【女子旅におすすめ】おしゃれなレトロ港町・門司(もじ)の魅力|トピックスファロー

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2013年2月4日
【女子旅におすすめ】おしゃれなレトロ港町・門司(もじ)の魅力

女同士で旅に出るなら、やっぱり外せないのが美味しいものと、そして、そこでしか味わうことができない街の魅力です。異国情緒あふれる門司(もじ)は、そんな旅のコンセプトにピッタリの街です。

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
  

門司(もじ)の基礎知識

『門司って何県なの?』という、素朴なギモンを持っている人は多いはず。近郊に住んでいるか、行ったことがあるという人でなければ、細かなことは分かりませんよね。
門司というのは、福岡県の北九州市にある7つの区の内の1つで、九州の最北端にある企救(きく)半島に位置します。
関門海峡を挟んだ向かい側、本州の最西端にある山口県の下関市とは、関門橋でつながっているため、車なら5分もあれば本州側に渡ることができるのです。

実は、この関門海峡は、平家の滅亡のきっかけとなった、平安時代末期の1185年に起こった「壇ノ浦の合戦」の舞台でもあるのです。そのため門司は、女子旅だけではなく、歴史的な観光地をめぐる歴女旅にもおすすめの場所だといえます。

いろいろあります!門司の魅力

門司は、山と海に囲まれた美しい町です。その中でも、門司港を中心としたエリアでは、年間を通してさまざまなイベントが開催されているため、春・夏・秋・冬のどの季節に訪れても、きっと満足のいく旅になるはずです。

「ふぐ」や「牡蠣」などの海の幸がおいしい

市街地の北西部に広がる門司港は、海峡の向かい側の下関に並ぶフグの名産地。また、門司港とは反対側の南東部では、「豊前海一粒かき」と呼ばれる牡蠣の養殖がさかんなのです。

ふぐと牡蠣はともに冬の時期に美味しいことから、門司では、1月には「かきフェア」、2月・3月には「ふぐと灯りとひなまつ」が開催されます。会場では、新鮮な牡蠣を使った焼き牡蠣や、地元でなければ食べられないオリジナルのふぐ料理が味わえるため、美味しいものが大好きな女子にはおすすめのイベントです。

おしゃれでレトロな建物が多い

1889(明治22)年に開港した門司港は、ヨーロッパなどとの貿易の拠点として栄えたことから、当時、街にはおしゃれな洋館などの建築物が多く建てられました。そして、今でも残るそれらの建物が、現在の、門司のレトロな街並みのアクセントになっています。

その中でも、特におすすめなのが旧門司三井倶楽部です。
現在は、レストランや門司出身の女流作家林芙美子の資料室として使われている、この建物の見どころは、ヨーロッパの伝統的な建築工法で建てられたおしゃれな外観と、アインシュタイン夫妻が宿泊したという部屋です。
建物の2階にある、アインシュタイン夫妻が滞在した際のエピソードが紹介されている「アインシュタインルーム」では、あの天才が肌で直接感じた門司の魅力が発見できるかもしれません。

港に広がる美しい夜景

世界の3大夜景に数えられる函館や、新3大夜景に選ばれた長崎など、港町には美しい夜景がつきもの。そして門司でも、2つの港町に負けず劣らず、素晴らしい夜景を楽しむことができます。

夜景を望むおすすめのポイントは、関門橋のスタート地点となっているめかり公園です。
門司城跡でもあるこの公園は、小高い丘になっていて、北側にはライトアップされた関門橋とその向こうに広がる下関の夜景、そして、南西側には門司港に沿って広がる門司の市街地の夜景の、両方を楽しむことができるのです。
これだけ本州と九州の夜景を同時に、しかも間近に見られるのは、ここだけ。ほかの港町にはない、貴重な夜景をご堪能下さい。

著者:佐藤和子

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
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学生時代から文章を書くのが好きだった影響で、社会人になってからも、こっそりと週末ライターを続ける。新しいもの好きで、常にアンテナ張っています。