二の腕のしつこいブツブツなんとかしたい!
毛孔性苔癬は良性の皮膚病の一種で、毛穴(毛孔)が角質で厚くなった中に、産毛と古い角質が詰まったように絡まり、ブツブツした状態を言います。
おもに二の腕や太もも部分の角質異常で、これまでは子どもの頃から思春期にかけて多くなるとされていました。
しかし、最近では思春期から30~40歳代の症例も多く見られるようです。
ぶつぶつに赤みを帯びた症例も多く見られますが、かゆみや痛みなどと言った自覚症状はほとんどな無く、通常は年齢を重ねるに伴って少しずつ自然治癒されていくうえ、放置しておいても健康上特に大きな害はないのだそうです。
しかし、毛孔性苔癬が多く発症する二の腕は季節によっては肌が露出される事もあり、特に女性は気にしてしまう為か皮膚科を受診する人も多く見られます。
毛孔性苔癬は治療が必要?
毛孔性苔癬は治療せずに放置していても健康上問題にならないのですが、美容的な観点などから治療を試みる場合も多くあります。
治療や解消は、蓄積した角質を落としてあげる方法が最も一般的でしょう。
角質を落とす方法はたくさんありますが、民間療法では粗塩を用いたりされたこともあるのだそうです。
しかし、気にし過ぎることで肌を過剰にこすってしまうと肌が黒ずんでしまうなどの新たな問題も懸念されます。
肌質にもよりますが自己処理で角質を落とす時は肌への刺激が少ない方法を選ぶのが良いでしょう。
皮膚科では尿素などの配合された保湿薬や角質溶解剤を塗るなどの対処療法で症状を改善していきます。
毛孔性苔癬も症状の程度には個人差があるので、気になるのであれば、脱毛やケミカルピーリングなどでの治療を相談されてみてください。
角質を優しく除去!【糸脱毛】日本発祥の美的脱毛方法
皮膚科での脱毛やケミカルピーリングよりも、もっと手軽に毛孔性苔癬を解消する手段として、糸による脱毛方法があります。
糸脱毛は日本発祥の糸を使った肌にやさしい脱毛方法で、スレッディングとも言われています。
脱毛の方法は、通常3種類の糸を使い分け、糸に産毛やムダ毛を絡めて毛根から抜き取っていくので、肌の滑らかな状態が1~3週間程度続きます。
糸脱毛は毛孔性苔癬のケアに適しています
剃毛などといったムダ毛の自己処理は肌の角質を痛め、肌トラブルの原因となります。
しかし糸を使った脱毛はカミソリなどを使ったセルフ脱毛や除毛に比べ角質へダメージがないので除毛や脱毛による肌トラブルの心配が軽減されます。
糸脱毛は産毛を糸で絡めとり、糸を滑らせることで肌へ程よい刺激となり、マッサージ効果と要らない角質を優しく除去するソフトピーリング効果も併せ持っているのです。
つまり産毛・ムダ毛の処理と角質の処理が一度にできてしかも肌に優しい脱毛方法と言え、毛孔性苔癬を作っている角質とブツブツの解消におすすめできる脱毛法だと言えます。