家族の理解が一番重要
田舎暮らしを始めるとなれば家族そろって引っ越すことになるでしょう。
そうなれば家族からの反発を受けるのは当然の事。
貴方は新生活に希望を持っているかもしれませんが、家族は逆に不安を持ってしまうものです。
では、どうすれば家族を説得できるのでしょうか?
反対理由を具体的に出してもらい、一つ一つ話し合う
無理に押し切っても、うまくいくはずがありません。
何より田舎暮らしには家族の協力が必要不可欠なのですから。
家族が反対する理由には大きく3つがあげられると思います。
1. 本当にやっていけるのか?
特に現在の仕事を辞めて、田舎に移りすむ場合に問題になります。
今までの安定した収入を捨て、新生活を始められるのかという事に不安を持つのでしょう。
解決方法
引っ越し先の雇用状況と生活費を調べ、説明しましょう。
ただ「大丈夫」と言われても誰一人として納得しないでしょう。
ネットなどを活用し、現地の情報を調べ上げ、具体的な数値として見せる事で説得しやすくなるはずです。
もし、この状況で無理が生じているのなら、一度冷静に考え直す必要があるかもしれません。
2. 田舎暮らしが想像できない
今まで都会で生活していて、急に田舎暮らしを始めましょうと言われても、その生活を想像するのは困難です。何も知らない所に飛び込むには相当の勇気を必要とします。
解決方法
知らないならば、実際に体験してみるのが一番です。
例えば農業体験ツアーなどを利用するのも一つの手でしょう。
実際に田舎暮らしと同時に農業を考えている人はぜひ体験しておくべきです。
また自治体が企画している「田舎体験ツアー」がありますので、こちらも合わせて活用してみてはいかがですか。
3. 友達と別れたくない
子供にとっては最も重要な問題かもしれません。
大人になっても、仲の良い人と会えなくなるのは寂しいものです
解決方法
根本的な解決方法は残念ながらありません。しかし、今はインターネットがあります。
TwitterにFacebook、各種SNS、テレビ電話など距離に関係なく、手軽に連絡を取る手段はいくつでもあります。しかもその多くが無料で利用できます。
一昔に比べ、離れる事への抵抗感はずいぶんと薄くなっているでしょう。
仕事を決める
生活の基盤となる収入は重要です。
田舎暮らしとともに就農を考えているのでしたら、その為の準備を怠らないようにしましょう。
また都会での仕事をそのまま田舎で続ける場合でも、本当に可能かどうかを改めて考えてみる事をおすすめします。
仕事が先か住むのが先か
例え農業を行ったとしても完全な自給自足生活はハードルが高すぎます。
もし引っ越した先で仕事に就く事を考えているのでしたら、まずは仕事を決めましょう。
田舎の求人雇用は少なく、また収入も都会に比べると低いのが現状です。
その為、すぐに条件の合う仕事が見つかるとは限りません。
先に仕事を決め、それから物件を探しても遅くはないでしょう。
住む場所をどうするか
一口に田舎といっても選択肢は膨大です。
山の中で暮らしたいのか。海の近くがいいのか。3時間もあれば一周できてしまう離島もあるでしょうし、見渡す限り地平線が広がる北海道のような土地もあるでしょう。
その中から具体的に住む場所を探さなければいけません。
新築?賃貸?中古?
物件探しにはやはりネットを使うのが一番です。
大手の不動産屋でも相談に乗ってくれますが、田舎の物件を専門に扱っているサイトもあります。
どちらが良いか、実際に見比べてみるとよいでしょう。
ただし大きな買い物になるのは間違いありません。
よく吟味をしたうえで、多少遠い場所だったとしても、必ず下見を行いましょう。
購入した物件がリフォームをしないと住めない家だったという事の無いように。
あこがれの田舎暮らしを送る為に
田舎に生活の拠点を移すと、苦労は絶えないと思います。
しかし田舎は不便だからこそ田舎なのです。その不便さを楽しむのも田舎暮らしの特徴でしょう。
もし完全に移り住む事が困難ならば、休日だけを田舎で過ごしたり、都会の生活と田舎の生活を行き来する方法もあります。
貴方にとって一番の田舎暮らしを探してみてはいかがでしょうか