カサカサ乾燥肌を本気で何とかする人のまとめ
乾燥肌は化粧ノリも悪いし、見た目も疲れているような、老けているような…。
あまり良いイメージはありません。
チャンと保湿されている肌はそれだけで実年齢よりも若く、内面的な気持ちまでも明るい良い印象を与えます。
カサカサ乾燥肌やヒリヒリ敏感肌は肌のバリア機能が壊れているから…。
肌にとって潤いはとても大切なことは乾燥肌を体感しているなら身に染みているものの、保湿成分って色々ありますよね。
たくさんある保湿成分の中でも保湿力が高く優れた成分を補って肌質を改善に挑戦しましょう!
潤いをつかんだら離さない!注目されている保湿成分
肌の保湿力を高めるには潤いをキープするパワーの優れた成分が必要不可欠です。
なかなか改善されない乾燥肌とサヨナラするため、本気で潤いを目指すなら知っておきたいキーワードかも…。
セラミド
セラミドは表皮の角質層に存在し、乾燥や雑菌から肌を守るバリア機能を果たすために大切な成分。
角質層は肌の一番表面の部分で、厚さはわずか0.02mm。
それゆえ乾燥しやすい場所でもあります。
しかし、角質細胞をキレイに整えてくれているセラミドが不足してしまうと、角質層の構造がスカスカになってしまい、保湿どころか、肌の恒常性を維持できなくなってしまうのです。
そうすると、ちょっとしたことでも痒みを感じたり、ヒリヒリしたり…。
そう、これが肌トラブルを招きやすい、いわゆる敏感肌と呼ばれる状態。
肌の乾燥や老化を防ぐためにはセラミドを補って肌表面をしっかりケアすることが大切なのです。
ヒアルロン酸
軟骨部分などの機能を維持するために必要な成分であるヒアルロン酸。
ひざ関節炎などの治療や健康食品に使用されるヒアルロン酸は保湿性も高くスキンケア用品にも広く使われています。
ヒアルロン酸の潤いパワーはたった1gで水6リットルの保水力があるのだそうです!
元々肌や体のいたるところにも存在しているヒアルロン酸ですが、成長と共にその量は減少してしまいます。
なるほど、赤ちゃんの肌がプニプニしているのは、ヒアルロン酸の超保水力が肌細胞やコラーゲンを保護し肌のハリと弾力を保っていたのですね。
ヒアルロン酸を補って肌の潤いパワーを高めましょう!
フコイダン
昆布やモズクの独特のねばねば成分フコイダンは保湿性に優れています。
フコイダンは抗酸化作用・抗がん・抗菌作用や肌のキズなどをリペアしてくれるなどの作用が報告されているそうです。
保湿成分にフコイダンを使用したスキンケア用品もでてきていますが、美肌効果よりも健康効果が注目される機会の方が多いため、知らない人も多くます。
その美肌効果の知られざる可能性と使用感に人気が高まり、徐々にファンが増えつつある成分であると言えます。
イソフラボン(植物性女性ホルモン様成分)
大豆などに豊富なイソフラボンは女性をキレイにしてくれる【エストロゲン】と呼ばれる女性ホルモンに似た作用があり、美肌の有効成分としてコラーゲンやヒアルロン酸産生促進効果など注目されていました。
しかし、大豆イソフラボンの働きは、それだけにとどまらず、肌の表皮、真皮にまでも保湿効果が発揮されるのだとか。
真皮からしっかり保湿してくれるなんてすごい!
知らないとマズイ…ちょっとだけ注意が必要な成分
保湿力に優れていて、たくさんのスキンケア用品に含まれているけど、中には選ぶときには少し注意が必要な成分もあります…。
それはミネラルオイルとか、流動パラフィンと呼ばれる成分。
ミネラルと聞くと、肌にも良いイメージがありますが、由来はアスファルトの原料と同じ石油由来の鉱物油。
必ずしも天然成分が肌に良く、合成成分(石油由来)が悪いものとは限りません。
天然成分でも有害なものは有害です。
ミネラルオイルの安全性が問われている一つの理由として、一昔前、精製が不十分で不純物が混じったミネラルオイルが使われた粗悪な製品が市場へ出回った背景があります。
現在は精製工程の技術も格段に違って、純度の高いオイルとなり肌へも安心して使うことができるとされています。
また、保湿力も高く、化粧品の品質も安定させることができるために重宝されているのです。
しかし、ミネラルオイルが嫌われるもう一つの理由に、石油由来の成分の発がん性が問われていることも挙げられます。
石油由来成分のすべてに発がん性があるというわけではなく、流動パラフィンには実際に発がんの健康被害が出ていませんが、発がん性の理由から食品には使われてない石油由来の成分はたくさんあり、そういった背景を知って『危険性がある』理由で購入を避けている人は少なからずいます。