乾燥肌のメイクは昼ごろになるとボロボロ
乾燥肌のみなさん、こんな悩みはありませんか?
朝、起きて顔を洗ってスキンケアして化粧して・・・。
昼ごろになると顔が毛羽立っていたり、メイクがドロドロになっていたり。
こうして文字に起こすと、かなり遭遇したくない事態ですよね。
化粧をしているときも、悩みはありませんか?
このように、乾燥肌の人のメイクはなかなか大変です(私もとっても苦労しています)。
そこで、乾燥肌でもメイクを楽しむためのスキンケアとメイクのコツについて、まとめてみたいと思いました。参考にしてください。
朝、顔を洗うときは洗浄力の強い洗顔料を使わない
朝起きた時、顔が何となくべとついているような脂性肌の人ならともかく、顔がかさついているような乾燥肌の人は、朝から念入りに顔を洗ってはいけません。
洗浄力の強い洗顔料を使ってしまうと、顔にとって必要な脂なども落としてしまいます。
それでも、「朝、洗顔料で洗わないと顔がすっきりしないから嫌だ」と思う人がいるかもしれません。
そういう場合は、洗浄力の弱いアミノ酸系の洗顔料を使うといいでしょう。
これなら汚れを落としつつも、必要以上に脂を落とさないので、肌を痛めません。
洗顔はぬるま湯で行う。タオルでこすらない
顔を洗うとき、どれぐらいの温度の水で洗っていますか?
「熱いお湯じゃないとつらい」という人は、すぐにやめてください。
先ほど書いたこととも重複してしまいますが、お湯で洗うと顔にとって必要な脂まで落としてしまうのです。
乾燥肌の原因にもなってしまいます。
ベストなのは、ぬるま湯。
大体36度くらいの水で洗うといいでしょう。
顔を洗った後の拭き方も大事です。
タオルでごしごしこすっていませんか?
顔に摩擦を加えることになるので、悪い刺激になってしまいます。
あくまで、柔らかいタオルで、軽く押さえるようにふいてみるのがいいでしょう。
普段ごしごしこすっている、という人は、こうして見るだけでも全然仕上がりが違います。
化粧水はハンドプレスで
よく話題にのぼることですが、化粧水って、手でつけますか?それともコットンを使ってつけますか?
人によって、この回答は様々だと思います。
「手で付けたほうが肌には優しいといわれた」とか「コットンでつけたほうがよく浸透するといわれた」とか。
極論してしまえば、化粧水の性質、メーカーの意見によってどちらがいいかは異なるので、これが正解だと決めつけることはできません。
でも、メーカーが決めているつけ方がなければ、手でつけるほうが肌には優しいです。
先ほどの顔を洗う時のタオルとも関連しますが、どうしてもコットンでつけると顔をこすってしまう可能性が高くなります。
そのため、手で付けるほうが刺激は少ないはずです。
また、「パッティング」と言って、付けた後に顔をたたく人がいますが、あれも肌にとっては悪い刺激になります。
エステティシャンや化粧品カウンターの美容部員の方なら、しっかりと正しい方法を勉強してやっているので大丈夫ですが、素人が見よう見まねでやっても肌を痛めるだけです。
化粧水と乳液は重ね付けが基本
みなさんは化粧水と乳液、どれぐらいつけていますか?
乾燥が気になる方なら意識しているでしょうけど、一回つけて終わり、にはしていないですよね。乾燥が気にならないならそれでもいいですが、気になる場合は、二回から三回重ね付けしましょう。
そして、付けるたびに手の平で顔を覆って落ち着かせるようにしてください。
これだけでもずいぶんと違います。
時間があればパックをする
仕事に行く前の朝の時間は相当厳しいでしょうけど、パックをすることの威力は絶大です。
すごい人になると「それだけで顔がワントーン明るくなった」などということもあります。
もちろん、お化粧をする前にやっても、効果抜群です。
ただし、パックがカサカサに乾くまで顔に乗せているのはよくありません。
パックが程よく湿っているうちに顔からはがして、はがしたパックで肘やかかとを拭くと、つるつるになって一石二鳥です。
保湿効果の高い化粧下地を使う
みなさんは化粧下地を使っていますか?
化粧下地を使うとファンデーションの乗りが良くなりますし、顔色も明るく見えます。
この化粧下地を保湿効果の高いものにしておくと顔のかさかさから逃れられます。
化粧下地はファンデーションを顔に密着させてくれる効果もあるので、自分に合うものをしっかり研究しましょう。
ミスト化粧水を過信しない
スプレーを吹きかけると化粧水がミスト状になって出てくるアイテムって便利ですよね。
かけた後、ちゃんと保湿をしていますか?
保湿をしないでいると、そのミストから出て顔についた水が蒸発するにともなって、肌の水分も飛んでしまうのですよ。
これを避けるためには、保湿効果の高いミストを使うか、乳液などを付け直すかしましょう。
保湿の見直しを
乾燥肌の人が気を付けるべきポイントを並べてみました。
結局、乾燥肌の人がやるべきことは「保湿」に尽きるのではないでしょうか。
もし、よくわからない肌トラブルに悩まされているようなら、まず「保湿」を見直してみてください。