バストアップは普段の食事から
最近は健康に限らず、ボディーメイク用のサプリも登場していますが、バストアップ用のサプリも存在します。このバストアップ用サプリメントは、バストを育てる成分を効率よく摂取することを目的とした補助食品で、大抵「薬品ではなく食品です」とうたって販売しています。 これを取り入れることも広い意味では「食事法」といえるかもしれませんが、今回は普段の食事として生活に取り入れやすい例をご紹介しましょう。女性ホルモンの代用品「イソフラボン」
バストの成長は、女性ホルモンの活躍によるものです。イソフラボンとは、女性ホルモンと似た働きをすることで知られています。イソフラボンは、全ての女性の味方といっても過言ではないでしょう。ただし、イソフラボンが効果を発揮するのは、成長期を過ぎた年代にだけです。成長期にはもともと女性ホルモンが大量生産されているので、イソフラボンを取り入れても激的な効果は期待できません。
イソフラボンを含む食品
大豆日本には、古くから大豆の加工製品が多数存在しています。和食の大半を大豆が占めているといってもいいかもしれません。イソフラボンの優秀なところは、加工されてもその成分が壊れてしまわない点にあります。味噌に至っては、加工で成分が壊れるどころか強化されるのですから、驚きですね。
枝豆、モヤシ、煮豆、豆乳、湯葉、豆腐、高野豆腐、おから、煎り豆
大豆油、しょうゆ、きな粉、味噌、納豆、油揚げ、厚揚げ、がんもどき
プエラリア・ミリフィカ
バストアップサプリメントに配合される食品として、多くのメーカーにチョイスされているのが、このプエラリアです。
プエラリアに含まれるイソフラボンの量は、なんと大豆の40倍ともいわれています。しかし、原産地がタイやミャンマーであることから、日本に住む個人が「食材」として入手する事は非常に困難です。
プエラリアをバストアップ計画に取り入れたい場合には、素直にサプリメントを選択する事をオススメします。
ブラックコホシュ
耳慣れない単語かもしれませんが、ブラックコホシュとはハーブの一種です。日本ではハーブティーやサプリメントとして販売されています。プエラリアと同様に「食材」として入手し食事のメニューに取り入れることには向いていません。
女性ホルモンを活性化する「ホウ素」
「成長期には女性ホルモンは十分に足りているはずなので、食品から取り入れても大きな効果は得られない」と前述しました。では、成長期にバストアップを目指すならどんな成分が役立つのでしょうか?ホウ素を含む食品
果物類リンゴや梨・桃・ぶどうなどが当てはまります。ホウ素は熱加工をすると壊れてしまうので、熱を加えることなく生のまま摂取できる果物類は、ホウ素を取り入れるためには最適な手段です。
カットフルーツ、フルーツジュース、スムージー、フルーツポンチ
ヨーグルト和え、凍らせて、練乳・砂糖をかけて
キャベツ
「ボロンがバストアップに効く」という話題の発端ですね。
マメ類
生食できる豆類には、「豆苗(とうみょう)」などがあります。
海草類
昆布なども当てはまりますが、ホウ素を取り入れる目的ならワカメなど、火を通さずに食べられる海草がオススメです。海草サラダや酢の物にしていただきましょう。水で戻すと増えるタイプの乾燥ワカメをスナック感覚で食べ過ぎて、水を飲んだ後に大変なことになったという例もあるので注意してください。
血行を促進する「ビタミンC」「ビタミンE」他
「血行を促進することがバストアップにつながる」という説があります。体中のすみずみまで栄養が行き渡るのは、血液のおかげですね。どれだけバストアップに効く成分を取り入れても、血行が悪ければ満足な効果は得られず、バストアップに効く成分を摂取すると同時に、血行を促進するとより高い効果が期待できる、ということがいえます。
ビタミンCやビタミンEには血行を促進する効果があり、間接的にバストアップに効果のある栄養素となります。
ビタミンCを含む食品
熱加工に弱いので、生食できる素材が望ましいですね。ジャガイモ
ジャガイモに含まれるビタミンCは、デンプンによって保護されているため、熱加工をしても壊れにくく、使いやすい食材です。
肉じゃが、じゃがバター、ジャーマンポテト、ポテトグラタン、ポテトサラダ
ガレット、カレーライス・ハヤシライス・シチュー、ポテトクッキー、大学いも
スパニッシュオムレツ、いももち、ニョッキ
果物類
レモン・キウイフルーツ・イチゴなどにビタミンCが多く含まれています。
肉体を形成する「たんぱく質」「アミノ酸」
バストも人間の肉体の一部ですから、成長のためには体を形成する栄養素は欠かせません。「たんぱく質をとりすぎると太ってしまうのでは?」という懸念もあるかもしれませんが、豊満なバストとはいわば脂肪の塊です。取り入れた栄養がきちんとバストの成長に使われるよう意識をして、たんぱく質だけではなくほかの栄養素もバランスよく取り入れることで、バストアップの効果は十分に期待できます。
たんぱく質を含む食品
肉類・魚類生き物の体を作るために生き物の体を取り入れるという、最も原始的な方法ではありますが、高い効果が得られます。
お肉は脂肪を蓄えるために必要な栄養素を多く含んだ食品ですから、特別「から揚げ」というメニューに限定せずにお肉料理全般がその可能性を秘めていたのです。
卵類
肉とは別に分類されますが、卵は成長すると肉となる立派な肉予備軍です。ひとつの生命が誕生するために必要な栄養素を全て備えているのですから、優秀な栄養バンクであるのも当然といえるでしょう。
卵というとニワトリの卵ばかりが思い浮かぶかもしれませんが、イクラやタラコといった魚卵もたんぱく質を取り入れるためにはとても良い食材なのですよ。
タマゴスープ、タマゴサンド、タマゴサラダ、ゆでたまご、温泉たまご、目玉焼き
オムレツ・オムライス、卵とじ丼、タマゴかけご飯、スクランブルエッグ、たまご焼き
バランスよく取り入れよう
いかがでしたか?今回はバストアップに効く成分と、その成分を含む食品、さらにその食品の食べ方の例などをご紹介しました。まとめると、バストアップに効く成分には以下のものがあります。イソフラボン、ホウ素、ビタミンC、ビタミンE、たんぱく質、アミノ酸。もちろん、これらの栄養素だけを狙い撃ちして大量摂取すれば良いということはありません。栄養素によっては、過剰摂取にデメリットを持つものもあります。大切なのはバランスよく栄養を取り入れることです。