段階別!むくんだ指から指輪を外す方法
大切な思い出が詰まった指輪が、どうしても外れない!という時におすすめの方法です。
1ステップずつ、段階を踏んで試してみて下さい。
ステップ1~指のむくみをとってみる
むくみは、血液やリンパの流れが滞ることで起こります。
特に、指先の血管は細く、また心臓から離れているため、むくみやすいのです。そして、指がむくんでいると、指が太くなってしまうので、指輪が外れにくくなります。
まずは、停滞している流れを良くするために、指先をマッサージしてみましょう。
指先から指の付け根にかけて、やさしく押していきます。5本の指が終わったら、次は指と指の間、そして手のひらと甲の部分を同様にマッサージ。
仕上げは、バンザイの状態でグーパーです。手を握ったり開いたりを、5~6回繰り返します。
しばらく時間をおいて、指のむくみが引いたかな?と思ったところで、指輪を外してみて下さい。
ステップ2~ヌルヌルさせてみる
指のむくみが取れたけど、やっぱり指輪が外せないという方は、次のステップです。
指輪が外れないのは、指と指輪の間の余裕がなくなったせいのようですね。そのような場合は、指輪をスムーズに動かすための、潤滑油になるものを指と指輪の間に塗ってみましょう。
一般的に、抜けなくなった指輪を外すためには、台所用洗剤などが用いられます。
まずは、手を濡らした状態で、指輪の部分に洗剤をつけて、軽くなじませます。それから、指輪を回したり、上下に動かしてみて下さい。
そのほかに、サラダ油やオリーブオイルでも滑りやすくなるので、同じ効果が得られます。
ステップ3~グルグル巻きにしてみる
ヌルヌルにしてみたけど、やっぱり指輪が外せないという方は、次のステップです。
指輪が外れないのは、指と指輪の間の余裕がないどころか、指の太さが指輪のサイズをオーバーしているようですね。そのような場合は、グルグル巻きにして、指を細くしてみましょう。
まず、ご用意いただくのはリボンです。幅が10cm弱ほどの、表面がツルツルしたものが良いでしょう。
それを指先から、らせん状に巻いていきます。ポイントは、ややキツめに巻くこと。そして、リボンが指輪までたどり着いたら、指輪の下をくぐらせます。
あとは、巻きつけたリボンを外すだけ。
指輪の下をくぐらせたリボンを、巻いてきた方向とは逆の方向、巻きつけたリボンをほどくように引っ張るのです。この時、リボンを引っ張る力を利用して、指輪を指先に向かって徐々にずらしていきます。
この際、締めすぎによる指のうっ血にご注意下さい。また、リボンの代わりに、タコ糸のような強めの糸でもOKです。
最終ステップ~最寄りの消防署へ
指をグルグル巻きにしてみたけど、やっぱり指輪が外せないという方は、残念ながら最終ステップとなりました。
可能な限り指を細くしても、指輪がびくともしない状態では、指輪の切断をご検討していただくしかないようです。
その場合、個人でリングカッターを購入して、自分で切断することも可能ですが、やはり慣れた方にお願いした方が良いでしょう。特に消防署は 、貴金属店と違って無料でやっていただけるので、オススメです。
まずは、最寄りの消防署に電話して確認。指輪を切断する機材があれば、日時等を相談しましょう。もし、設備が整っていなければ、切断が可能な他の消防署を紹介してもらうと良いでしょう。