SNSで共同購入!ソーシャルギフトというプレゼントの新しいカタチ|トピックスファロー

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2012年6月5日
SNSで共同購入!ソーシャルギフトというプレゼントの新しいカタチ

プレゼント選びに困ったときによく使うのが「じゃあさ、もうみんなで買っちゃおうよ!」という手ではないでしょうか?その「みんなで買っちゃおうよ」をより簡単に行えるようにしてくれるのが“ソーシャルギフトサービス”です。今後ブームが来るであろうソーシャルギフトの基礎知識です。

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。…
  

ソーシャルギフトサービスとは?

まず、「ソーシャルネットワークサービス」とはフェイスブックやミクシー、ツイッターなど友達同士で日記や写真、つぶやき、お気に入りのサイト、などを共有してコミュニケーションをとるサービスのことです。

各サービスによって違いますが、ソーシャルでコミュニケーションする相手は実際に会ったことがある友達だけでなく、顔も知らない相手だったりもします。顔も知らない相手の場合は、もちろん相手の住所も分かりません。
でも、ソーシャル上でとても仲良くなった相手が誕生日だったりすると、「なにかちょっとしたプレゼントを贈りたいな」という人も多くなってきているようです。

そこで近年生まれたのが、ソーシャルギフトサービスです。顔も本名も住所も知らないけど、ソーシャルのあの人にギフトを贈りたい!という人のためのサービスです。

現在、ソーシャルギフトサービスは大きく二つに分けられます。
一つは個人がだれかにプレゼントを贈るタイプ、二つ目はみんなでだれかにプレゼントを贈るというタイプです。

「みんなでだれかにプレゼントを贈る」というのは、住所も名前も知らない人にプレゼントを贈れるというだけでなく、友達同士でお金を出し合ってプレゼントを購入する際の新しいカタチといえます。ソーシャルサービスの特徴をうまく利用した方法ですね。

国内のソーシャルギフトサービス

海外ではすでに多くのソーシャルギフトサービスがあるのですが、日本でも徐々にサービスが始まり、利用者が増えてきています。
ここでは、代表的なサービスを4つ紹介します。

ソーシャルギフトサービスと言えばここ

giftee - Send a Small Thank You.

ギフティーは小さなありがとうをギフトとして贈るサービスです。ツイッターやフェイスブック、Eメールを使って簡単にプレゼントを贈ることが出来ます。個人からだれかにちょっとしたギフトを渡すというシンプルなサービスです。

ギフティーでプレゼントする物は「コーヒー1杯」「チョコレート」など500円~1000円くらいの小さなプレゼントです。
gift + teeでgifteeなのかもしれません。
贈られた人はギフティーと提携しているお店に行き、プレゼントを受け取ります(2012年5月現在では東京49件、神奈川3件、京都7件、名古屋16件で利用可能)。
全国チェーンのお店が加わってくれるとうれしいですね。行けない場合はチャリティーに寄付することも出来ます。

住所を知らない人へのプレゼント宅配サービス

ほしい!でつながるプレゼント宅配サービス「Giftnow」 ギフトナウ

ツイッター・ミクシー・フェイスブックの知り合いにプレゼントを贈ることが出来るサービスです。
ギフティーはお茶でも一杯どう?という小さいギフトでしたが、こちらのギフトナウはよりプレゼントの幅が広くなっています。

商品はYahoo!ショッピングや体験ギフトのソウ・エクスペリエンスなど、ギフトナウと提携しているショップから選ぶことができます。
提携ショップで商品を買うと、ギフトナウがラッピングをしてくれ、メッセージカードを添えて相手にプレゼントを送ってくれます。

みんなで花束を贈る

お花サプライズ!| みんなでつくった花束で最高のサプライズを

こちらもみんなでプレゼントを贈るというサービスですが、贈る物が花束に限定しているところがおもしろいです。女性に特に喜ばれそうですね。

こちらもフェイスブックアカウントを利用します。
一人一人が好きな花を何本か選んでみんなでオリジナルの花束を作っていきます。このサービスでは、花束を贈る相手を驚かせるために極秘で参加者を集められるので、気の利いたサプライズを演出できますね。

Facebookアプリにもあります

FacebookのBIRTHDAY CLAPPER!!

こちらもみんなで贈るタイプのギフトサービスです。
“誕生日”としている点とプレゼントの商品を贈られる人が選べるというのが特徴です。

このサービスでは、プレゼントを贈りたい人は1口500円からお金をだすことができ、一人当たり最高10口までとなっています。
贈られた人は集まった金額をもとに2500円から5万円の商品の中から欲しい物を選ぶことができます。カタログギフトのようなものですね。

さっそく始めてみましょう!

今までのプレゼントというのは、個人から個人へ、みんなから個人へ、というカタチが一般的でしたが、ソーシャルギフトサービスの登場によって、

個人 から 会ったこともない人へ

会ったこともない人を含むみんな から 個人へ

会ったこともない人を含むみんな から 会ったこともない人へ

など、贈る人と贈られる人のバリエーションが増えてきました。

すでにソーシャルサービスを使っている人はもちろん、
まだ使ったことがない人も、ソーシャルギフトサービスを使って新しいギフトの仕組みを体験してみると良いでしょう。

今までになかった新たな人間関係の構築や、すでにある友人ネットワークのつながりを強化する“良いきっかけ”になってくれるかもしれません。

著者:渡瀬由紀子

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。好奇心を糧に幅広く執筆活動中。
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