同スペックなのに“超モテ子”と“モテない子”、何が違う?
結婚相談所ganmi代表アドバイザーの三島光世です。何回ぐらい、お見合いをすれば成婚に辿りつけるのか、ご存知ですか?
結婚相談所に入会したら、プロフィールをつくり、お見合いを組みます。
3ヶ月くらいの間に10回前後お見合いをして、よいお相手が見つかり成婚・・・
となれば、かなりスムーズといえます。
私の相談所の会員さんにも、この流れを目指しましょうと最初にお話をしています。
でもときどき、超モテモテ状態、つまりお見合いをしたほとんどのお相手から交際を申し込まれてしまい、どうしよう…という、うれしい悩みを相談されることがあります。
一方で、何十回お見合いをしても次につながらない。
自分は相手に好印象を抱いたのに、断られ続けてばかり、原因がさっぱりわからない、という人もいます。
両方共、年齢やルックス、仕事などのスペック的にはほぼ同じでも、こういうことはあるのです。
超モテモテの人と、全然モテない人の違いは、どこにあるのでしょうか。
まず相手に話をさせる!
超モテ子の会員さんと話して感じるのは、会話をするときのサービス力がすば抜けて高いということです。たとえば、お茶のおかわりのタイミングで気を利かすといった、わかりやすい気遣いだけではありません。
相手に「この子、話しやすいな」と思わせる雰囲気づくりが上手いのです。
では、相手に話しやすいと思わせるには、どうしたらいいのでしょう。
初めてのお見合い、または初デートのときは、自分の話は後回しにして、まず相手の話に合わせてください。
相手が何を話したがっているかを探るのです。それはたとえばこんなことかもしれません。
●仕事の専門分野
●最近見たテレビ番組
●趣味の話
●着ている洋服の話
●食事の話
など。●最近見たテレビ番組
●趣味の話
●着ている洋服の話
●食事の話
話の糸口を、相手の態度やちょっとした言葉から探りましょう。
ほとんどの男は“俺トーク”がしたい
ここまで読まれた方は、なぜ相手に話をさせるとモテるのか、と思うかもしれません。お見合いというのは、男女が話をする場です。
でも、初対面のふたりが、いきなり意気投合!とは限りません。
話しベタな人や、緊張から言葉がつまる人もたくさんいます。
そんなとき女性側は、「頑張って私のアピールをしなきゃ!」と焦ってしまう人が多いです。
そして、自分のことばかり、喋りすぎてしまうのですね。
でも、ぜひ覚えておいてください。
ほとんどの男性は「俺がたくさん話したい」し、「気持ちよく話を聞いてくれる女性が好き」なのです。
「私、話好きだし、初対面の人とも会話が得意です!」という女性ほど、相手から断わられたりします。
こういう女性は、実は相手の話を遮って、自分だけが話しまくっている場合がとても多いです。
相手の男性は一見、和やかに話を聞いているように感じるかもしれません。
でも、「初対面でこれだけ話すなら、結婚したら毎日マシンガントークを浴びるのか」「人の話が聞けない女はウンザリだよ」と思われている可能性が高いです。
デート後、あなた自身は話し足りなかった!くらいがちょうどいいバランスなのです。
“泳がせてからの、感謝”で男はグッとくる
私の相談所の会員さんで、初めてのお見合い相手からプロポーズを受けた女性がいます。彼女にお見合いがどんな内容だったのかを聞きました。
喫茶店のテーブルにつき、紅茶を頼んだら、大きなティーポットで出てきたそうです。
一瞬、「こんなに飲めないかも…」とひるんだものの、がんばって飲んだ彼女。
お相手の男性は、「そんなに無理しないで飲まなくてもいいですよ」と言ったそうです。
お見合い後、彼女は相手へのお礼のメールに「あんなふうに言ってもらえてうれしかったです」と書いて送りました。
するとお見合い相手は、自分の何気ないひと言を覚えていて、それに対して感謝の言葉をくれたことに大感激。
「もうこの女性だ!」と、プロポーズを決めたそうです。
彼女は、男性をリラックスさせて話をさせるという雰囲気づくりに長けていました。
自分の話は最小限に、相手を自由に泳がせて、さりげないひと言を覚えておき、感謝を表す。
これは地味なようですが、万人の男性に通じるテクニックです。
というのは、これをされて快感を得ない男性は、まずいないからです。
徹底的に相手に合わせれば、その男は手に入れたも同然
あなたが「デートまではこぎつけるのに、その後がイマイチ・・・」ならば、自分の態度を見直してみましょう。最低限の気遣い (食事時のマナー、服装の清潔感、メイクなど)をしましたか?
相手がくつろげる空気をつくれましたか?
相手の話を(たとえ面白くなくても)興味あるような態度で聞きましたか?
相手の方が多く、話をしていましたか?
相手から誘いがないのは、相手と相性が合わなかったせいではありません。
あなたが相手に合わせられなかっただけなのです。今後デートの機会があれば、“相手に合わせる、泳がせる”を肝に銘じて臨んでください。
これが“超モテ子”になる第一歩です。