試験の大敵!独学中のモチベーションを維持する方法|トピックスファロー

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2014年11月17日
試験の大敵!独学中のモチベーションを維持する方法

受験勉強の時というのは、頭で「やらなきゃならない」とわかっていても勉強を続けるモチベーションが枯れたように下がってしまう事があるものです。モチベーションを上げて体勢を立て直さないと試験に合格するのは困難です。どうすればモチベーションを維持して試験に臨む事が出来るのでしょうか?

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絶対に試験に受かりたい!モチベーションを維持するには…

勉強風景

どんな資格であっても、日々の勉強の積み重ねが結果を左右するものです。勉強を重ねれば重ねるほど実力と知識は磨かれ、積み上げた時間の分だけ自信が付き不安を打ち払うからです。

しかし、肝心の勉強を続けようとする意気や気持ち、いわゆるモチベーションが充分になければ試験に合格できるどころか、十分な実力を身に付けることが出来るかさえも難しくなってしまいます。

念願の資格取得を果たすためには、どのようにしてモチベーションを高め、維持する事が大切なのでしょうか?

無理な目標を立てない

世の中には、実力や勉強期間を照らし合わせても到底達成不可能としか思えない目標を立てて挑戦する人が居るものです。無謀と思われても達成できる見込みがあるから挑戦している人もいれば、明らかな実力不足・準備不足でも奇跡が起こるだろうと思っている人など様々です。

映画やドラマでは奇跡が起こって一発逆転、という展開も良くあるものですが現実ではそんなに簡単に奇跡が起こるわけではなく、試験勉強の途中で「あ、これは自分には無理だ」と気づいてしまうのです。
そうなってしまうと、モチベーションは一気に急降下してしまい、どんなに周囲から発破を掛けられてもモチベーションは回復しないまま試験日を迎えることになるのです。

モチベーションを維持しながら勉強するためには、いきなり最高位の資格に挑戦するのではなく、自分の身の丈に合ったレベルから始めるようにする事が大事です。自分と目標の実力差というものは自分が一番よく知っているもので、実力差がありすぎる無謀な目標を立てることは「モチベーションを失ってもしょうがない」という言い訳になりかねないからです。

苦しくなったら初心を思い出そう

試験勉強へのモチベーションが低下する理由の一つには、「なぜ自分は今こんなに苦しんでいるんだろう」と勉強に疑問を持つという事があります。自分で「資格を取るために必要だ」と信じていたからこそ苦しいくらいの勉強を続けてこられたのに、信念が揺らいだために勉強を続けられるだけのモチベーションを持てなくなってしまったのです。

このような試験勉強に疑問を持ってしまいそうな時は、「なぜ自分はこの資格を取ろうと思ったのか」という事を思い出し、初心を貫徹しようという気持ちを奮い起こす事が有効です。モチベーションは、初志を抱いた時に最高潮に達し、時間の経過と共に減少していくものです。苦しくなってきたときこそ、初心を思い出す事が大事なのです。

自分で飴と鞭を設定するのは…

モチベーションの回復法として、「勉強という鞭に自分へのご褒美という飴を付ける」という方法が良く取沙汰されます。確かに長期間にわたる勉強は辛く、何かのご褒美でも無ければモチベーションを維持し続けるのは難しいものです。

学生時代に「大学に受かったらパソコンを買ってもらえる」と言った飴を親に約束してもらい、頑張った経験のある人も多いでしょう。また、「問題集を200ページまで進めたら今日は終わり」と目標を区切って勉強した人もいるでしょう。

しかし、このご褒美を自分で設定するのはあまり効果があるとは言えません。そもそも勉強は鞭ではなく「目標達成のためにはやって当然の事」だからです。そして、自分で設定したご褒美のハードルは自然に甘くなっていくものなのです。そのため、モチベーションを維持できたとしても勉強効率は大幅に低下してしまうのです。

目標を達成した時の素晴らしさをイメージする

受験や資格取得など目標達成を目指すということは、大変な苦労を伴うものですが苦労した分だけ素晴らしい結果が得られるものです。学歴・会社と言った人に誇れるステイタスを身に付けられるとか、収入アップに繋がるというような即物的なものもあれば、やり遂げた達成感のような精神的なものもあります。

モチベーションを高めるためには、「試験に合格して資格を取得出来た」時に与えられる成果を強くイメージして、「実現した時はこの何倍も素晴らしい気分が味わえる」と自分に言い聞かせるのが有効です。
そして「試験に合格できる」というイメージを持つことは自分の実力に自信を持つことに繋がり、モチベーションの維持と試験本番での実力発揮に役立ってくれるのです。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。