある場合です。 消費の無駄 ・・・・・事物の消費に無駄がある場合です。 設備の無駄 ・・・・・機器や設備に無駄があ