激安物件で人気も高いが競争率も高い都営住宅に申し込んでみた|トピックスファロー

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2014年7月18日
激安物件で人気も高いが競争率も高い都営住宅に申し込んでみた

家賃が高いことで有名な東京。そんな東京でも救済措置はある。その中のひとつ、都営住宅に今回は申し込んでみた。

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
  

どこが管理していて他の賃貸業者と何が違うの

東京都住宅供給公社(JKK東京)は東京都が運営する賃貸管理会社だ。
メリットは以下の3つ。

  • 礼金なし
  • 更新料なし
  • 仲介手数料なし

引っ越し時には何かと物入りになる。いくら安いアパートでも礼金と仲介手数料だけでも10万は軽く飛んでいくだろう。これがないだけですごくありがたい。

取り扱う住宅に種類があり、その種類によって申し込み資格や方法が変わる

一般賃貸住宅

東京に住んでいなくても申し込める。
単身者用もあり(ただし区部では3DK、市部では3LDK以下しかだめ)
ある程度の月収があること。
家賃はそこそこ、一般の賃貸とあまり変わらない。
先着順募集と抽選募集がある。その他、たまーに新築募集もあり。

都民住宅

東京に住んでいなくても申し込める。
基本的に単身者はだめ(東京に3年以上住んでいる60歳以上の方は申し込める)
家族数によって必要となる所得額の上限と下限が変わる。
「公社施行型」「公社借上型」「指定法人管理型」「東京都施行型」とさらに別れており、なおかつそれぞれ申し込み方法が違う。若干めんどくさい。
家賃も上記の種類によって違うが、安いものは安い。
先着順募集と抽選募集、待機者募集などあり。

都営住宅

完全低所得者向け。
申込者本人が都内に3年住んでいないといけない。
家族数により所得額の上限があり、セレブリティな人は申し込めない。
単身者用は東京3年住みの60歳以上の方と車椅子の方のみ。
年4回(5月・8月・11月・2月)の抽選方式。
家賃は所得額によるが、激安。
主な募集方法は抽選募集。

どの住宅にも共通しているのは、ペット禁止、持ち家があったり入居者に日本人が一人もいないと申し込めない等という厳しい基準がある。

都営住宅の狙い目はポイント方式による抽選

今回は低所得者向けの「都営住宅」に応募することにした。といっても3DKを5万以下で借りようとすれば借りられるこの都営住宅。もちろん、とんでもない倍率だ。1戸に80世帯が群がるのが普通である。
それでも、条件さえ整えば抽選に当たりやすくなることもある。
特に、2月、5月の応募にはファミリー向けポイント方式の募集があるのだ。

ポイント方式とは

かなり限られた世帯向けの募集要項になる。
・ひとり親世帯
配偶者(内縁も婚約者もだめ)のいない、20歳未満の子供を持つ世帯。
・高齢者世帯
申し込み本人60歳以上。配偶者がいるか、18歳未満の児童がいるか、身体障害者手帳、もしくは愛の手帳か精神障害者保険福祉手帳を持っている方。
・心身障害者世帯
身体障害者手帳、もしくは愛の手帳か精神障害者保険福祉手帳を持っている方。
戦傷病者手帳を持っている方。
・多子世帯
18歳未満の児童が3人以上
・特に所得の低い世帯
基準の所得額以下であり、生活保護を受けている方。もしくは同居者全員が40歳以上(再就職が難しいからか?)

上記の状況や現在住んでいる部屋の広さ、家賃などからも、住居に困っていると判定されるとポイントが加算される。そうしてポイントが高いほど、優先されるのだ。

申し込む方法は?

無料で配布される申込書を手に入れるか、公式ホームページからダウンロードできるらしい。
印刷代がもったいないので、近くの区役所の住宅課で手に入れることにする。
他に、東京都住宅供給公社都営住宅募集センター、各窓口センター、都庁、区役所、市役所、町村役場で配布しているようだ。

厳しい規定があるため、申し込み記載する項目がとても多い。書き損じたときのために一応二冊もらってゆく。
分厚い冊子の冒頭に、書き方の見本があるので参考に空欄を埋めていこう。
どこでポイント加算されているのか、はっきりと明確にされていないので、できるだけ埋めるようにする。
わからないときは、素直に東京都住宅供給公社都営住宅募集センターに問い合わせよう。
申し込み期間はおよそ1週間程度、それを過ぎると受け付けてもらえないので要注意だ。カレンダーに締切日を赤丸しておく。
全ての項目を埋めたら、郵送で送る。

抽選結果とその後

2月申し込みなら3月中旬、5月申し込みなら6月下旬ごろにホームページで発表がある。
そこで抽選に当たったとしても、次に審査が待ち構えている。そのときに必要書類が提出できなかったり、所得額や同居人の状況など基準に満たさなければ失格となり、次の補欠の人へと順番が回ってくる。
審査が通ると、ここでやっと住居の下見ができる(ただし、期間中に1回だけ)
そこで申込者が住居の状況に納得できたら、ここでようやく入居手続きに入る。
申し込みから実際に入居するまで5ヶ月はかかるといっていい。

まとめ

上記の手順を見ても、いかにめんどくさいかわかっていただけただろう。
それでも倍率が30~180ぐらいにまで膨れ上がるのは、それだけ家賃が安いということだ。
一度、申し込むと番号がふられる。その番号は次回申し込むときに必要となるので、大事に保管しておこう。(つまり今回は落選したのだ)
何度も何度もチャレンジしては外れる。外れることは当たり前という気持ちで気長に申し込みを続けるしかない。


JKK東京 東京都住宅供給公社 都営住宅募集センター
http://www.to-kousya.or.jp/toeibosyu/index.html
TEL: 03-3498-8894

著者:渡辺芳樹

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。