お花の贈り物は、お相手の性格を考えて!|トピックスファロー

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2014年12月19日
お花の贈り物は、お相手の性格を考えて!

お花を贈るときの注意点をお伝えいたします。

ライター
  
毎年、私の母には誕生日と母の日にプレゼントとして、義父母には、父の日・母の日のプレゼントとしてお花を贈っています。初めはデパートで購入していたのですが、最近ではもっぱらネットです。ネットの方が安いし、珍しいものが多いからです。
しかし、同じ蘭の花でも贈る相手の性格によって、喜ばれるお花のタイプが違います。そこで、私の母と義母の性格の違いからどう種類の違う花を選んだのか?その違いをご紹介します。

1.花好き方への驚きのプレゼント

珍しいもの好き・華やかなものが好きな方へ

私の母の誕生日はお正月です。お正月ですから、1年の始まりに相応しい楽しい気持ちになってもらって、「今年1年元気でいてね!」という気持ちを込めて贈ります。
私の母は花が大好きで、特に欄の花を自分で育てているくらい、さまざまな種類の欄の花をお座敷の縁側を飾っています。
そこで、普通の欄の花を贈っても仕方ないので、母の見たことのない、母も驚くような特別な蘭の花を見つけました。
1 どうです? 驚きでしょう? 「ANCHOR VILLAGE」というお店で、お花にプリントを施してくれるんですよ。季節の柄も選べますし、漢字か英語でメッセージも書いてもらえます。
この写真は、「こんなふうにできました」というお花屋さんからのメールで送られてきた写真です。
写真の紙は、送る時にお花が折れたりしないようにするための支えなので、パッケージの一部です。
こんなふうに送る直前で確認メールをしてくれるので安心してお任せできます。
全国どこでも送料無料で、メッセージカードも木札、紙札もかなりわがままを聞いてもらえます。自分で入れたい好きな絵柄やロゴマークも描いてもらえます。但し別料金でしょうからお店の方にご相談下さい。
通常のお花は つぼみ状態で長持ちするように送られるでしょうが、このお花の場合は、お化粧が施されているので、満開状態で加工されます。なにしろ生花なので、1週間ほどしかもたないのが残念です。

私の母は、お正月は妹夫婦や孫と一緒に、お正月が終わってからはお友達を家に呼んで、一緒に写真を撮りまくったそうです。
写真やビデオで残すだけでなく、華やかなお誕生日になったと喜んでくれました。
昨年のお正月の出来事です。母は、今年もその胡蝶蘭に花を咲かせるのに成功しました。但し、普通の白い胡蝶蘭だったので、何だか物足りなかったそうです。
なんと、年老いた母は、模様のついた新種の胡蝶蘭かと勘違いしたらしいのです……。

華やかさ、珍しさよりも、とにかく花が好きな方へ

義母も欄の花が大好きです。しかし、私の母と違って、大人しい花が好きな方ですから、人工の手が加わった花よりも普通の花の方が喜ばれると思いました。
そこで、義母には同じ蘭の花でも、「全国花き品評会洋ラン部門 金賞受賞」の名誉ある洋ランを送ることにしました。
2 ギフトショップというよりは、お花の卸をしている蘭園なので、ギフト包装に特別な華やかさはありませんでした。でも、花の種類が多く、賞を受賞した優秀な花が多いようです。
夫は「おふくろは『花』を育てるのが好きなんだから!」と主張するので、このお店にしました。

可愛らしいラッピングですし、とても親切な蘭の育て方のしおりも入れてくれていたそうです。1ヶ月も長持ちしたようです。
携帯で「満開になったよ~♪」と写メを送って頂きました。写真の構成がイマイチですが、大切に育てて下さっている様子がとても嬉しかったです。
何しろ、1ヶ月以上経っているのにまだこんなにキレイだなんてさすが花を育てる専門家と、お花屋さんの違いを理解しました。夫の意見が正しかったのです。夫の意見を信じて良かったと思いました。

贈るお相手の性格によってお花の好みが異なりますので、相手の喜ぶ顔を想像して贈るのが秘訣ですね。

2.母の日の贈り物として花を贈った時の失敗談

母の日は、5月です。昨年の5月は、暑かったので、お花の贈り物に失敗しました。
珍しい蘭の花とされている「ミルトニアの『ルシアン』」というお花を義母に贈ったのです。
とにかくこのお店は珍しいお花がたくさんで、ギフト専門店ですから、母の日用のアレンジの工夫も見事でした。素晴らしいブリザードフラワーから、母の日用としてワインやケーキが一緒になったものもありました。フラワーアレンジの種類も多く、本当に素敵なお店でした。

窓付きのキレイな箱に入れてギフト包装が施され、東京からトラックで宅急便で送られます。ところが、5月とはいえ、とにかく暑かったので、トラックの中は蒸し風呂だったのでしょう。
もちろん、空気穴もあいていたし、お水も十分だったでしょうが、義母の所に届いた時は、箱から出すとお花がしおれて、下の方のお花はもう既に落ちてしまっていたそうです。
いくら珍しい花キューピットでは見つからない素敵なお花を贈っても、萎れていたり、お花が落ちていたりしては何にもなりません。暑い時のお花の贈り物は気をつけた方が良いと思いました。

とにかく、花好きの義母と母の贈り物に頭を毎年悩ませていますが、世の中いろいろなお店があるものです。


いかがでしたか? 贈り物は、自分が贈りたいものではなく、お相手は喜ぶものがベストです。そして、届いた時が勝負です。
核家族化が当たり前になった現在、お誕生日や母の日は手渡しではなく、宅配にお任せになってしまうご家族も多いでしょう。心を込めて選ぶだけでなく、配送手段や配送途中のことまで考えて相手の手元に届くまでの事を考えて贈り物を選びましょう。

【参考】
「ANCHOR VILLAGE」
http://item.rakuten.co.jp/anchorvillage/flw_0028/
「海老名洋蘭園」
http://item.rakuten.co.jp/ebina-youran/30000005/

著者:宝生桐子

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法律関係・心理学・メンタル関係の多数の資格を利用して、今までさまざまなコラムを連載して参りました。
わかりやすい文章で、さまざまな生活お役立ち情報をご紹介させて頂きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。