一人暮らしのお部屋の選び方は?忘れがちなポイントをおさらい!|トピックスファロー

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2015年7月16日
一人暮らしのお部屋の選び方は?忘れがちなポイントをおさらい!

いよいよ一人暮らし!賃貸アパート、マンションの選び方って難しそうだし、とりあえず駅近くでコンビニさえあれば十分・・・いやいや、ちょっと待って。「これから住む」ことを意識して物件を選んでみよう。今回は、一人暮らしの物件選びと引越し準備で忘れがちなポイントをまとめてみた。

経済ライター、ITライター
  

忘れがち!「これから住む」ことを意識してチェックしたい3つのポイント

物件選びは失敗したくない!しかし、うっかり見落としがちなポイントはあるもの。そんなうっかりポイントを3つ集めてみた。今後の物件選びの参考にしてもらいたい。

1.コンビニの近くは本当に良いのか?コスパならスーパーをチェック!

物件選びで一番重視するのがコンビニの近くかどうかという人も多いだろう。しかし、ちょっと待ってほしい。コンビニは確かに便利だが、果たしてコストパフォーマンスとしてはどうだろうか。実際のところ、筆者もコンビニの近くの物件を選んで、しばらくコンビニ弁当暮らしをしていた。

しかし、思った以上に出費がかさむのである。これをどうにかしようと思い、少し遠出をしてスーパーに行ってみると、なんと同じような商品がコンビニの二割も安い金額で売っているではないか。お惣菜やちょっとしたおつまみなどもスーパーの方がバリエーション豊富だ。筆者は今後の物件選びでは、コンビニではなくスーパーを重視しようと胸に固く誓ったことがある。

スーパーだけでなく、ドラッグストアも便利。ペットボトル飲料や医薬品など、日常生活で使えるものを特売で売っていたりする。スーパーなどと組み合わせて、出費を抑えていきたい。スーパーやドラッグストアが近くにあること、これも物件選びでは重要なのだ。

コンビニ

2.家電がまさかの故障!近くに相談できる家電量販店はあるか?

一人暮らしで意外と多いのが、家電の故障である。新生活を機に家電を新調し、たかが数年で故障するなんて・・・と思うかもしれないが、意外と多い。筆者は洗濯機とプリンターが使って一年で不調になった経験がある。こんな時にお世話になるのが家電量販店だ。

多くの家電量販店では、メーカーや買った場所に限らずどんなものでも修理に応じてくれる。また、洗濯機や冷蔵庫など持ち運びが困難なものでも運んでくれるので、近くにそうした窓口があるのは心強い。

ネットでもそうしたサービスはあるが、まずはかかりつけ医にかかる形で、窓口に相談できるかどうかは大きな違いである。いつ壊れるかわからない家電。家電量販店が近所にあるかどうか、これも大事なことだ。

3.体調不良や持病で自分が行きやすい病院はあるか?

持病をお持ちの方は少なくないだろう。筆者は喘息持ちで、物件選びでは呼吸器内科が近くにあるかどうかを重視した。花粉症の人は耳鼻科が近いと安心だろう。目が悪くて毎日コンタクトレンズだという人は、レンズ販売店と眼科がセットで必要になってくる。

持病が無くても、いつなんどき病気にかかるかはわからないものである。信頼のおける内科が近くにあることが望ましい。最近ではネット上で地域の医療機関の評判を検索することもできる。持病が無くても、少なくとも評判のいい内科が近くにあることは必須条件と言っても良いだろう。 病院

引っ越し前にチェックしておきたい3つのポイント

引っ越し前後は何かとあたふたして、いろいろと忘れがちだ。次は物件選びが終わったあとの、引っ越しで忘れがちなポイントをまとめてみよう。

1.遮光カーテン・シャワーカーテンは持った?忘れがちな「2つのカーテン」

新しい新居に入ってまずはカーテンをかけて・・・ってカーテン薄くないか?というのはよくあるパターンである。特に夜は室内を明るくしてしまうと外から自分のシルエットが丸見えなんてことも。

1日や2日、男性なら気にならないというタフな人もいるが、特に女性はとてもではないが耐えられないだろう。分厚い生地を使った遮光カーテンがおすすめ。引っ越ししたらすぐに取り出せるようにしたい。

一人暮らしのワンルームに多いのがユニットバス。いわゆる浴槽とトイレが一緒になったタイプのものである。シャワーカーテンで浴槽とトイレを区切らないと、トイレ側が水浸しになってしまう。

引っ越しのあとは何かと疲れてお風呂でシャワーを浴びてすっきりしたい。そんな時にシャワーカーテンを持ってきていないというのは小さな悲劇である。こちらも忘れずに用意しておきたい。

2.コンセント不足!事前に配線も考えたレイアウトを考えて

現代人は多くのコンセントを使う。電子レンジ、炊飯器、パソコン・・・冷蔵庫に至っては常にさしっぱなしだ。スマホの充電器やIHの料理機器など、一人暮らしであっても何かとコンセントが不足しがち。

そんな時に役に立つのは延長ケーブルだ。100円ショップで売っているような安価なものは発火の恐れが高い(筆者体験談)ので、家電量販店で売っている正規のものを買っておきたい。

また、延長ケーブルで部屋のレイアウトの裁量が大きくなる。コンセント不足、レイアウトという観点からも、延長ケーブルはあった方が良いだろう。

コンセント

3.住民票の手続きは?知らないと損する行政手続き

引っ越しをした、しかし行政手続きはやっていない!ということのないように気をつけたい。免許証の更新にも、金融機関の手続きにも、住民票が必要になるからである。

現在の住所に住民票を移していないと選挙の入場券も手に入らない。転出届けは、引越し前の住所の役所で行い、転出証明書をもらう。転入手続きは、転出証明書を持って新住所の役所に申請する。(14日以内)

二度手間かつ往復の交通費も無駄になるので、引っ越し前に転出届けの手続きは行っておくことをお勧めする。

忘れがちポイントを踏まえた物件選びのまとめ

当たり前のようで、うっかりしそうなところをまとめてみた。今回述べたことは全て筆者の失敗談であり、体験談である。引っ越しをこれから予定している人も、今一度しっかり準備に怠りがないかどうかを確認して欲しい。

著者:鳴海 真

経済ライター、ITライター
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専門は経済・金融です。特にヨーロッパ経済を専攻していました。
また、SEとして働いた経験もあるので、ITに関する知識もあります。