エアコンの電気料金をさらに節約する+α
「すだれを使って暑さ対策をしている」「設定温度は28度」「フィルターをキレイにしている」など…さまざまな節電に取り組んでいるはず。夏の電気代急騰を招くエアコンは、使い方を特に注意したいところですよね。
エアコンの使い方は工夫しているけれど、さらに節電したい!と言う人は、次の方法も取り入れてみて下さい。
室外機に日よけをつける
エアコンは室外機の温度が高くなってしまうと、効率が悪くなって余計な電気を使うことになってしまいます。室外機が屋外にあって、直射日光にさらされているという場合も少なくないでしょう。
室外機に日よけを作り、直射日光を防ぐだけでエアコンで使用する電力を抑えることができます。
室外機に水をかけるという方法もありますが、手間がかかりますよね…。エアコン用の日よけが市販されていますし、自作するのも良いでしょう。自作する際には、排気口をふさがないにすることが大切です。
フィルターの掃除は2週間に1度
季節の変わり目に、フィルターのお掃除をする人は多いです。でも、一度掃除をして安心…という人は、まだまだ甘いです。
フィルターの掃除は2週間に1度のペースで行いましょう。さらに、フィルターの奥にある熱交換機をキレイにすると、さらに節電効果は高まります。
熱交換機は、空気を冷やす部分。ほこりが溜まってしまうと、効率良く空気を冷やせなくなってしまうんです。
フィルターの掃除はもちろん、節電上級者を目指すなら、熱交換機の部分の掃除もお忘れなく。
熱交換機とは??
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熱交換器は冷却フィンとも呼ばれるアルミの板でできたデコボコした部分。暑い空気を効率良く冷やすために、デコボコの形状で表面積を大きくしています。そのため、ほこりが溜まりやすい部分でもあります。
熱交換機にほこりが溜まっていると、効率良く空気を冷やすことができず余計な電力を使ってしまうため、熱交換器もフィルター同様、キレイにしておくことが大切です。
細かくて掃除がしにくい部分でもあるので、市販のエアコン洗浄スプレーなどを使用するのも一つの方法でしょう。
頻繁につけたり消したりしない
涼しくなってきたらエアコンを消して、暑くなってきたらつけて…とエアコンをつけたり消したりを繰り返している人も多いでしょう。
30分程度ならば、つけたままの方が消費する電力が少ない場合もあります。
節電を意識して、「少しでもエアコンをつけている時間を短く…」と考える人は少なくありませんが、逆効果になってしまうこともあるんです。
エアコンのプラグも頻繁に抜かない
待機電力の節約のために、何でもかんでもプラグを抜き差ししていては逆効果。
最近のエアコンは待機電力が少ないので、プラグを抜き差しした方が消費電力が大きくなってしまうことも。長期間使用しない場合はプラグを抜いた方が良いですが、外出時などはプラグを抜く必要はないでしょう。
換気してからエアコンをつけた方が節電になる場合も。
外出から戻って、外よりも室内の方が暑く感じることはありませんか??
その際は、一度換気をして室内の温度を少しでも下げてからエアコンをつけた方が、電力の消費は少なくなります。