髪はオンナの命!オンナ度を上げるシャンプーテクニック
いつぞやの頃から髪はオンナの命と言われ続け、それを揺るぎないものにするかのようにたくさんの種類のヘアケア商品がずらりと並ぶドラッグストアなどの販売店。
アメリカに本拠地を置き日本でも数多くのヘアケア商品を展開するP&Gのアンケート調査では、日本のみならず多くのアメリカ人の男性も、手入れの行き届いた美しい髪の女性に目がとまると答えたのだそうです。
それもそのはず、時代に関係なく世界各国の多くの文化圏でも長髪と女性の美の組み合わせは存在しているのです。
中国の少数民族、髪長族の呼称で有名な紅ヤオ族の女性は、生まれてから一度も髪を切らないことで有名です。
地面につくほどの長い髪を大切そうにぐるぐると頭に巻きつけているのをテレビで見たことがある人もいるのではないでしょうか。
日本でも平安の女性たちも髪の長さが女性の美しさとされていました。
彼女たちは大切な美しいロングヘアを保つため、毎日丁寧に髪をとかすなど長い髪のお手入れに余念が無いそうです。
しかし、現在はヘアスタイルも多様化し、カラーリングやパーマなど好みのヘアスタイルが簡単にできることもあり、ダメージヘアのみならず、頭皮環境までヘアケアに関する悩みは尽きませんよね。
言うまでもありませんが、毛髪は毛先へ向かうにつれて長い時間生えていることになるので毛先は乾燥しやすくダメージを受けやすいのです。
キレイな髪の毛を保つためには毎日のお手入れが非常に重要なのです。
毎日のシャンプーでできるヘアケア
忙しい毎日でシャンプーに気を使うのは大変、と感じる人もいるかもしれません。
しかし、毎日のシャンプーのスタイルを変えることで髪質の改善につながる場合もあるのです。
シャンプー剤を見直そう
ワックスやスプレーなどの整髪料の汚れは毎回しっかり洗浄するのが髪のためにもよいそうですが、地肌の健康を保つとなると少し違ってくるようです。
一般的に市販のシャンプー剤は、特に安価な商品だと洗浄力が強いと言われています。
洗浄力の強いシャンプー剤で毎日ゴシゴシと頭皮を刺激してしまうのは良くないと考える人も多いようです。
高価なシャンプー剤だと洗浄力が弱いそうなので、毎日髪を洗う人には安心できるかもしれませんね。
毛穴の汚れが気になるという人はクレンジングシャンプーを試してみるのがよいでしょう。
一般的にコンディショナーは髪の毛の表面をコーティングして指どおりを良くし、トリートメントは髪の内部を補修する働きをすると言われています。
しかしトリートメントにもコンディショナー同様毛髪の表面を保護するものや、その逆にコンディショナーにもトリートメント効果を持っているものもあるようです。
基本的にはシャンプー→トリートメント→コンディショナーの順番でヘアケアを行っていくと良いそうです。
コンディショナーやトリートメントは地肌についてしまうとせっかくのシャンプーも台無しになってしまうので、コンディショナーやトリートメントは地肌につかないように注意しましょう。
地肌と髪を守るシャンプープロセス
STEP*1 シャンプー前のすすぎは十分に
シャンプー前のすすぎは髪を十分に濡らせばよいというものではありません。
シャワーで十分にすすぐことで髪や頭皮の汚れを浮かし落としやすくする効果があり、ヘアケアにとっても大事な手順といえます。
つめを立てないように頭皮を軽くマッサージするイメージで3分程度を目安に十分にすすぎましょう。
STEP*2 シャンプー
すすぎが十分に行われた後はシャンプー剤も少量でOK。
シャンプー剤が十分に泡立ったら、耳の周り→後頭部→前髪の順番のイメージで洗い残しに気をつけて優しくマッサージするように洗っていきましょう。
すすぎ残しの無いように全体に丁寧に洗い流します。
先述したように市販のシャンプー剤は洗浄力が強い場合が多いので、使っているシャンプー剤にもよりますが2度洗いなどは特に必要ないかもしれません。
STEP*3 トリートメント
トリートメントを効果的に使うには、できればリンスやコンディショナーの前にトリートメントをしたいものです。
十分に髪の水分をきり、毛先から優しく揉みこんでいきましょう。この時地肌にトリートメントやコンディショナーがつかないように気をつけましょう。
トリートメントは数分時間を置いてからすすぎをしますが、コンディショナーは時間を置く必要はありません。
しっかりと洗い流し、水分を切ります。
STEP*4 ドライ
シャンプーをした髪を洗いざらしのまま寝てしまっては、頭皮にも髪にもよくありません。
キューティクルは濡れたままの状態はダメージを受けやすいのです。濡れたままの髪はあまりこすらないほうがベター。
まず、地肌をタオルで包むように拭き、毛先の水分も優しく拭きとって行きます。
爪を立てたりゴシゴシ拭いてはダメですよ~。
次にドライヤーを動かしながら地肌を先に乾かしていきましょう。
毛先の乾かしすぎはダメージを招いてしまうので、ちょっと湿ってるかな?位でOKです。です。