バックパッカーがタイへ旅に出る4つ理由|トピックスファロー

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2012年10月11日
バックパッカーがタイへ旅に出る4つ理由

世界中のさまざまな国を、「バックパック」と呼ばれるバック1つで旅をするバックパッカーに人気の国がタイです。バックパッカーを引き付けてやまない、「微笑みの国」の魅力について調べてみました。

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
  

バックパッカーが憧れるタイの素顔

バックパックを背負って気ままに一人旅なんて、旅好きなら一度は行ってみたいはず。そして、バックパッカーが行ってみたい旅先として、最初に上がるのがタイ。
多くの人の旅心をつかんで離さないタイのさまざま魅力が、バックパッカーを旅に駆り立てるのです。

1.治安が良い

外務省が発表している危険情報の中に、「安全対策の4つカテゴリー」という情報があります。
これは、渡航・滞在するにあたって、外務省がその国の治安情勢などを総合的に判断し、それぞれの国や地域に対する安全対策の目安を知らせるもので、首都バンコクは、その中では最も危険度の低い「十分注意してください。」に分類され、一部はさらに引き下げられています。
おおむね安全なレベルで、東南アジア諸国の中では、比較的治安が良いといえます。

ただし、やはり安全な日本に比べると、治安が悪いのは確かで、地域によっては、危険度の高いカテゴリー分類される地域があるため、旅行中は、安全情報の収集に気を配る必要があります。

2.物価が安い

2012年6月、世界最大規模の旅行ポータルサイトのトリップアドバイザーが発表した、旅行者の出費を比較調査した「旅行者物価指数」で、旅行者物価の安い国の3位に、バンコクが選ばれたのです。
これは、夏季(6月~8月)の旅行シーズンに、旅行者が1日に使う旅費をモデル化したもので、2人で2マイルの距離をタクシーで夕食に出かけ、現地のスタンダードなメニューとカクテルを二人分注文し、さらに4つ星クラスのホテルに泊まった場合にかかる費用が、調査の対象になっています。

旅行者のお財布に最も優しいとされたのは、ベトナムのハノイの1万1,162円で、3位のバンコクは1万2,779円でした。
ちなみに、東京は2万7,685円で世界のワースト13位、そしてワースト1のロンドンはなんと4万907円と、バンコクの4倍近い値段になりました。

ただし、ここで上げられた費用は、あくまでも4つ星クラスのホテルに泊まった場合。贅沢しなければ、もっとお金をかけずに、過ごせるのです。

3.穏やかな国民性

「ほほえみの国」と称されるなど、穏やかで優しいイメージの強いタイ人。
敬虔な仏教国であるタイでは、四無量心「慈(相手の幸福を望む心)・悲(相手を哀れむ心)・喜(相手の幸福を喜ぶ心)・捨(平静で落ち着いた心)」などの、仏教の教えが日常に根付いるのです。
そのため、人に親切にすることや、人前で短気や感情的にならないことが、当たり前にように考えられています。

そして、有名なのが、日本人に対して好意的だということ。特にタイ語が話せる日本人が少ないことから、日本人がタイ語で話しかけると、かなり喜ばれるそうです。
また、タイでは日本の漫画の人気があるため、日本に対して親近感を持つ人が多いようです。その中でも、身近なお坊さんが主人公の「一休さん」が大人気。タイ人と仲良くなる近道は、タイ語で「一休さん」をネタにするのが一番かもしれません。

4.長く滞在しても飽きない

エメラルド寺院 ワット・プラケーオ ワット・シーラッタナーサーサダーラーム

photo by D.Alyoshin on wikipedia

寺院・宮殿などの豪奢な建造物や、南部のビーチリゾートなど、観光地としてもさまざまな顔を持つタイは、長く滞在しても、決して飽きることはありません。
バンコクだけでも、歴代の国王が建造したという王宮や、黄金に輝く仏塔がまぶしいエメラルド寺院、ワット・トライミットの黄金の仏像など、訪れておきたい場所がいっぱい。

また、北部のチェンマイや中央部のアユタヤなどの古都では、遺跡や古寺、王室ゆかりの建物など、タイの歴史にふれることができます。
そして、タイを訪れたなら絶対にはずせないのが、南部に点在するアジアでも有数のリゾート地です。特に、映画「ビーチ」のロケ地にもなった、ピピ島に憧れるバックパッカーは多いのでは。
そのほかに、タイリゾートの筆頭のプーケットや、ジュゴンの生息地としても有名なトランマンタに会うことができるタオ島など、さまざまなビーチでのんびり過ごしてみてはいかがでしょう。

著者:坂下モド

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
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ペットを飼っている関係上、ペット関連の記事を多く執筆。現在ではジャンルを問わず、政治・経済なども