格安ツアーに要注意!想像以上に不便なハワイ旅行の「交通手段」|トピックスファロー

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2015年7月29日
格安ツアーに要注意!想像以上に不便なハワイ旅行の「交通手段」

待ちに待ったハワイ旅行。でも、チケットの手配が済んだら一度、確認してみてください。ホノルル空港からホテルまでの送迎サービスは含まれていますか?とにかく交通が不便なハワイ。送迎がない場合、個人で交通手段を用意する必要があります。

コラムニスト・旅行作家
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インターネットで予約するツアーに注意

「ハワイ+格安」や、「ハワイ旅行+お得」などのキーワードで検索すると星の数のようにヒットする、信じられないほど安い値段のツアー。最近では、燃油サーチャージ込み5万5000円~なんていうプランも見かけるようになりました。 空港ビル

大変安くてお得であるには間違いないのですが、予約の前に少し待ってください。空港からホテルへの送迎、どうなっていますか?

格安ツアーやダイナミックパッケージの落とし穴「往復送迎」

ホノルルへ向かう機内で、空港からホテルへの行き方について相談を受けたことがあります。若いカップルだったのですが、聞けば、セールで見つけた安いツアーを申し込んだそう。ホテルまでの足も当然含まれていると思っていたところ、空港からホテルの欄は「各自」と書いてあることに機内で気づいたと彼。

安いツアーには理由があるものです。特に、ハワイへのツアーで注意をしなければならないのは、ホノルル空港からホテルまでの往復送迎の有無。旅行代理店の店頭で予約する場合、その説明を受けることができますが、個人で手配するオンライン型のツアーの場合、そのガイダンスはありません。

航空会社や旅行代理店のwebサイトから購入する、航空券+ホテルのセット「ダイナミックパッケージ」や「格安ツアー」の利用を予定している人は要注意です。

想像以上に不便なハワイ・オアフ島旅行の「交通手段」

「往復送迎」がないと、どのような不便があるのでしょうか?ホノルル空港から、ホテルが立ち並ぶワイキキ地区へは直線距離で10km。車で走れば25分ほどの近い距離にあります。空港からリムジンバスや鉄道を利用すれば良いと思われがちですが、とにかく旅行者に優しくないホノルル空港。

日本ではどこの空港でも目にする空港リムジンバスも鉄道も、モノレールもありません。路線バスとタクシーがあるものの、利便性はいまひとつ。公共の交通機関はほぼないに等しいのです。そのため、空港からの送迎サービスの有無がとても大切。事前にその手配を済ませておかなければ最悪、スーツケースをガラガラと10km以上も引きずるはめになりかねません。

待ちに待ったハワイ旅行。悲惨なスタートにならぬように、しっかりと確認が必要です。車だと近い距離にあるワイキキ。その近い区間のバスを用意しない分、ツアー会社は安い値段を提示することができるのですね。

公共の交通機関は路線バスとタクシーのみ

安いが、荷物の制限が厳しいバス

バス

空港からワイキキへ行く最安の方法は公共のバス「The BUS」です。乗り場はホノルル空港の2階、出発ターミナル階にあります。19番系統と20番系統がワイキキ方面へ向かいます。乗る前にはご確認を。このバス停ではワイキキと逆方面のバスも発着します。運賃は2.5ドル、所要時間は40分程度です。

リーズナブルな運賃で便利なThe BUSですが、荷物の持ち込みには厳しい制限があります。

スーツケースを複数個持っての乗車は禁止されており、持ち込めるスーツケースは中型のもの1点に限られています。(61x46x30センチ以内)

タクシーを利用する方法

ホノルル空港に到着後すぐにワイキキ方面へ出発できるという利点を持つタクシー。乗り場は空港の1階、到着ターミナル個人用出口を出た道路の中央分離帯です。「TAXI」と書かれた黄色いシャツのスタッフが待機しています。

危ないタクシーはいないと聞きましたが、車内に怪しげな装飾が施されていたりミラーにネックレスがかかっていたりするタクシーは避けたほうがいいです。料金は40ドルほど、所要時間は25分程度です。

ハワイを何度も訪れる方に人気なのが、定額運賃の「チャーリーズタクシー」。ホノルル空港からワイキキまで、片道29ドルです。予約は電話で行います。日本語専用ダイヤルも用意されていて安心です。先ほどと同じ中央分離帯にある緑のブースが乗り場です。

個人で手配する、便利なアクセス方法

ランドマーク

公共の交通機関が不便である一方、ホノルル空港では乗り合いの空港送迎サービスが盛んです。数社が空港とワイキキ地区を往復していて、空港の到着ターミナルから、ホテルの前もしくはチェックインカウンターまでの送迎を行ってくれます。

待ち時間を含め、バスよりも短い所要時間でホテルへ到着でき、値段はタクシーよりも安く行けます。会社によっては日本語で予約が可能というのも便利なポイント。あらかじめ、降りるホテルと帰りの乗車地点を決めてからチケットを購入します。

乗車方法は会社によってまちまち。到着後に電話が必要だったり、その場でピックアップしてくれたりとさまざまです。また、荷物の引き受けの条件も各社異なります。

ゴルフやサーフィン、そして近年人気があがっているサイクリングを楽しむ予定がある人は、預け入れの有無を確認してください。

現地の乗り合い送迎サービス

スピーディ・シャトル(Speedi Shuttle)

唯一、公式のシャトルバスとして空港内にカウンターを設けている乗り合いサービスが「スピーディ・シャトル」です(2015年現在)。メルセデスベンツのバンが特長で、車内も清潔です。少しリッチな気分でホテルへ向かうことができます。

到着ゲートを出てすぐに乗り場があり、常に車両がスタンバイ。空港内のあちこちに待機しているスタッフがいるので、予約なしでもすぐに乗車可能。とても便利です。もちろん、事前予約も可能。ウェブサイトは日本語に対応しています。

ワイキキまでの所要時間は30分程度です。料金は往復で30ドル。スーツケースは2つまで無料です。

ゴルフバック・自転車・サーフボードは追加料金が必要です。また、有料でチャイルドシートの貸し出しもあります。

ロバーツ・ハワイ(Roberts Hawaii)

最近までロバーツ・ハワイ社が公式のシャトルバスでした。スタッフの親切さがとても印象的。車両はアメリカらしい、大型のバン。事前の予約が必要です。往復予約をしていると、到着時に貝殻のネックレスをくれるサービスもあり、ハワイらしさを感じます。ウェブでの予約の場合、日本語サイトも用意されています。

あらかじめ到着時間や便名を伝えておけば、到着ロビーで名前を呼んでくれるのでスムーズです。乗り場は到着ゲート前の道路の中央分離帯。スタッフが案内してくれます。運賃は往復30ドルです。スーツケースは2つまで無料。ゴルフバックには追加料金がかからないのが特長で、たとえばスーツケース1つとゴルフバック1つという組み合わせも可能です。

サーフボードと自転車には追加料金がかかります。チャイルドシートやベビーカーの貸し出しは無料です。ワイキキまでの所要時間は35分程度。

V.I.P. トランス(V.I.P. Trans)

V.I.P. トランスは低料金のサービスが特長。往復22ドルで、他社と比べて圧倒的に安いです。当日の予約も可能で、便利です。一つ難点があるのは、予約から乗車まで全て英語のみの対応である点です。日本にある代理店でも予約を行えますが、その場合は往復33ドルと少し割高です。

大きなバン(もしくは観光バス)で送迎を行っています。そのため同じ時間帯の全員が揃うまで待つ必要があり、時間がかかります。待ち時間を除けばワイキキまでの所要時間はおおよそ35分程度です。スーツケースは2つまで無料です。

サーフボード、ゴルフバック、自転車の持ち込みには追加料金が必要です。

日本のツアー会社が運行するシャトルでホテルへ

現地の送迎サービスの多くは日本語予約が可能とはいえ、実際にサービスを行うのは英語を話す、現地の方です。日本語は通じませんし、チップも必要。慣れている日本のサービスを受けたい場合は、日本の旅行代理店が運営する送迎サービスの利用をおすすめします。

H.I.S.「エアポートシャトル」

ホノルル空港を30分おきに発車するシャトルバスがエアポートシャトルです。他のお客さんと一緒に乗りますが、出発時間が決まっているので出発待ちの時間はかかりません。往復で28ドルと、料金はリーズナブル。しかし送迎を行っている時間は短く、ホノルル空港発7時30分から14時00分まで。

他の送迎サービスに比べて終了時間が早いので、昼ごろまでにホノルル空港へ到着する便を利用する人向けです。事前予約が必要で、当日の乗車はできません。

スーツケースは2つまで無料。サーフボードは追加料金が必要で、ゴルフバックと自転車は預けることができません。所要時間は30分程度。

JTB「あいのり送迎プラン」

上にあげた、H.I.S.のエアポートシャトルと同じくホノルル空港を30分ごとに発車します。営業時間は8:00から14:00まで。事前予約が必要で、当日の乗車はできません。

料金は往復で36ドル。他社と比べると少し高めですが、大きな違いは手荷物にあります。

スーツケース2つもしくはゴルフバックを2つまで預けることが可能。サーフボードと自転車は預けることが出来ません。ワイキキまでの所要時間は30分程度です。

著者:ジェイ桜井

コラムニスト・旅行作家
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国内の旅行会社で勤務していました。現在は独立し、旅行作家として活動しています。
独自の視点で集めた旅行の素晴らしさ、醍醐味、そして感動をノーフィルターで皆様に届けます。ハワイに関するサイトも運営しております。