身につけたい!女性に良い印象を与える言葉遣いと接客方法|トピックスファロー

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2012年7月27日
身につけたい!女性に良い印象を与える言葉遣いと接客方法

間違った日本語が飛び交う店に行くと不快感を抱くのではないでしょうか。スタッフの言葉遣いはお客様に影響を及ぼします。まして女性客は感受性が豊かなため反応は敏感。女性客UPをはかる為には正しい日本語のマスターは必須条件。間違った日本語を知って正しい日本語をマスターしましょう。

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
  

女性の心を掴むには『正しい日本語』+『心からの接客』

今の時代は『間違った日本語』『乱れた日本語』が飛び交っています。
買い物に行っただけで、不愉快な気持ちを抱えて帰宅する事もあるのでは。

マニュアル化されている訳ではないのに世の風潮に流され、あたかも『その店の公用語』の様に使われている事もあります。
あえて『間違った日本語』や『乱れた日本語』を使う事で、流行に便乗し若者の客層を掴むという方法もあるかも知れませんが、それは当座的な集客UPにしかならないでしょう。
年齢別や性別、前年比率をパーセンテージで示したら、全体的に下降気味になっている場合もあるかも知れません。

そんな『間違った日本語』が飛び交う中で『正しい日本語』の接客をするならどうでしょうか。
おそらく、お客様は良い印象を持つでしょう。
感心され、しっかりと教育されている店として映るでしょう。
特に女性は、一般的に『男性よりも感受性が豊か』と言われてますので、敏感に察知するかもしれません。

『正しい日本語』+『心からの接客』を身につけ、女性客の心を損なわないようにしましょう。
スタッフは、店を代表する者として見られています。
スタッフが『間違った日本語』を使っているなら店の品位に影響をおよぼします。

『正しい日本語』+『心からの接客』のマスターは必要です。

間違った日本語はいつから始まった?

ここまで『間違った日本語』や『乱れた日本語』はいつ始まったのでしょうか?
正確に「○○年の○月○日誰によって」と断言する事はできません。

しかし、興味深い事に間違った日本語には歴史があります。

平安時代に書かれた枕草子の一文に、間違った日本語に対して筆者(清少納言)が嘆息している一文が載せられています。
(いつの時代でも女性は『感受性が豊か』なので言葉遣いに敏感に反応するんですね。)
最低でも、平安時代には既に間違った日本語が存在していた事になります。
そこから今に至るまで、『間違った日本語』は生き続けてきたのでしょう。
(途中で消えて再度復活するという事は考えにくい。)

現在は通信技術の発達によって、『間違った日本語』を使っている人の映像が瞬時にして私達のもとに届いてしまいます。
もしかしたら、便利な時代の流れが『間違った日本語』を後押ししてしまっているのかも知れません。

正しい日本語と心からの接客を学ぶ

何度も言ってきましたが女性は『感受性が豊か』で言葉遣い・接客に敏感に反応しやすいです。
女性客をUPさせたいのなら、『正しい日本語』と『心からの接客』を身につける必要があります。

間違った日本語を知って正しい日本語を学ぶ

不適当な敬語

『こちら○○になります』→『こちら○○です(○○でございます)』
『全部で○○円になります』→『全部で○○円です
『○○円のお釣りになります』→『○○円お返しです

※何かから変化した訳ではないので“~なります”は不適当です。

『○○でよろしかったでしょうか』→『○○でよろしいですかよろしいでしょうか)』

※現状を過去形にして、さらに疑問形を重ねた敬語は不自然です。

『○○円からお預かりいたします』→『○○円お預かりいたします

※“~から”は文法的に間違いです。

『お客様のおっしゃられる事は…』→『お客様のおっしゃった事は』
『お帰りになられる』→『お帰りになる

お(ご)~られるという表現は敬語を二重にしています 。 文法的に間違いです。

“ら”抜き言葉

『見れる』→『見られる
『食べる』→『食べられる

※ら抜き言葉は普通に使われていますが、本来ならNGです。らを使って表現します。

“さ”入れ言葉

『コートを預からさせていただきます。』→『コートを預からせていただきます。』

※文法的におかしいです。“さ”を使う意味はありません。

“れ”足す言葉

『こちらの商品はまだ直せれると思います。』→『こちらの商品はまだ直せると思います。』

※文法的におかしいです。“”を使う意味はありません。

意味のない“お”“ご”の存在

コーヒー』→『コーヒー』
大広間』→『大広間』
『またの来店を』→『またの来店を』

※外来語や“お”から始まる名詞、自分に対して使う言葉に“お”や“ご”を使うのは不自然です。

喜ばれる接客を学ぶ

正直なところ接客は心がなくてもできてしまいます。
しかし、お客様は見抜きます。
どうしたらお客様に喜んでいただける接客方法を培えるのでしょうか?

口先は厳禁

口先の会話や接客に心が伴う訳はありません。
接客を自分の中でマニュアル化するとその落とし穴にはまりやすいです。
本質はお客様をもてなす事です。
そう考えるなら自ずと心から言葉が沸いて来ます。
話す時も『適度な速度と音量で』を心がけましょう。

アイコンタクト

『話をする時は相手の目を見て話すように。』と幼い頃に教わったと思います。
接客においてもアイコンタクトは重要です。
常に目を見続けると相手に不快感を与えますので、時折目を見て接すると良いでしょう。

笑顔

仏頂面はOUTです。
不機嫌そうな態度で接客されると嫌なイメージしか残りません。
接する際は笑顔で。

ガツガツしない

ノルマが課せられている所でよく見られる事です。
お客様を獲物の様に見て、『隙有らば自分の顧客に。』と思っていると、その態度は表面にでてきます。
心からの接客というよりは、我が身を大事にしている事に重きがいっています。

素直

人間ですからミスはします。
それを認めない事が問題です。
間違った時は素直に謝罪しましょう。
それも心から謝罪しましょう。
『他人のせいにする様な態度』や『言い訳がましい謝罪』は、相手に不快感以上のものを与えるだけです。

親身になる

お客様目線が第一です。
一方的に話しかけたり、『うん。うん。』と言いながら話を聞かない態度やすぐに否定する態度はNGです。
対応は親身になって行なってください。、

女性客を増やしたいと思っているのであれば、『女性は感受性が豊か』という事を踏まえ、『言葉遣い+心からの接客』が必要です。

お客様に、『店として』また『個人として』良いイメージを持ってもらえるように、スタッフは正しい日本語と接客方法を身につける事が大切です。

著者:渡辺芳樹

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。