春は一人暮らしを始めるいい季節
就職や進学などで、春から環境を新たに一人暮らしを始めます!という方多いのではないでしょうか。一人暮らしを始めるなら、春はとてもいい季節。
暑くもなく寒くもなく過ごしやすい季節ですし、引っ越しをする人も多い時期なので、物件の情報やキャンペーンなどにも多く恵まれるはず。
初めて親元を離れて一人暮らしを始めるという気持ちは、楽しみと期待でいっぱいでしょうか?もしくは不安で仕方がない、といった感じでしょうか?
どちらにせよ、気持ちの良いスタートを切るために、事前準備は抜かりのないようにしたいですよね。
後になって、「あ、あれを忘れてしまった!」とならないために、最低限これがあれば生活を始められるよう準備すべきものを筆者の体験に基づいてご紹介いたします。
この8項目さえあればなんとかなります
ゆっくり準備している場合ではない!今すぐ引っ越しをしないといけない!という方もいらっしゃると思いますが、焦りすぎてはいけません。「とりあえず」なものくらいは準備しておきましょう!
準備する時間はたっぷりあるけれど、持っていくものをなるべく少なくしたいという方や、何を準備していいものかまったくわからない、という方もぜひ参考にされてはいかがでしょうか。
家電量販店に行ってみたり、リサイクルショップでも探してみたり、友人や家族から譲ってもらったり…など、入手方法は様々。引っ越し前になんとか最低限揃えておきたいものです。
1.冷蔵庫
「自炊する気はないからしばらく必要ないかな」とのんびり構えたり、お金が溜まってからなんて考えでいると、いざというときに非常に困るのが冷蔵庫。
飲み物やお酒がぬるくなっても平気ですか?
冷たいものが欲しいなら買い置きはできませんよね。冷蔵庫がないといちいちその日その日で買い物に出かけなくてはいけませんよ?
自分自身が思っているよりも、冷蔵庫って案外使っているものなんです。
どんなに小さなものでも、事前に準備して引っ越したらすぐに使えるようにしておいたほうが良いです。
2.ベッド
ベッド、もしくは布団を準備していないなんて人はいないですが、1つだけ考えておきたいことがあるんです。
私は引っ越しをきっかけに、今までベッドで眠っていたものを新しく布団に変えたことがありました。引っ越し費用の削減と、部屋のスペースも確保したいと思ったからです。しかし、慣れない布団では中々寝付けない日々が続きました。仕事の変化に伴って引っ越ししたものですから、新しい環境でもあり寝不足が続くのはとても辛かったことを覚えています。
次第に慣れて平気になりましたが、可能であれば眠り慣れた環境をそのまま新居へ持っていくことをおススメします。
3.電子レンジ
これがなくては意外に困ります。
温めるためにフライパンに火をつけて・・・というのが案外手間だなぁ、と痛感したのはいい思い出です。
レンジ機能だけなら、そんなに高価なものでもありません。ぜひ揃えておくべきでしょう。
4.洗濯機
こちらも「買えるようになるまでは、コインランドリーで済ませておこう」と悠長に構えていると、結構困りますよ!持っていく時間、待っている時間、そんな時間も家にいられればその間色んなことができます。
雨の日に洗濯物を持ち運びするのはすごく大変。
私の知り合いに、「コインランドリーに行くのも面倒になって手洗いすることにした」という強者がいたのですが、最終的には洗濯機を購入したそうです(笑)。
5.パソコン
テレビは後回しでもいいけれど、パソコンがないと不安になってしまうものです。
とりあえずパソコンがあれば困った時に何でも調べられます、暇つぶしにもなりますから持っていくべきでしょう。その際には、いつも使っているものを忘れずに。
私は外付けのハードディスクをうっかり忘れて、うんざりしたことがあります。
6.キッチンまわり
キッチン周りで必要なものといえば、鍋・食器・洗剤・スポンジ、あとはお好みで。
いくら一人暮らしだからとはいえ、お皿とコップは多めに用意しておいたほうが便利です。
友人が遊びに来た時や、すぐに食器を洗えないときに必要ですよ。
7.お風呂まわり
シャンプー、トリートメント、ボディーソープがあればひとまず安心。バス用品って意外に忘れがちだったりするんです。ちょっとそこまで買いに行くことも可能ですが、こだわりの品を使っている方は準備を忘れずに。
8.衣類
衣類に関しては、とりあえずの分があれば案外どうにかなるものです。
衣装持ちの方は全部持って行きたくなるところでしょうが、一旦しまわれた箱の中から、再度取り出してしまい直すのってすごく面倒。
その手間がかかっても持って行きたい!と思うものだけ持って行くと、手間も後悔もなく納得のいくお引越しになるはずです。
その他は後回しにすべし
上記以外の持ち物は、はっきり言って急ぐ必要はありません。
女性ならお化粧道具やスキンケア品くらいのものでしょうか。
それ以外のものは引っ越しの荷造り時点で、要るか要らないかを吟味し、どんどん捨ててしまいましょう!人間は思いのほか、シンプルに生きることができるものです。
引っ越しの際、忘れがちあるあるシリーズ
最後に私が実際に忘れて困ったものを挙げてみます。
きっと私だけではなく、一人暮らし経験者なら「あるある!」と言ってくれる方も多いはず。
準備し終えたと思ったら、最後の確認としてこちらもチェックしておきましょう。
忘れがちなもの1:タオル
私はお風呂に入った後で持ってくるのも忘れたことに気付き、どうしようもなく脱いだ服で体を拭う羽目になったことがあります。
「せっかくお風呂に入ったのに・・・」と悔しさと虚しさの間のような感情を初めて体験しました。
忘れがちなもの2:歯磨き粉
結果はすごく不味くて、洗顔フォームは口に入れてはいけないものだということも勉強になったのです。
結局眠い目をこすりながらコンビニまで急ぎました。
忘れがちなもの3:鏡
そりゃあそうです。持って行かなければないのは当たり前ですよね。
全身が写る鏡がないと困りますよ!忘れずに持って行くこと。
忘れがちなもの4:ボディータオル
ボディーソープに手を伸ばして、私は愕然としました。
「くっ、このままでは私はどうやって泡立て、どうやって背中を洗うというのか・・・」
その時は仕方がなかったので、目一杯背中に手を伸ばして洗ったものです。
一人暮らしを始めたばかりのころは、当たり前にあったものがないことに驚き、慌ててばかりだったのを今でもふと思い出して懐かしくなります。