重曹はお掃除に役立つ！油汚れを落とす！
主に焼き菓子を膨らませるために用いられる重曹。ベーキングソーダやベーキングパウダーと呼ばれることもある白い粉ですね。重曹はお菓子作りの材料というイメージが強いですが、実は洗剤代わりとなりお掃除に役立つことを知っていますか？
重曹は正しくは炭酸水素ナトリウムといい、弱アルカリ性の性質をもちます。そのため酸性の汚れを落とすのにとっても効果的。酸性の汚れといえば油汚れであり、油汚れが酷いところといえば、キッチンにあるさまざまなものが当てはまりますね。代表的な例を挙げると…
- 換気扇
- 電子レンジ
- ガスレンジ
この３つが挙げられます。
人にも環境にも優しいエコな掃除法です
どれも掃除が大変ですよね。これらの頑固な油汚れを落とすには、通常は洗浄力の強い洗剤を使わなければいけません。しかしこういった洗剤は、人体や環境に悪影響を及ぼす危険性があります。
しかし重曹ならばそんな心配も無用。もともと料理に使用するものですから、万が一口に入っても何の危険もありません。掃除後に排水溝に流しても自然を汚染することなく安心です。重曹を用いて掃除することは、とってもエコな掃除法といえるのです。
油汚れを落とすだけでなく、重曹には研磨効果や消臭効果もあります。つまり重曹でお掃除するとピカピカになり、嫌な臭いも消えるということ。こんなにメリットがいっぱいの重曹エコ掃除、日々の生活に取り入れないのは勿体ないと思いませんか？
簡単！重曹エコ掃除のやり方
まずは重曹の使い方をお教えしましょう。粉のまま用いてもよいですが、以下のように加工するとより掃除しやすくなるのでおすすめです。
水に入れて溶かす
水に重曹を溶かしたものを霧吹きスプレーに入れて使用します。水と重曹の割合は、水250ｃｃに対して重曹大さじ１杯が目安となります。特に決まりがあるわけではありませんが、あまり重曹をたくさん入れすぎると詰まりの原因になりますので気をつけて。
水（酢）と石鹸とミックスする
洗浄力がアップする組み合わせです。水の代わりに酢を加えるとよりパワーアップします。石鹸は液体のものを使用してください。割合は水（酢）大さじ1、重曹200ｃｃ、液体石鹸50ｃｃが目安です。
重曹クレンザーが出来上がったら、さっそくお掃除を始めましょう。やり方はとても簡単です。
- まずは雑巾で大きな汚れを取り除きましょう。
- 霧吹きスプレーで重曹水を吹き付けて、丁寧に磨いてください。
- 汚れが酷い場合は、しばらく放置して汚れを浮かせるか、酢や石鹸をミックスした重曹を使用しましょう。
- 水拭き→乾拭きで仕上げをします。
※掃除をする前に、床や周りに新聞紙を引いておくのがおすすめ。取り外した部品を置いたり、床や周囲が汚れるのを防ぐことができます。