節約の第一歩!家計簿の付け方入門|トピックスファロー

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2014年2月3日
節約の第一歩!家計簿の付け方入門

家計簿なんて面倒くさい、過去につけていたけど続かなかった。そんな方に贈る家計簿の付け方入門。現状把握、目標設定、支出改善の3ステップで家計を改善する方法と、おすすめ家計簿アプリを紹介します。

WEBライター
  

3つのステップで家計を劇的改善

まずは家計簿の使い方を解説します。ただ家計簿をつけるだけでは家計は改善できません。現状把握、目標設定、支出改善の3ステップを理解しましょう。

ステップ1:現状把握

何はともあれ、支出の現状を把握しないことには始まりません。最初の一ヶ月間は節約のことは忘れてOK。支出を記録することに専念してください。支出の分類は、次の7つに分けるのがおすすめです。

・住宅費
・通信光熱費
・保険料
・食費
・交際費
・育児・教育費
・その他生活費

これ以上細かく分けると家計簿をつける上で負担になりますし、これより粗くしてしまうと支出の目標が立てにくくなります。

ステップ2:目標設定

次に支出の目標を設定します。一般的に、支出の理想は次のような割合と言われています。

  夫婦二人世帯 夫婦二人+子ども二人世帯
住宅費 30% 25%
通信光熱費 10% 10%
保険料 6%
食費 10% 15%
交際費 10% 8%
育児・教育費 8%
その他生活費 20% 18%
貯蓄 20% 10%


もちろん家庭によって事情は異なりますので、無理にこの割合に合わせる必要はありません。ステップ1で明らかになった支出傾向と照らし合わせて、実現可能な目標を立ててください。
一点注意していただきたいのは、貯蓄も必ず予算の中に組み込むこと。「余ったお金を貯金」という考え方は捨てて、いくら貯金するべきなのか、いくら貯金できるのか、予算を立てる段階で明確にしておきましょう。

ステップ3:支出改善

現状と目標が明確になったら、どこを改善すべきかがわかるはずです。貯金するために食費を削らないと、と思っていたけど、実は交際費の方が大幅に目標をオーバーしていた、なんてことがこの時点で明らかになってきます。逆に言うと、これ以上削らなくても良い部分も明確になるので、「あれもこれも我慢」という無駄な節約ストレスから解放されます。

おすすめ家計簿アプリ

家計簿の使い方がわかったところで、おすすめの家計簿アプリを紹介します。

ネット家計簿ココマネ

「ネット家計簿ココマネ」は、ユーザー数9万人の超有名アプリ。Web上で家計簿を入力できるアプリで、基本的な使い方なら利用料は無料です。ここでは、「ネット家計簿ココマネ」のメリットをご紹介します。

まずは、固定費が設定できること。家賃や保険料などの毎月決まった支出を固定費としてあらかじめ登録しておくと、決まった日付に自動で支出として記録され、入力漏れがありません。おすすめは、固定費を毎月1日に記録されるように設定すること。今月は既にこれだけの支出があるんだということを前もって把握することができ、今月使えるお金が正しく把握できます。

二つ目は予算設定ができること。ステップ2で目標設定をしようということを書きましたが、それがアプリ上で設定できます。予算に対して今月あとどれくらい使えるかが一目瞭然なので、目標を立てた効果がさらに高まります。

三つ目は、レシート撮影で自動入力ができること。こちらは月額300円の有料サービスなのですが、スマートフォンの専用アプリでレシートを撮影すると、レシートの文字を解析して自動で家計簿に入力してくれる機能です。解析の精度も高く、面倒な入力の手間が省けて家計簿をつけるのがストレスになりません。

一括口座管理サービス「MONEX ONE」

こちらは家計簿アプリとは異なり、自分の資産を一括で管理できるツールです。マネックス証券に口座を持っていることが利用条件になりますが、このツールを使うために口座を開いても良いくらい便利なツールです。
証券会社、銀行、クレジットカードの情報を一括で管理することができ、自分の総資産が一目で分かります。家計簿をつけることも大切なのですが、それだけでは資産全体の推移は把握できません。

銀行口座の入出金履歴や、クレジットカードの明細もこのツール上で確認できるので、家計簿と照らし合わせて家計簿への入力漏れをチェックすることもできます。特にインターネットで購入したものはレシートが発行されないので、家計簿への入力を忘れがちです。クレジットカードの明細を確認して、入力漏れのないようにしたいですね。

著者:伊藤義雄

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書きたいものがありすぎて書かせてもらっているライターです。趣味は鉄道旅行、写真を撮ることもあるが実際に乗車して車両の個性を体験したいタイプ。尊敬する人は宮脇俊三さん。目標は全国鉄道制覇