【怖がり必見!】インプラント治療で使われる麻酔の種類|トピックスファロー

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2012年4月24日
【怖がり必見!】インプラント治療で使われる麻酔の種類

インプラントで使う麻酔には種類があります。虫歯治療等で使われる局所麻酔は、インプラント治療でも使われますが、意識があるため不安になる人が多いです。そのため、局所麻酔に加え、不安を取り除くために笑気麻酔や静脈鎮静法を用いる場合もあります。怖がりの人は、無痛なだけでなくリラックスできる麻酔が良いですね。

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医療機関によって使用する麻酔の種類は異なる

インプラント治療に使われる麻酔には、次のようなものがあります。

  • 局所麻酔
  • 笑気麻酔法
  • 静脈内鎮静法
  • など

特に怖がりの人には、使う麻酔を選びたいところだと思います。
しかし、歯科医院によっては麻酔を選ぶことができない場合もあります。もちろん、どの方法でも痛みがなく無痛で治療が可能となるのですが、意識がある場合には緊張と不安から、血圧が高くなったり、過呼吸になってしまったり…というトラブルにもなりかねます。
インプラント治療において、麻酔の使用・調節はすごく重要であるため、麻酔科医が常駐する歯科医院もあるほどです。

痛みはなくても、音や振動が伝わると、「今骨に穴を開けているのかな…」なんて考えてしまいますよね…。
人によっては、たとえ痛みがなくても不安や恐怖が苦痛となります。
どの歯科医院もインプラント治療について「無痛」とうたっていますが、それだけでなく「不安や恐怖もなく治療を受けたい」という人は、歯科医院を選ぶ際に麻酔の種類を考慮する必要もあるでしょう。

一般的な歯科治療にも使われている局所麻酔

局所麻酔は、虫歯の治療や抜歯などにも用いられます。手術を行なう場所のみ痛みを感じなくなる麻酔です。
もちろん痛みはありませんが、意識があるので音や声が聞こえ、振動や感触、圧迫感は感じます

「今どんな治療をしているのだろうか…」と治療のことばかり考えてしまうと、不安が募ってしまいます。できるだけ治療以外のことを考えると良いと言われています。(難しいことですが…)

局所麻酔の痛みを抑える表面麻酔

麻酔が痛いという人は多いと思います。この麻酔の痛みは、麻酔液を注入する際の圧力や針が刺さるために生じます。
最近は、麻酔液を注入する際の圧力をコンピューターで調節したり、細い針を使用したりすることで、麻酔による痛みを軽減しているのですが、さらに麻酔の痛みを軽減する方法に表面麻酔というものがあります。

表面麻酔は、麻酔をする際に必ず行なってくれる歯科医院もあれば、そうでない歯科医院もあります
表面麻酔はゲル状(クリーム状)の薬剤で、綿棒などで麻酔の針を刺す部分に塗りつけます。塗って数分待つだけで、その部分の感覚が麻痺するため、針による傷みを軽減することができるんです。

リラックスして治療が受けられる笑気麻酔

笑気麻酔とは、笑気ガスを鼻から吸う麻酔であり、緊張を取り除き、痛みを感じにくくしてくれます。
笑気麻酔は、ガスを吸っている時のみ効き目があるため、術後にガスの吸引をストップすると麻酔の効果もなくなります。そのため、麻酔が切れるまでの時間が少なく、術後すぐに帰宅できるというメリットがあります。

インプラント治療の痛みを感じなくするためには、笑気麻酔だけでは不十分であるため、笑気麻酔と局所麻酔を併用します。笑気麻酔は、不安を取り除いてリラックスさせることを目的に使用するのです。
笑気麻酔を使用すると、意識はありますが頭はぼーっとして体の力が抜けます。眠くなる人もいるようです。

しかし、リラックスして手術を受けられるのは良いですが、やはり体への副作用が気になるところだと思います。
笑気麻酔は体への副作用がなく、体に支障はありません。子どもの虫歯治療に用いられているほどなので、安心して治療が受けられると思います。

手術をしたことを覚えていないと言う人も…静脈内鎮静法

静脈内鎮静法は、全身麻酔とは違って体への負担が少なく、眠っているような状態となるため手術中の不安や恐怖はありません。
静脈内鎮静法だけでは、手術の痛みを無くすことはできませんので、静脈鎮静法で眠っているような状態にし、さらに局部麻酔を行うことで痛みも不安も感じることなく治療を受けることができるようになります。

全身麻酔との違いは、静脈内鎮静法は意識がうっすらとあるという点です。手術中の声かけに反応できるというメリットがあります。
その場で声かけに反応はできますが、寝ぼけているような状態なので、手術中のことを覚えていないという人も多いです。

静脈内鎮静法は、点滴で(腕から)麻酔液を入れていきます。また、麻酔が効くまでにかかる時間は10分程度です。
麻酔が効いた状態になったら、局所麻酔を行い、手術を行います。
手術が終わると麻酔の作用を消すための薬剤を点滴で入れていきます。

しかし、静脈内鎮静法にもデメリットがあり、局部麻酔に比べて麻酔が覚めるまでに時間がかかりますし、術後は車の運転ができません。タクシーなどで帰宅する必要があります。
…と言っても、痛みや不安といった体への負担の面でのデメリットはないので、怖がりの人にはメリットばかりだと言えるでしょう。

著者:佐久間和夫

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WEBライターです。型にはまらず様々な情報を発信していきます。好きなものは酒、おつまみ、自転車。