“会社への質問”が面接成功のカギ!
志望動機や転職理由、自己PRなど、転職の際の面接では、様々なことを聞かれるでしょう。
しっかり準備をして、面接官からの質問に丁寧かつ簡潔に答えていったとしても、
「では、最後に何か質問はありますか?」
と聞かれて、途端に戸惑ってしまう人もいるのではないでしょうか。
最後の最後でつまずいてしまった・・・ということになれば、せっかくスムーズに進んでいた面接が台無しになりかねません。
面接官側からすると、転職を希望する企業に対して疑問に思っていることなどきちんと聞けることは、「うちの会社をよく理解している」と合格の決め手になることが多いんだとか。
これで合格できる!好印象を与える質問のコツ
「この人はちょっと違うな!良いかもしれない!」と、面接官に思わせる質問をするコツを紹介しましょう。 転職の面接時、その場でとっさに良い質問はなかなか思い浮かばないもの・・・。 最後に聞かれるため、気を抜いてしまって適当な質問で済ませないようにするためにも、ここでコツをしっかりおさえておくことが大切です。
1.質問はあらかじめメモしておく
できれば、10個ほど質問を用意しておきましょう。面接当日はそのメモを見ながら質問してもOKです。 志望動機などと違い、メモを見ながらでもマイナスの印象を与えることはありません。 ただ、質問攻めになるのは良くないので、用意したものを必ず全部するのではなく、自分や面接官の話のペースなども考えつつ、聞いていくようにしましょう。
2.初歩的な質問はしない
社員数や事業内容、売り上げといった会社に関する初歩的な情報は前もって、ホームページなどでチェックしておきましょう。あらかじめ知り得たことをより詳しく知りたい・・・というふうに言うのであれば構いません。
3.関心のあることを掘り下げて質問する
面接が進む中で、1つか2つは関心を持てる内容が出てくると思います。そのことを、より具体的に教えてほしい・・・という形で質問してみましょう。そうすると、会社に関する知識が深まりますし、面接官に意欲を見せることもできるので一石二鳥ですよ。
4.活躍している中途採用者について聞く
今、この会社に途中入社してバリバリ働いている人には、どんな人がいるのか可能であれば話を聞くと良いでしょう。そういう話を聞くことで、自分が入社した際のイメージを膨らませることができますし、何よりヤル気をアピールすることに繋がります。
5.面接官の志望動機を聞いてみる
面接官の志望動機を聞くというのは、一見すると失礼なように思いますが、案外快く答えてくれることが多いですよ。面接官も自分と同じような年齢のときに転職して、今の会社に入ったのかもしれません。 何かしらの共通点が見つかって、そこから話が弾むこともあるでしょう。
入念な企業研究を忘れずに!
面接官に好印象を与えるための質問をするには、その企業のことをよく知ることが重要になります。
例えば、仲よくなりたい人がいたら自分の話ばかりでなく、相手のことも色々聞いてあげると、その距離がグッと縮まりますよね。それと同じことです。
自分のことをよく知ってもらって内定に繋げようと、必死に自分のことばかりアピールする人がいます。
上手に自己PRする能力はもちろん大事ですが、冒頭でも触れたようにどれだけ会社のことを知っているか・・・面接官はココを見ています。
まずは転職先を絞り込むときに企業研究をして、ここを受けると決めたら、さらに詳しく調べていきます。
ホームページのほか、パンフレットや転職情報サイトに載っている情報をリサーチしたり、希望する会社に友人や知人がいる場合は話を聞きに行くなど、企業研究には色んなアプローチのしかたがあります。
入念な企業研究で、転職を成功させましょう!