【口元にできるしわは2種類】
口元にできるしわは、大きくわけて2種類。1つ目はほうれい線、2つ目はマリオネットラインです。
ほうれい線とは、そうあの、鼻から口にかけてハチの字に広がる溝のことです。誰もが知っていますよね。
しかし後者については、はじめて耳にする方も多いのでは?
マリオネットラインとは、口の両端からアゴに向かって縦に伸びている溝のことを指します。
マリオネットの口元をよく見てみると、口をパクパク動かすために切れ込みが入っていますよね?
それに似ていることから、この名前がついたようです。
ほうれい線とマリオネットラインの原因は?
ほうれい線とマリオネットラインができる原因は、顔のたるみです。
顔がたるんでしまうのは、年齢による表情筋の衰え、肌の乾燥、紫外線といったことが大きく関係しているようです。
どれも日頃のケアで防げそうなものばかりですよね。 ほうれい線もマリオネットラインも年配の女性によく見られますが、なかには20代で両方できてしまったという人も!私はまだ若いから…とケアを怠っていると、悲劇を招いてしまうということですね。気が抜けません。
【美容整形という手もある!】
ほうれい線もマリオネットラインも、一度できてしまうとなかなか元には戻りません。
日頃からせっせとしわ予防に努めている人ならばこんなことはありませんが、大抵はできてしまってから焦るものです。
化粧品や美顔ローラーなどのケア方法は、自宅で手軽にできるし安上がりですが、それ故にイマイチ効果を実感できないもの。ならば思い切って、専門家の手に委ねるというのも1つの方法です。
専門家の手に委ねるとはつまり、美容整形のこと。
美容整形と言われるとドキッとするかもしれませんが、今は技術が進んでおり安全性が高いものが多いです。それにきちんと施術の流れなどを説明した上で行うので、心配は要りません。
現在、ほうれい線とマリオネットラインのメジャーな治療方法となっているのは、ヒアルロン酸注射です。
「術後すぐに外出できる!」「痛みが少ない」との声が多く、利用者は年々増えているのだとか。
そんな女性の強い味方・ヒアルロン注射ですが、具体的にはどんなものなのでしょうか?
【ヒアルロン酸注射とは?】
ヒアルロン酸は、優れた保水力をもつアミノ酸の一種です。そのヒアルロン酸を極細の注射器でもって気になる部分に注射することを、ヒアルロン酸注射といいます。
ヒアルロン注射は大がかりな手術ではありません。わずか5~10分ほどで済むので日帰り可能です。
また施術前に麻酔クリームを塗るので、痛みもごくわずかだそうです。
ヒアルロン酸は危険な化学物質などではなく、もともと人体のなかにあるもの。ですからアレルギー反応を起こすような心配もありません。
ごくまれに炎症を起こすといった副作用が出ることもあるようですが、それは細菌感染が原因。
事前に十分な滅菌処理がされていれば、予防できることですので、過剰に心配する必要はありません。
なお術後は肌にハリが出てしわが消える為、人によっては実年齢より5歳は若く見えるようになるのだとか。
気になるお値段ですが、0.1mlにつき1万円前後、深いほうれい線なら0.3~0.5mlくらいが目安のようです。
【ワンポイントアドバイス】
ヒアルロン酸注射には、医師の経験やセンスが大きく関係すると言われています。
ですから実績がある・良い評判を耳にするといった点を、病院を選ぶ時の目安にすると良いでしょう。
また、事前にHPなどでしっかり情報収集することも大切です。