1位: うさぎカフェ
徐々に勢いを伸ばしているのが『うさぎカフェ』。
そのまま猫カフェのうさぎ版だと考えてもらえばだいたいあってます。
「人に懐かないうさぎを見に行くくらいなら、猫カフェに行く」と思う人もいるかもしれませんが、それは間違い。
基本的に甘えたがりのうさぎは初めての人にも懐いてくれますし、撫でられても嫌がる事はありません。それに機嫌が良ければずっと膝の上でうとうとしている事もあります。
ただしデリケートな動物なので、大きな音を立てたり、無理やり抱き上げると全力で逃げ出しますので
そこだけは注意してください。
ふかふかの毛玉みたいなのが隅の方でじっとしているかと思えば、元気よくコロコロと転がっていたりと、その愛らしさをぜひ体験してください。
2位: 猫カフェ
動物系カフェの先駆けであり、不動の人気を誇るのが『猫カフェ』でしょう。
その素晴らしさは、今更説明する必要はありませんよね。
ちなみに世界初の猫カフェは1998年に台湾でオープンした「猫花園」というお店なんだそうです。
2012年の初めに「猫カフェの20時以降の猫禁止」という衝撃的な規制の対象となりましたが、経営者たちの働きかけにより、現在は条件付きで22時までは適応外という事になりました。
これでしばらくは、今まで通り猫に癒される日が続きそうです。
3位: 猛禽カフェ
猛禽類とは、鋭いくちばしを持つ肉食の大型の鳥の事です。鷲や鷹にフクロウなどが良く知られていますね。
特に鷹は、昔から鷹狩などで活躍し、人と密接にかかわってきた歴史があります。
しかし、一歩取り扱いを間違うと、大けがをしそうな猛禽類と一緒にお茶をしようと考えるのですから、そこはさすが日本というべきでしょうか。
元々、その精悍なイメージから人気は高かったものの、飼うとなると非常にハードルが高いのも事実。
実は、ずっと待ち望まれていた空間なのかもしれませんね。
猛禽カフェは、三鷹にある『鷹匠茶屋』が、おそらく日本で唯一のカフェだと思われます。
4位: 犬カフェ
猫と人気を二分する犬ですが、カフェとしてはいまいちメジャーになりきれていません。
なぜなら猫カフェの様に一人で行って楽しめる場所が少なく、ドッグカフェと呼ばれる場所の多くが自分のペットを連れて行って、お店にいる他のペットと遊ばせるスタイルがほとんどだからではないでしょうか?
ちなみに動物系カフェの良い所は、ペットを飼えない人がいろいろな動物と触れ合えるからこそ価値がある、というのが私の持論です。
犬カフェが増えない原因としては、一ヵ所に集めると吠えるという犬の習性にあるようです。
室内で吠えても大丈夫な場所を都内で確保するのは難しいのでしょう。
それでも豊島区の『いぬのじかん』のようなお店もありますし、看板犬がお出迎えしてくれるお店は少なくありません。
5位: 金魚カフェ
日本の夏の風物詩といえば花火と『金魚』。しかし最近では家庭で金魚を飼う事も少なくなったのではないでしょうか。
都内で金魚カフェとして有名なのは『金魚坂』さん。
なんと金魚の卸問屋としては創業350年の歴史ある老舗。
カフェはその問屋さんに併設して作られており、金魚を鑑賞するだけでなく、金魚すくいや釣堀での金魚釣りも体験可能というのですから、350年の懐の深さを感じます。
さらに喫茶メニューの他にアルコールも提供しており、日本では珍しく葉巻を味わう事も出来ます。
バーボン片手に葉巻をくゆらせ、優雅に金魚を鑑賞するという何とも不思議な空間を楽しむことが出来ますよ。
番外編: 爬虫類カフェ
場所が横浜なので、泣く泣くランク外にしましたが、女性を中心に人気を集めているのが『爬虫類カフェ』。
『横浜亜熱帯茶館 〜爬虫類 Cafe〜』に在籍するスタッフはカメ、ヤモリ、ヘビ、トカゲなどなど。
爬虫類がちょっと苦手という人でも、大きなリクガメが店内をのそのそと歩く姿には、何か感じる物があるはずです。
イロモノかと思われがちですが、本格派の中国茶は評判も高く、米粉のケーキも店内で手作りと、カフェとしてのこだわりも感じられるお店です。