独学のメリット・デメリットを知っておこう
独学のよい所は、なんといっても低コストというところ。0円ではありませんが、せいぜい、参考書や問題集を買う程度の出費で済みます。
外に習いに行くと、ジュース代や同級生との交際費、遅刻しそうなのでタクシーを使った…などなど、知らず知らずのうちにお金が出て行ってしまうもの。でも独学ならば、そんな心配もありません。
ただし、独学にはデメリットもあります。
それは、情報が手に入りにくいということ。
カリキュラムが充実している、資格に関する資料がたくさん置いてある、講師や友人と情報交換できる、そんな学校と比べると、独学はネットや本を見るくらいしか手段がありません。
お膳立てしてくれるものが何もないので、自分で苦労して情報を集めなくてはならないのです。
また、メリットでもありデメリットでもあるのが、時間に縛られないという点。
学校ならばスケジュールがきっちり決まっていますが、独学ならば自由です。いつでも好きな時に好きなだけ勉強することができます。家事や仕事の合間に、なんてことも思いのままですよね。
でも自由になると、人はつい怠けてしまうもの。ほんの10分の休憩のつもりが、夜中まで爆睡…これが現実ではないでしょうか?規則に縛られているほうが、かえって人は上手く時間をやりくりするものです。
(そういう意味では、忙しい人のほうが、独学に向いているといえるでしょう)
いかがでしょうか?ここまで読んで、自分は独学に向いていると思えたでしょうか?「頑張れそう!」「決心ができた」という方はぜひ下記へどうぞ。
独学で資格取得をするためのポイント
独学でも効果的な勉強ができている人はたくさんいます。なかには、さほど努力したつもりはないのに、資格試験に一発合格したという人もいるのです。
きっと自己管理がしっかりできる上に、ポイントを抑えるのが上手なのでしょう。うらやましい限りです。
そんな人の独学方法、ぜひお手本にしたいですよね。では、紹介していきます。
※ここでは、行政書士の資格試験に一発合格した人の独学方法を元に、ポイントをまとめています。なお独断と偏見による解釈つきです。
- 今までに身につけた知識を活用する
まったく専門外のことを一から勉強し、資格を取ろうとするのは無謀。 はじめから、今までの勉強で得た知識を活かせる資格を選ぶのがカギということでしょう。なおこの方は、法学部専攻だったそうです。
- 自分の専門外のテスト教科はあきらめる
自分の専門外の教科は、勉強の仕方がわからないもの。 また積み重ねが必要な教科(数学など)は、今からでは無理。そんな場合は潔くあきらめて、専門内の教科の勉強に集中して、テスト点数を稼いだほうが賢いというわけですね。
- テキストや問題集はくりかえしやる
これはどんな勉強をする場合でも、共通して言えることですね。また、この方は「行政書士合格ノート」という本を利用したそうです。
- 学生のうちに資格を取っておく
資格取得を目指すなら、やっぱり学生のうちが一番。学校で頭に入れた知識は、社会人になったら少しずつ忘れてしまうものですし、納得です。一般的な意見ですが、勉強も資格取得も現役のうちに…が◎
最後にひとこと
いかがでしたでしょうか?「意外と簡単」「これなら私にもできそう」と感じた方もいれば、「なんだ当たり前のことじゃないか」と感じた方もいるかと思います。上手くないかもしれません、
少しでも独学で資格取得を考えている方のお役に立てれば幸いです。