改善なくして効率UPはなし
恐ろしい程の大不況。迫りくる不景気に多くの企業が存続の危機に直面しています。『明日は我が身か…』と感じている会社も少なくないでしょう。
そんな中、企業経営をしていくうえで安泰を求めるのであれば、自ずと『成果』が求められます。
営業マンであれば自分に課せられたノルマを果たすため日々仕事に励んでいます。営業マンではない人達でも自分に割り当てられた仕事をきっちりこなすために頑張っています。
しかし、どうでしょうか?
仕事をしたい、もしくはノルマ達成のために頑張りたいと思っていても、さすがに働けるような環境じゃなかったら…。ノルマ達成ところの問題ではありません。仕事をするための『覇気(モチベーション)』が全くあがりません。
そんな中で仕事をしていても成果を期待する事はできません。
直接的に関係ないと思われるかも知れませんが、効率UPと仕事環境は関係しています。
いかにしてモチベーションをあげるか
問題点はいかに従業員のモチベーションをあげるかです。個人によって差があるので、『何をすれば絶対大丈夫!』とは一概にはいえません。『自分へのご褒美を買う。』『ベースアップがあるから頑張れる。』『アフターファイブが楽しみ』等色々あります。しかし、毎日継続できない方法や限界もあるので、モチベーションの維持は難しいです。
職場にいながらモチベーションをあげるには、前述で記したように職場の環境を整える事が必要です。
どのようにでしょうか?
会社側に求められることですが、仕事をしていて心地よい空間を作れば良いのです。第三者の視線から見て、『資料や書類が乱雑に積み上げられ今にも崩れ落ちそう。備品も乱雑に置いてあるし、棚の中もグチャグチャ。』と思うのであれば改善が必要ですし、『本当に綺麗。何もいう事はない。』と思えるようなオフィスなら大丈夫でしょう。
『整った環境』で仕事の効率を上げる
仕事効率を上げるための環境の改善とは何でしょうか?前述でも記したように『いつまでも住んでいたい』と思えるようなオフィスにすることです。従業員の身体的な面や精神的な面で脅威となる要因があるのであれば改善が必要です。どのように改善できるでしょうか。
適切な明るさの確保
節電が求められているので、かなり努力が求められますが明るさの確保は大切です。明るさが確保されていないと視力の低下を引き起こします。また、全体的にオフィスが暗いと従業員のモチベーションもいまいち上がりません。節電志向の電気器具の取り換えなどによって明るいオフィスづくりをしましょう。
行き届いた掃除
当たり前の事ですが一番難しく大切な事です。ただ窓拭きをして、床を掃きゴミを捨てるだけではありません。細かい部分の清掃やきれいな空気の確保といった事まで気を配りましょう。
また電子機器や小型部品などの製造の仕事の現場では、さらに厳しいクリーン環境が求められます。なぜなら空気中を舞う細かなホコリや粉塵が、精密機器にとっては重大な被害を及ぼす可能性があるからです。そういった分野では清潔な環境を心がけることはもちろんのこと、特別な設備を設けて製品を守ることが全体のモチベーション維持にもつながります。
クリーンな仕事環境を作れる機械紹介
チコーエアーテックの集塵機でオフィス内を綺麗な空気に。クリーンな環境で仕事をするための、遠隔操作が可能な高性能小型集塵機を紹介しています。
整理整頓
デスク上や引き出しの中、本棚など仕事のしやすい様に整理整頓に心がけましょう。
『机の上に不必要にものを置かない。』『引き出しの中は大きさ別や優先順位順に上から入れていく。』
『書類や資料は五十音順やアルファベット順・取引先順などで仕分けしていれる。(カラーファイルで分けてもOK)。』
『もらった名刺は五十音順や端末に登録する。』などすれば、いざという時に無くなる事や見失うという心配はなくなります。時間の短縮になり効率もUPします。
適度な空調管理
地域や人によっては体感温度が違うので、これに関して何度が正しいということは言えません。しかし、あまりにも暑いまたは寒いという環境のもとでの仕事ははかどりません。思いがそっちに行ってしまうからです。そのためにもオフィス内をふさわしい温度に設定すると良いでしょう。暑さを感じやすい人はエアコンの風が強く当たる所への席替えや、寒さを感じやすい人は上着を増やすなどして仕事をしやすい温度を各自で保つこともできます。
騒音の排除
万年的に騒音が気になるオフィスでの仕事は効率UPどころか騒音によるイライラを抑えるのも大変です。騒音は仕事の妨げになります。取引先からの電話応対にも苦しみます。騒音を消すためにBGMを小さ目に流すといった工夫や、金銭面で余裕があるなら防音の壁にすることもできます。
ストレスのない環境
仕事をするにあたりストレスは効率UPの大きな妨げになります。『休みが無い。』『労働基準法に反するような勤務体制。』『達成不可能なノルマ。』『仕事の仕方に関して逐一注意される。』『上からの圧力。』これらは、仕事のモチベーションを奪う事柄です。効率UPをはかるのであれば、従業員の気持ちに配慮する事が求められるでしょう。
効率UPは『方針の変化』より『環境改善』
解決策が全く見いだせない大不況の中、企業存続の危機という被害を回避するには『利益を出す。』ことが必須です。節約や節電という方法でコストをさげ企業の存続を維持していく事も可能ですが、利益を出すには『維持』ではなく『プラス』にしなくてはいけません。
斬新なアイディアや働きやすい勤務体制によって企業を存続させることもできます。しかし環境の改善も大切な分野です。 環境の改善で従業員のモチベーションが高まり、仕事効率をメキメキとあげられるなら、これに越したことはありません。ぜひ、環境の改善で仕事効率をUPさせましょう。