【食事の作法はだいじ】百年の恋も冷める。本当に嫌われる食事マナーはこれだ|トピックスファロー

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2012年8月20日
【食事の作法はだいじ】百年の恋も冷める。本当に嫌われる食事マナーはこれだ

知らず知らずのうちに相手を不快にさせるのが食事のマナー。相手の食べ方が汚いと百年の恋だって一瞬で醒めてしまいます。本を読んだだけでは実践できないテーブルマナーは、実際に食事の中で覚えるのが最も効果的でしょう

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言われて気付くマナー違反

家族と食事をとっている時は気にしなった事を、他人から指摘され始めて気が付いたという経験は意外と多いものです。

それが友人であれば笑って流せるのでしょうが、社外の人であったり冠婚葬祭のような時は思わず逃げ出したくなります。

気付かないうちに自分が他人に不快な思いをさせていないか、気になる人は親しい人に確認してもらうといいでしょう。

特に嫌がられるのはこれだ

例えばどのような行為が嫌われるのでしょう。

「食べ方の汚さ」

一番に上げられるのは「食べ方の汚さ」です。 特にくちゃくちゃと音を立てる食べ方は論外。原因の一つとして歯並びなど口周辺の問題もありますので、どうしても治らない方は歯科医に相談された方が良いかもしれません。

「美味しそうに食べない」

食事に文句ばかり言う。携帯をずっと触っている。一口も食べないうちに調味料をかける。お皿の上がぐちゃぐちゃという食べ方も考えもの。見ている側の食欲がなくなってしまいます。そうなったら、また次に食事に行こうとはなりませんよね

「豪快に頬張る」

確かに美味しそうに食べるのもよいのですが、頬張り過ぎてしゃべるたびに口から物を飛ばさないように。 また食べながらしゃべると、相手に口の中が見える事ありますが、これも非常に嫌われます。

「臭いに関する事」

汗などの体臭にきつすぎる香水、たばこの臭い。料理の香り以上に臭ってこられては気持ち悪くなってしまいます。 たとえ喫煙席であっても相手が料理を食べ終わるまで、たばこは吸わない程度の配慮は必要でしょう。

「箸の持ち方」「一人で先に食べ終わる」

箸の持ち方が悪いと、食べ物をうまく掴めなかったりと綺麗に食べるのが難しくなりますし、相手が先に食べ終わってしまうと、こちらが急かされているようで落ち着いて食事ができません。

「店員への態度」

目の前で店員に対して横柄な態度を取られると、せっかくの楽しい気分が台無しに。場合によっては一緒にいる事すら恥ずかしく感じてしまうものです。

「料理いちいち撮影する」

ブログやツイッターに写真を載せたいには理解できますが、度が過ぎると不快と取られるようです。出来立て熱々の料理が好まれる日本ですから、冷める前に食べてほしいと思ってしまうのでしょうね。

マナーは実際の食事の中で治す

自分の癖は、一人で食事をとっていても分からないものです。特に相手を不快にするようなものは。 またテーブルマナーも、本を読んで知ったつもりになったとしても、実際の場面ではなかなか思い通りには行きません。

一番いいのは実際に誰かと食事をとって、相手に注意してもらう事でしょう。

そうは言っても、すぐに相手が都合できるとは限りません。特に誰かに教えられるほど、テーブルマナーに精通している人物などそうはいないでしょう。

食事をしながら教えてくれる教室を利用しましょう

都内にはテーブルマナーを教えてくれる教室が多くあります。 また、ホテル側がプランを用意している場合もありますのでうまく活用しましょう。

受講料は会場となるホテルや料理によって大きく開きがありますが、1日1回の受講では1万円から2万円ほど。 堅苦しくなく、和気あいあいと食事を楽しみながら、一緒にマナーを覚えるといった講座が多いようです。

またクッキングスクールもおすすめです。

メインは料理を作る事になりますが、作った料理はその場で一緒に食べる教室がほとんど。その時に自分のマナーを見てもらう事も出来ますし、教室によっては先生が簡単にマナーを教えてくれる場合もあるようです。

食事は大切な場所

四角四面の格式ばったマナーを完ぺきにこなす必要はないのかもしれません。しかし食事は楽しく取りたいもの。一社会人としては、一緒に食事をして不快にさせない程度の食事マナーは覚えておきたいものです。

著者:伊藤義雄

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書きたいものがありすぎて書かせてもらっているライターです。趣味は鉄道旅行、写真を撮ることもあるが実際に乗車して車両の個性を体験したいタイプ。尊敬する人は宮脇俊三さん。目標は全国鉄道制覇