毎日の心がけで、ボケ防止はできる!
年齢を重ねていくにしたがって、“ボケてしまうこと”を心配している人は多いはず。ある日突然、ボケの症状が出て、それが次第にひどくなっていき、最後には家族のことだけでなく、自分のことさえを良く分からなくなってしまう…。こうなると、たとえ長生きしても心身ともに健康な状態とは言えなくなってしまいます。
そんな状態になるのを避けるためにも、日頃からボケ防止対策をすることが大切です。
そこで、ボケ防止に役立つことを紹介していきたいと思います。
誰でもできることなので、毎日の生活に意識して取り入れてみましょう!
若い人もまだ自分には関係ないと思わずに、ぜひ実践してみてください!
1. 新聞を読む
新聞を音読してみましょう。普通に黙読すると、文字を目で追うだけになってしまいますが、声に出して読むことで、口を動かしますし、耳も使うことになります。そうすると、様々な角度から脳を刺激できます。
難しい記事ばかり読もうとせず、テレビ欄やスポーツ・芸能欄など興味のあるテーマの記事で構いません。また、普段新聞をあまり読まない人は、本や雑誌を声に出して読んでも良いですね。
2. ウォーキングをする
歩くことは、脳にとても良い刺激を与えます。例えば、寝起きで頭がボーっとしているときでも、少しずつ体を動かすと脳にも血液が行き届き、頭もシャキッとしてきますよね。
朝にランニングを習慣としている人もいると思いますが、脳を刺激する軽い運動としてはウォーキングが◎。近所を散歩する感覚で、周りの景色などを楽しみながら無理せずに歩きましょう。
3. 電車やバスに乗る
車ばかりではなく、外出するときはたまに電車やバスを利用することをオススメします。行き先を考え、切符を買い、目的地行きの電車・バスに乗る・・・この一連の行動は、脳を活発化させます。
時間があれば、途中下車してみるのも良いでしょう。目的地まで一駅分歩くことも、軽い運動、かつ軽い精神的ストレスにも…。軽いものなら、ストレスも脳にはプラスに作用しますからね。
4. 料理をする
料理は、ボケ防止に大きな効果を発揮すると言われています。どんな料理を作るのか、そのためには何がどのくらい必要かなど、順序立てて色んなことを考えなければなりません。
また、包丁を握ることで軽い緊張感を得られるため、脳には程よい刺激になります。手先を使う細かな作業も◎です。
5. 部屋の模様替えをする
部屋の模様替えも、どの部分をどんなふうにしたいのか自分で色々と考えなければなりません。頭の中であれこれイメージすることが、脳の活性化には大事です。
そうは言っても、頻繁に模様替えするのも難しいですよね。なので、食器棚や押し入れの中などの入れ替えといった程度の考え方で良いでしょう。要するに、整理整頓です。
6. 周囲と交流する
インドア派の人などは、休日になると家にこもりっきりになって誰とも話さない日もあるのでは?高齢になると余計に、周囲とのかかわりを持つことが億劫になることも少なくありません。
習い事をしてみたり、サークルやイベント事に参加して、できるだけ多くの人との交流の場を持つようにしましょう。パソコンに慣れている人であれば、SNS(コミュニティサイトなど)を利用して、ネット上の交流を楽しむのも良いかもしれませんよ。
7. 日記をつける
ボケ防止には、毎日日記をつけることもオススメします。日記にはその日あった出来事で特に印象に残っていることなどを書きます。
三日坊主になることを心配している人もいるかもしれませんが、長文である必要はありません。『今日はテレビで○○を観て、面白かった』というような一行日記でOK。一日の出来事を振り返るのは、脳をフル稼働させることになります。