見習うべきユニクロの集客術のまとめ
国内のみならず、海外にも多数の店舗を構えるほどに大発展を遂げたユニクロ。
不景気の真っ只中にあるにも関わらず連年黒字を記録するなど、驚異的とも言える業績を残していますが、一体どのような戦略を用いて集客率や利益を上げているのか、とても気になりますよね。
ぜひとも見習いたいユニクロの集客術をまとめてみました。
スタッフ教育に力を入れている
ユニクロは、スタッフ教育にたいへん力を入れています。
お客さんにしつこく付き纏わない、身嗜みをきちんとさせる等が良い例です。たとえアルバイトでも、髪色は男性スタッフであれば黒髪、女性スタッフであればレベルスケールの7番までを遵守させているとのこと。親切の押し売り的な過剰接客や、不良のような身なりでは、お客さんが引いてしまいますから納得ですね。
世界中のメーカーから素材を集めている
ユニクロには、表面的な演出だけでなく、陰の努力も惜しまないという特長があります。
『お客様の声を大切にする』『良いものを安く提供』のモットーを実現すべく、世界中のメーカーにかけあって低コスト&良品質の素材を集めています。
お馴染みのフリースやエクストラファインコットンが代表的な例ですね。オリジナル商品の研究開発に余念がないことも忘れてはいけません。
オープン時に呼び込みを行う
新店舗オープン時やリニューアルオープン時に、店頭にスタッフを配置して呼び込みを行う。
これも重要なユニクロの集客術の1つです。活気あるお店は積極的に利用したくなるものですし、「新しいお店は入りにくい」お客さんの緊張を解く効果もあります。
呼び込みの際に、目玉商品を紹介したりセール期間中であることをアピールするのも、購買意欲をアップさせるテクニックです。
消費者の心理をついたテレビCM
ユニクロの知名度や集客力は、あのテレビCMが支えている…といっても過言ではありません。
斬新でインパクトの強い映像、第一線で活躍中の芸能人やファッションモデルを贅沢に起用している。
これら要素が、ユニクロの商品を『どこにでもある安物』から『高級ブランドアイテム』のイメージへと昇華させているのです。「CMがオシャレだし、あの有名人も着てるからダサくないはず!」という消費者の心理を上手くついているとも言えますね。
人の集まるエリアに店を構えている
ユニクロはショッピングセンター内に店舗を構えていることが多いと思いませんか?
大勢の人が集まるエリアを狙うのは集客の基本ですが、クリアできていないお店は意外と多いもの。
しかしユニクロはその基本をしっかり守っています。
立地条件の良さ(交通の便がよく、分かりやすいところにある等)も、人を呼ぶための重要な要素です。
オンラインクーポンの配信サービスを実施している
ユニクロでは、オンラインクーポンの配信サービスを実施しています。
PCやスマホから会員登録やアプリのダウンロードを行うと、ネット通販や全国の店舗で使えるお得なクーポンを入手できるというものです。元々安い商品をさらにプライスダウンできるとあって、会員登録する人が続出しているのだとか。時代や流行に合ったサービスをしっかり抑えて提供しているところも、ユニクロの強みと言えるでしょう。