【専門学校への進学】一人暮らしに学生マンションが選ばれる理由|トピックスファロー

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2012年12月6日
【専門学校への進学】一人暮らしに学生マンションが選ばれる理由

親元を離れての、初めての一人暮らし。今、「学生マンション」を選ぶご家庭がふえています。どうやら、保護者の方、ご本人の両方が満足することができるというのが、選ばれている理由のようです。

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学生マンションとは?

最近、「学生マンション」という言葉をよく耳にしますよね。
学生会館との違いが良くわからないという人も多いのではないでしょうか?
ここでは、そんな、学生マンションと学生会館との違いについてご説明します。

一昔前、学生が進学のため親元を離れる場合に選ばれていたのは、たいてい下宿や学生寮でした。
トイレやお風呂は共同で、食事は食堂で食べる、そんな下宿や学生寮の流れを汲むのが学生会館なのです。
学生会館は、家具付きの個室というのが一般的で、食事付きのため、栄養のバランスのとれた手作りの料理が食べられるのも特徴の一つです。
また、寮母や管理人が常駐している、門限があるなどの理由から、安全性が最大のメリットだといわれています。

それに対して、学生マンションは、いわば学生のための専用マンションです。
住民がすべて学生というだけで、あとは一般的なマンションとほとんど同じ。
部屋やバス、トイレの掃除はもちろん、地域で決められたルールに従ったゴミ出しも自分一人でしなければいけません。
自由がある分、さまざまな責任が伴うのが学生マンションの特徴なのです。

このように、一般のマンションと学生会館の中間に位置するのが、学生マンションだといえます。

学生マンションが選ばれる理由

最近、大都市圏で急激に増えている学生マンションは、どのような理由で学生の人気を集めているのでしょう。

学生会館にはないメリット

プライバシーが守られる

いくら個室とはいえ、プライバシーがないということで敬遠されがちな学生会館に対して、一人暮らしを満喫できるのが学生マンションです 。
マンションの一室を一人で占有することができる喜びは、学生マンションでなければ味わうことができないでしょう。

門限がない

学生会館には門限があります。
一般的に夜11時が門限とされ、それ以降は入館することができないというルールを設けている学生会館がほとんど。
それに対し、学生マンションには特別な時間のルールはありません。
そのため、アルバイトやクラブ活動で遅くなりそうになっても慌てて帰る必要はないのです。

2人での入居が可能

例えば、姉妹が2人揃って進学する場合、学生会館では2人分の費用が丸々かかってしまいます。
ところが、学生マンションには2人が入居可能な物件が用意されているため、部屋代をかなり安く抑えることができるのです。

一般のマンションにはないメリット

住民間のトラブルがない

学生マンションは、お隣も、階下に住んでいる人も、住民全員が学生です。
そのため、生活サイクルが異なる、さまざまな住民が住んでいる一般のマンションに比べて、住民間のトラブルが起きにくいのが学生マンションの特徴だといえます。
さらに女性専用のフロアーを設けたり、女性専用の学生マンションもあるため、一般のマンションよりも女性でも安心して生活することができるのです。

セキュリティ対策が充実している

一般的なマンションにはない、学生マンションの最大のメリットといえるのが、このセキュリティ対策にあるといっても過言ではありません。
学生だけが住むマンションということで、一般的なオートロックやドアモニターはもちろん、大手のセキュリティ会社が24時間体制で管理しているというところも少なくありません。

通学に便利

学生マンションということで、学校に近い、または、通学に便利な場所にあるのは当たり前。
さらに、夜間の一人歩き、日用品や食料品の買い物など、学生の一人暮らしに配慮された場所に建てられているのも学生マンションの特徴なのです。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。