バストアップに効果的な5つのツボ
胸の大きさは、乳腺が発達しているかどうかで決まります。乳腺が発達していると、それらを保護しようとして脂肪が集まってくるため、バストが大きくなるのです。
それでは、乳腺を発達させるためには、どのようにしたら良いのでしょう?
女性の胸が大きくなる時期の代表として上げられるのが、思春期と出産。そして、そのどちらの時期にも関係しているのが、女性ホルモンです。卵胞ホルモンや黄体ホルモンなどの女性ホルモンの分泌が増えることで、乳腺は発達するのです。
卵巣から分泌された女性ホルモンは、血管やリンパ管を通って運ばれます。その際、流れが滞るとホルモンをうまく運ぶことができなくなってしまうことから、女性ホルモンをきちんと運ぶためは、血液やリンパの流れが重要だといえます。
そして、ツボの刺激は、血液やリンパの流れの促進につながることから、バストアップ効果にあると考えられているのです。
中府(ちゅうふ)
場所
鎖骨外側下にあるくぼみから、親指1本分ほど下にあります。
効果
もともとは肺との関わり合いが強いツボで、リンパの流れを整えることから、バストアップに効果があるといわれています。
そのほかに、風邪の予防やせき止めにも効果があります。
膻中(だんちゅう)
場所
左右の乳首の間の、ちょうど中心にあります。
指で押さえると、少し痛みを感じる場所です。
効果
血液やリンパの流れを促すことから、バストアップに効果があるといわれています。
そのほかに、美肌やストレスの緩和にも効果的です。
3~5秒かけてゆっくり押して、ゆっくり戻します。
乳根(にゅうこん)
場所
乳頭から、ちょうど指2本分ほど下の場所、第5肋間(第5肋骨と第6肋骨の間に)にあります。
効果
女性ホルモンの分泌やリンパの流れを促すことから、バストアップに効果があるといわれています。
そのほかに、母乳の出を良くして、乳腺炎の予防にも効果があります。
天溪(てんけい)
場所
乳房の脇の部分で、乳首から真横に伸びた延長線上にあります。
骨と骨の間の、指で押さえると痛みを感じる場所です。
効果
乳腺の発達を促すことから、バストアップに効果があるといわれています。
左右のツボをそれぞれの手の親指で、内側に向かってゆっくり押します。
渕腋(えんえき)
場所
乳首から10cmほど外側の、脇の下にあります。
指で押さえると、少し痛みを感じる場所です。
効果
脇の下には腋窩リンパ節があることから、リンパの流れを促進し、さらにバスト周辺の血行を促すことから、バストアップに効果があるといわれています。
天溪と同様、左右のツボをそれぞれの手の親指で、内側に向かってゆっくり押します。