やんばる食堂のランチはとにかく値段が安くてボリュームもある
ご紹介する食堂は、地元民なら誰でも知っている『やんばる食堂』です。ここ『やんばる食堂』は沖縄大学近くに位置しており、学生さんや先生方は勿論、サラリーマンやOLの方たちも足を運ぶ程の人気を誇っています。
・ポークと玉子焼き
定食料理の定番メニューが「ポークと玉子焼き」。ランチ時にピッタリなメニューです。通常ならご飯に味噌汁が付いてくるものですが、このお店ではほとんどの定食に、小さめのお椀によそったスープに「沖縄そば」が入ったものが付いてきます。
ポークはランチョンミートにした豚肉を薄く三枚にスライスし、中華鍋で炒めてあります。焼き上がった少し大きめのポークは、焼き目がついています。口にすると塩加減の丁度良い味が口の中で広がります。ポークに玉子焼きとサラダが添えられていて、こちらは納得の「530円」と言う安さです。
・サバのカラアゲ定食
「サバのカラアゲ定食」は、ご飯に漬物が少々と、こちらも小さいお椀に入ったスープに沖縄そばが入ったものが付いてきます。メインは、大きいサバのからあげ。これがお皿の上にのせられて、そこにマカロニサラダと千切りレタス、玉子焼きが添えられています。
これだけでもお腹いっぱいになりそうですが、実はまだあります。赤身魚の刺身も付いてお値段なんと、「630円」と言う安さなのです。揚げたてのサバのからあげは、外はカリッとした食感に、中はホクホクしていて、とてもご飯が進む定食料理となっています。
・サンマのカラアゲ定食
「サンマのカラアゲ定食」は、揚げたてのサンマのからあげが、何匹お皿にのせてあるのか数えてしまうくらい、ボリュームが凄いです。こちらも「サバのカラアゲ定食」と同様、マカロニサラダ、千切りレタス、玉子焼き、小さ目のお椀に入った沖縄そばと刺身も付いて、「630円」です。これまた驚きですよね。
・Cランチ
「Cランチ」は、大きい豚カツにウインナー1本、ポークと玉子焼き、サラダにライス」、そしてスープも付いて、合計7品でお値段なんと「650円」と言う安さなのです。
・Bランチ
「Bランチ」は、ハムとチーズ、ポテトフライが追加されて、合計9品で「780円」。
・Aランチ
「Aランチ」では、ウインナーが2本とハンバーグも追加され、合計10品で「880円」と言う安さ。言葉が出ない程の驚きのボリュームになっているので、ガッツリ食べたい人にはおすすめのメニューです。
やんばる食堂での夕食も魅力
「やんばる食堂」はランチ時だけでなく、夕方から夜にかけても、大勢のお客さんで賑わいます。それほどの人気の秘訣はメニューの多さと、家庭料理に近い味があることだと言われています。
・ゴーヤー定食
ランチ定食や肉料理、魚料理に炒め物、そばに揚げ物、丼物に汁物と言った数多くのメニューが店内を見回す程壁に張り付けていますが、沖縄の家庭料理が味わいたいと言う方にはまず、「ゴーヤー定食」をおすすめします。
「島豆腐」にコンビーフが入った「ゴーヤーチャンプルー」、刺身にライス、ここでも沖縄そばが入ったスープも付きます。
・チキンそば定食
沖縄そばの上に揚げたてのチキンカツが盛られた「チキンそば定食」は、ご飯とお刺身と、目玉焼きにサラダが付いてボリュームたっぷりです。
・やんばるそば
やんばる食堂の人気料理でもある「やんばるそば」は、肉にたれを染み込ませた「生姜焼き」をたっぷりそばの上に添えて、玉子焼きを短冊切りにしたのも添えて、さらに細かく刻んだネギ、少量の紅ショウガをかけてあります。濃厚なスープが麺に絡んで、とても美味しい一品となっています。
地元の人しか知らないメニューもやんばる食堂には豊富
ご紹介したメニューの他にも、沖縄ならではの料理がやんばる食堂にはたくさんあります。
・ちゃんぽん
おそらく皆様がイメージしている「ちゃんぽん」は、器の中にスープが注ぎ込まれ、太麺と、豚肉に魚介類、さらに野菜もたっぷり入った麺料理でしょう。ですが、沖縄のちゃんぽんは「麺」ではなく、「ご飯」なのです。ご飯の上に、キャベツや白菜などの野菜に、きのこやお豆腐、コンビーフをのせて、そして玉子でとじます。沖縄の食堂に足を運んで「ちゃんぽん」を注文した際に、初めは「えっ」と驚くかもしれません。しかし、沖縄ではこれが普通なのです。しかも絶品料理なので、是非とも食べてもらいたいです。
・ちゃんぷる料理
先程にもご紹介した「ゴーヤーちゃんぷる」の他にも「豆腐ちゃんぷる」、「麩ちゃんぷる」と言うメニューがあります。「ちゃんぷる」とはあまり耳にしないかと思われますが、これも沖縄の伝統料理となっています。
そもそも本来の「チャンプルー」とは沖縄の方言で、「混ぜこぜした」と言う意味。野菜や豆腐に限らず、様々な材料を一緒にして炒め合わせたものを言います。
・中味汁
沖縄の郷土料理の一つとされる「中味汁」も絶品です。「中味」は「豚の内臓」の事を言い、「モツ」とも言います。スープで煮込まれたモツの歯ごたえと食感がたまらないくらい抜群です。また、刻んだショウガとネギも入って風味も良くなるので、美味しさがさらに広がります。
やんばる食堂は24時間営業!?
「夜遅くに沖縄着いたけどお腹が空いた。何処でご飯食べよう・・・」、「こんな夜遅くまで飲食店やってるかしら」、「あぁ、飲み会で夜遅くまで飲んでしまった。でも腹が減って仕方がない」、など。
ご安心を、『やんばる食堂』は24時間営業しております。
0時を過ぎでも、深夜3時を過ぎても営業しているので、急にお腹が空いたら、「そうだ、『やんばる食堂』に行こう」と、思い至って下さい。
それと今回、ご紹介出来なかったメニューも多数あります。どれも必ず満足がいくメニューです。誰もが一度、足を運んだらまたついつい来てしまう。そんな『やんばる食堂』が、これからも多くの人に愛され続ける事を願うばかりです。