メイクアップのカリスマ【ミシェル・ファン】から学ぶ起業術|トピックスファロー

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2015年10月14日
メイクアップのカリスマ【ミシェル・ファン】から学ぶ起業術

世界的youtuberから起業して成功したミシェル・ファン。動画を通して世界中の人々に影響を与えるには理由があった。恵まれない環境から現在の地位に至るまでの努力や今後の展開について考えてみた。

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Youtuberミシェル・ファンが成功した理由

2015年4月、六本木ヒルズタワー29階にあるyoutube space東京に、通算3度目となる来日を果たしたMichellePhan(ミシェル・ファン)は、美容、メイクアップアーティストを志す人にとってまさにカリスマ的な存在である。彼女を知っている人にとってYoutuberとしての側面は、すでに周知のことだと思う。

チャンネル登録数は760万人を超え、全世界の人が、彼女のメイク術に関する動画に期待を寄せている。

ほかにも多くのSNSを活用しており、instagramのフォロワーは180万人、twitterも65万人とインフルエンサーとしても存在感がある。なぜ、彼女はここまでの成長をとげたのか、今後のビジョンとして何を考えているのか考察してみよう。
ミシェルファン

ミシェル・ファンのバックグラウンド

ミシェル・ファンの親はベトナム系移民で、幼い頃はアメリカのフロリダにて過ごす。アジア人の数が少なく、当然のようにいじめや差別的扱いを受けるなどして、嫌な思いをした時期もあったとのこと。高校に通いながらアルバイトをするなど、決して恵まれているとはいえない家庭環境だったようだ。

そんな状況を少しでも変えようと、興味を持ち始めていた「メイク」に焦点を当て、まるでブログのように「youtube」を使い、動画を通して自分の活動を発信し始めたという。

想像以上に女性がメイクに関心を持っていること、また自分のメイクアップ動画が必要とされていることを感じて、最初はアルバイトとyoutube動画作成の二足のわらじだったのが、次第にyoutubeで広告収入が入るようになり独立。このような覚悟と行動は今の彼女の原点になっているのかもしれない。
ミシェルファンイメージ2

持ち前の創造性とアイデアをすぐ形にする能力がある

ミシェルが動画コンテンツを作るときに心がけているのがストーリー作り。トークショーでは、「しっかりしたストーリーにすることを制作過程で一番注力している」と言っていたが、これは全てのクリエイトな場面で共通する大事な考え方だと思う。

次に意識するのが光源の当て方と見せ方。意外に意識していない人が多く、工夫すればひと味違う動画を作れるとのこと。ミシェルは相当こだわりを持ってコンテンツ制作に励んでいる。

もっとユーザー寄りになって、わかりやすいメイクアップ術やサービスがあったらいいのではないかと提言。持ち前の創造性、アイデアをすぐ形にする能力をフル活用している。

トークショー当日に流した自身の新しいプロジェクトのサンプルムービーは、アイデアが浮かんでから撮影まで1日、編集2日。わずか3日間で仕上げてしまうほど仕事が早いのもミシェルがここまで成長した要因なのかもしれない。

新しいWebサービスを立ち上げる

youtuberとしての側面から、もっとクリエイターやメイクアップに興味ある人、メイクが好きな人を繋げたいという思いから出来たのが、ipsyという毎月おすすめのコスメサンプルが届くサービス。海外ではmonthly subscription service、いわゆる月間購読サービスだが、プロダクトベースでは雑誌くらいしかイメージできないので、新しい市場としても今後楽しみな展開だと思う。

現在は海外版だけだが、ミシェル自身が寿司屋のウエートレス経験があり、初音ミクやセーラームーンなど日本文化に関心が高いので、「近年、ipsy Japanも構想にある」とトークショーで語っていた。

普通ならyoutuberとして広告収入でも十分なはずだが、ミシェルはWebプラットフォームを通じて、ファンやアーティストとの交流や接点を作るためにipsyを考えた。
注目している国には実際に足を運び、ネットのみならずリアルな出会いや交流を大事にするというO2Oマーケティングの考え方もあり、起業家としての側面が伺える。
ミシェルファン3

女心をくすぐるipsyの特徴

ipsyの特徴は、
1.コスパに優れていること
2.メイクアップのチュートリアルを動画コンテンツで閲覧できる
3.可愛いグラムバックという購買欲をそそるセット購入
が挙げられる。

まず、コストの面だが、月額サービスで4~5本のサンプルとフルサイズ付きで10ドル、日本円にすれば1,200円くらいだろうか。若干高いと思うかもしれないが、ipsyとブランド契約をしている企業は約3,000社。その中から旬なものをチョイスしているということで、メイクアップに興味がある女性にはかなり良いサービスではないだろうか。

そして、

これに関連したメイクアップのチュートリアルを公開している。ミシェルの得意分野である動画でのチュートリアルをクライアント企業の製品をピックアップして配信するという新しい試みのため、非常に注目されている。
グラムバックという化粧ポーチも女性心をくすぐるような可愛らしいデザインで、毎月届くのが楽しみになるよう工夫されている。

ミシェルのビジネス展開はヒントがたくさん

自身の得意な分野でコミュニティを築き、オンラインプラットフォームでさらに次の展開に繋げていく手法が非常にうまい。オウンドメディアを立ち上げて、自社のブランディングを構築していくことも非常に参考になると思う。

ipsy以外でも会員制のメイクや美容に関する情報やリアルな声をWebサービスとして展開して、会員同士の交流にも尽力している。「メイク」を切り口にして色々な軸展開を手掛けているのも、企業のビジネス展開を考える上でヒントになりそうである。

とことん好きなもの、極めたいものを追求し、SNSを駆使して拡散して、価値観が合った人がコミュニティを形成する。理にかなった流れといえそうだ。
デザイナー、エンジニア、営業、PRが同じ価値観を共有し、企業のブランドを高める役割を果たすことができたら、企業としての成長も期待できるのではないだろうか。

参考資料
https://www.ipsy.com/

著者:DAICO

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誰もがヒロインにをテーマにCINDERELLAの団体を創っています。
企業PRからイベントプロモーションを手掛ける傍ら、アーチストとしての側面を持ちDJ、ダンスを通してストリートカルチャーの発信に力を入れています。
 また、社会貢献活動の一環として東北復興に関わるイベント、フェアトレードファッションの普及にも努めています。よろしくお願い致します。