結婚生活が円満に過ごせるための15分
一日15分の積み重ね
念願かなってゴールインしたはずなのに、数年後には会話ゼロなんていう夫婦も多いのが現実。その理由は時間のすれ違いが一番。お互いが仕事を持っている場合は特に気を付けないと顔を合わせることのない日も増えてきてしまいます。
二人が同じ時間を共有することは、結婚生活を楽しく長く続けることにつながります。一日15分でいいので話をするようにしましょう。
会えない時間も安心
毎朝その日の気分や具合といった簡単なことから、困っていることなども話すようにしましょう。
些細なことでも情報を入れておくことで、会えない時間にも相手のことを気遣うようになります。アツアツの新婚時代から朝の会話を習慣化すると長続きしやすいです。
その日の行動予定をお互いに話すことで相手の行動を詮索しなくてもよくなります。気持ちが離れないためにも日ごろから話をしていることは大切。もし様子が違えばすぐに気が付くでしょう。束縛するのではなく、相手の行動がわかれば安心できます。
朝に話をする時間を作ろう
夜より朝が最適
朝からきりっと、お互いに食卓に着いて手際よくミーティング。そんなできる夫婦をめざしましょう。専業主婦の奥さんも旦那さんに予定を把握してもらうなら朝の方が吉。飲んで帰ってきた相手に、色々な報告をしても頭に入っていないものです。
朝は時間がなくて少しでも長く寝ていたい気持ちはわかります。では、夜ならいいのでしょうか?夜はもっと疲れていて、相手の話を聴く心の余裕がないことも多いですね。どちらにしても忙しく疲れているなら、朝の方が効率的。
いっそのこと二人で早起きして、ウォーキングをしながら情報交換すれば健康にもなってもっといいかも。「忙しい」、「疲れた」が口癖の人、相手に気を許しているからとって、甘すぎては夫婦関係に良いことはありません。
子どもができてからも続けたい習慣
子どもができた時には、もっと多くの情報を共有する必要が出てくるでしょう。子どもの体調や成長の様子、幼稚園や学校などについても共有したい話題が増えます。
普段から決まった時間にコミュニケーションをとるようにすると、二人のリズムが作れます。子どもが生まれて忙しくなっても朝15分の週間を続けられるといいですね。
朝の会話が二人を変える。仮面夫婦にならない
いつまでも新鮮でいたい
一生添い遂げるパートナーと決めた相手だから一緒にいなくては、という義務感から生活するのは苦しいことです。そんな「仮面夫婦」にはなりたくないですよね。
いつまでも新鮮な気分でいるために、相手のいいところを発見する機会を持つことは大切。そのためにも、毎日話をすることがとっても重要です。たった15分の会話でも、毎日している夫婦としていない夫婦では離婚率も違ってきます。
仲良し夫婦、話し方のポイント
なにげない世間話で相手にとって意味のないようなことも、お互いが話をすることに意味があります。どちらか話好きな方ばかりが話すのではなく、キャッチボール式の会話ができるようになるのが理想です。
いつもたくさん話している方は聞き上手を心がけると驚くほど会話がスムーズに。ポイントはこの3つ。
・まず認める:「そうなんだ」「たいへんだったね」といった相手の言い分を認めてねぎらう言葉をまず初めに持ってきましょう。内容に意見する時もまずは認める姿勢が大切です。
・最後まで話させる:話が読めたから、いつも同じことを言っている、そんなときでも相手の話をさえぎらないで。相手を認めることは、相手の言いたいことを言わせることに始まります。
・相手の目を見る:どれだけ話を真剣に聞いてくれるかは、表情からよく伝わります。「ふーん」といった生返事ではかえって気を悪くすることも。相手の目を見てしっかり聞いているよというアピールも大切です。
携帯電話やテレビを眺めながらではなく、きっちり目を見て話すことも必要。「今日の予定は?」「昨日はどうだったの?」といった会話を始める区切り言葉でメリハリをつけるのもいい方法です。
朝なので話を手短にまとめたいという思いがお互いにあると、効率的な情報交換にもなります。夜の帰宅時間は一定でなく、毎日話ができない夫婦も多いものです。朝の出勤前に夫婦で話をする習慣の方がつきやすくなります。
夫婦の会話時間が長いほうが、いざというときに絆の強い夫婦になれます。相手の話を聞く姿勢を大切に、夫婦のコミュニケーションを楽しみましょう。