増加する健康食品の通販トラブルを回避する4つの知恵【JADMA発】|トピックスファロー

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2013年1月10日
増加する健康食品の通販トラブルを回避する4つの知恵【JADMA発】

通販トラブルから身を守る知恵は現代では必須リテラシー。インターネット通販などでサプリメントや健康食品を購入する時に発生しやすいトラブルを回避する4つのチェックポイントを紹介しています。

取材ライター
  

増える健康食品の通販利用者と通販トラブル

自宅にいながら買い物が楽しめる通販。
カタログやテレビだけではなく今やインターネット通販も市場を大きく拡大し続け、誰でも気軽にショッピングを楽しむことができます。

しかし、インターネット通販が広く定着するのにつれ通販のトラブルの件数は増えているのだそうです。

健康食品の通販トラブルが増加中

人気のある商品ジャンルほど通販トラブルの件数も多くなる傾向が見られ、健康食品関連も例外ではありません。
日本通信販売協会(JADMA)によるデータを見ると、健康食品関連では返品などに関連する通販トラブルが多い傾向が伺えます。

このため健康食品関連の一部で絶えない消費者トラブルの対策としてJADMAでは健康食品の登録制度を設け自主規制に踏み出しています。

毎年の実態調査を基に更新されるサプリメント取扱登録制度には、会加盟企業の把握、商品の広告表示や安全性のチェック体制の整備、消費者からのトラブル相談や健康被害の発生に迅速に対応する体制を整えるなどの目的とすでに公表されているサプリメント取扱ガイドラインの順守状況を把握し、より具体的な活動の強化を図る目的があるのだそうです。

“保健機能食品”と“いわゆる健康食品”の境目

日本においては、人間が口にするものは医薬品か食品かのどちらかとされているので、原則薬局薬店で販売される医薬品でないものは “食品”という扱いになります。
そのため健康食品はあくまでも“食品”カテゴリに分類されています。

健康食品は大まかに“保健機能食品”と“いわゆる健康食品”の二つに分けられています。
そこからさらに厚生労働省の“保健機能食品制度”によって“特定保健用食品(トクホ)”と“栄養機能食品”のふたつを保健機能食品として扱っていますが、これらの保健機能食品以外の健康食品は“いわゆる健康食品”と表現され一般食品に分類されています。

【トラブル回避の知恵】インターネットで健康食品を購入する時のチェックポイント

健康食品の通販トラブルを回避するには、自己防衛策も肝心になります。
インターネットで健康食品を購入する時には以下のことについて特に注意するようにしましょう。

(1) 健康食品は医薬品ではない事をちゃんと認識すること

健康食品に関するトラブルの原因は様々ありますが、効能や効果を見ているうちについつい医薬品のような効果を期待してしまうと特に苦情に繋がりやすいと言えます。

保健機能食品のうち、“特定保健用食品(トクホ)”は、国の定めた規格や基準を満たす科学的根拠があって、厚生労働省から特定の保健用途における効能を表示する許可を得たものをいい、“栄養機能食品”は12種類のビタミンと5種類のミネラルのうちいずれかを含んで基準を満たしていて厚生労働省に届け出なくても定められた栄養機能の効能効果を表示できる食品をいいます。

これら以外は全て一般食品として扱われ、保健機能食品以外の健康食品も含みます。
保健機能食品以外の健康食品は“いわゆる健康食品”と表現され、痩身効果などをはじめ、成分による医学的な効能や効果を記述することはできません。

食品
保健機能食品 一般食品(“いわゆる健康食品”)
特定保健用食品
特定保健用食品 トクホマーク
栄養機能食品
国の認可により効能効果の表示が可能 定められた栄養素の効能や効果に限り表示が可能 成分による効能効果の記述は薬事法違反

(2) 誇大広告を真に受けないこと

栄養素による人体への効能効果が科学的根拠によってハッキリと証明されていない食品はたくさんあります。
先に述べたように、栄養素がもつ機能の表示可能な範囲は決まっています。
スリムになった、病気が治癒したなどの体験談は魅力的に見えますが、惑わされないように注意するべきでしょう。

(3) 返品条件を事前に確認すること

健康食品などは、商品の特性上、開封後の返品は難しいために必ず事前に返品条件をよく確認しておくことがトラブルを防ぐためにも大切です。

商品によっては未開封・未使用が返品条件になっていたりすることも珍しくありません。

ダイエット商品などでは“効果のない場合全額返金保証”を謳っている業者もありますが、厳しい条件を設け実質なかなか返金に至らないというケースは多く見られるそうです。

健康食品類は返品・返金は特に難しいことをよく踏まえ、返金保証などの甘い条件には安易に応じないように注意しましょう。
また、例えまとめ買いが割安だとしても一度の大量購入は避け、まずは少量から試すとよいでしょう。

(4) 医薬品との相互作用を考慮すること

なにか治療中の病気がある人は、商品を購入する前に担当医師と健康食品の摂取について相談をしてください。

著者:和田ちえみ

取材ライター
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三度の飯より書くこと聞くことが好き。インタビューやプロフィール作成、企業社内報など堅い文章も書けます。人の話を聞き、それをまとめるお仕事が多いです。