インプラント治療をより安全に行なうために、CTが必要とされています。従来のパノラマレントゲンとは違い、立体的に骨や歯、神経の状態を確認できるため、リスクを回避できるだけでなく、手術時間を短縮することができるんです。CTのない歯科が多いですが、他の病院でCT撮影のみを行なえるので、活用するのも良いでしょう。
歯を失った場合の治療法には、インプラントだけでなく部分入れ歯やブリッジがあります。インプラントはメリットの多い治療方法ですが、デメリットももちろんあります。部分入れ歯やブリッジと比べてどんなメリット・デメリットがあるのかを確認した上で治療を始める必要があるでしょう。
インプラント治療は自由診療なので、費用は歯科医院によって違います。治療費の総額だけをチェックするのではなく、「何にどれだけのお金がかかっているのか」というところもチェックする必要があるでしょう。費用の総額が同じでも、検査の内容や人工歯の素材などが大きく違う場合もあるんです。
インプラントで使う麻酔には種類があります。虫歯治療等で使われる局所麻酔は、インプラント治療でも使われますが、意識があるため不安になる人が多いです。そのため、局所麻酔に加え、不安を取り除くために笑気麻酔や静脈鎮静法を用いる場合もあります。怖がりの人は、無痛なだけでなくリラックスできる麻酔が良いですね。