進化し続ける「家計簿」
家計簿というと、家計簿用のノートと黒ボールペン・赤色ボールペン、電卓、買い物で受け取ったレシートなどを用意して細かい出費を記録していくイメージですね。
しかし、今はちょっと進化しています。 家計簿は、かなりちっちゃくなってしまったのです。 いわゆる、スマートフォンアプリの仲間入りをしています。
従来の家計簿で面倒だったのは、お金を使ったその場では家計簿に書き込めないということでした。 もちろん厳密に言えば、ノートを持ち歩けば書き込めないことはないのですが、基本的には後でまとめて記入しなくてはいけません。それが非常に面倒であり、家計簿を続けられない大きな原因となっていました。
そこで登場したのがスマートフォン向けの家計簿アプリです
スマートフォンアプリはいつでもどこでも使えるというのが最大の特徴ですから、家計簿アプリももちろん「いつでもどこでも記入できる家計簿」というのが最大のウリになっています。
ソーシャル機能を導入した驚きの家計簿アプリ Zaim
スマホアプリ化されることでいつでもどこでも記入できるようになった家計簿ですが、最近はさらに進化したものが登場しました。
ソーシャル機能を搭載し、ソーシャルマネー管理ができる家計簿アプリ『Zaim』です。
Zaim とは?
Zaimは閑歳孝子さんという今注目の女性プログラマーが個人で開発した家計簿アプリです。 ZaimはTECLOSION 2011というコンテストで優秀賞を受賞し、2011年にiOS版がリリースされ、四日間で一万ダウンロードを達成しました。そして2012年3月にはAndroid版をリリースし、家計簿アプリの新定番と評されています。
Zaimのソーシャル機能とは?
ソーシャルというとミクシーやツイッター、フェイスブックといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のことをよく言いますが、Zaimもそれらと同じく、「ほかの人とつながる」家計簿というのが特徴です。 どのようにつながるかというと、「みんなが何にどのくらいお金を使っているか」という記録を共有することで、見ず知らずの人たちとのつながりが生まれるのです。
このソーシャル機能によって得られるメリットは3つ考えられます。
- 平均的な(常識的な?)お金の使い方がわかる
- 自分の支出に対する他人の目を気にするようになる
- ほかの人に勝ちたくなる(節約したくなる)
こうしたメリットを持つZaimはソーシャルマネー管理ができる家計簿アプリといわれています。 ひとりでマメに家計簿をつけていくのは地味で面倒ですが、みんなでみんなの家計簿を作っていると思うと、少し楽しくなってきますね。twitterやFacebookとの連携機能もあるので友達と一緒に始めることも可能です。
Zaim の特徴
zaimの人気の理由はソーシャル機能だけではありません。複雑な機能をいっさいつけず、わかりやすさとシンプルさを追求したデザインも人気となっています。
シンプルでわかりやすい画面構成
毎月目標予算を決め、それに対する支出の割合と残り予算をわかりやすい色つきグラフで表示してくれます。 ビジュアルで見るとお金をどれくらい使ったか一目瞭然ですね。
項目ごとの支出もパッとわかる
週別、月別、年別の収支をわかりやすく表示してくれ、何にお金を使いすぎているかなどがすぐにわかります。
わかりやすい金額入力画面
家計簿で面倒なのが数字の記入ですが、Zaimではこのような電卓風画面で非常に簡単でわかりやすく入力することができます。
たくさん入力するとご褒美のスタンプが
家計簿をまじめに記入しているとスタンプをもらうことができます。家計簿をつけてご褒美をもらえるなんてうれしいですね。
今まで家計簿が続けられなかった人もZaimなら
Zaimは開発者の閑歳孝子さんが「自分だったらこういうのがあったら使いたい」というコンセプトで作られたものだそうです。実際に家計簿をつけた経験のある女性だからこそ思いつく、ユーザーに優しい機能満載のすばらしいアプリですね。
家族でひとつの家計簿をつけていく機能というのもあるので、我が家も節約しなくちゃ!と思ってる方はぜひ導入してみてはいかがでしょう?
Zaim – iPhone/Android 家計簿アプリ
アイフォンアプリ、アンドロイドアプリをこのページのリンクからダウンロードできます。無料のアプリなので、ぜひお試しください!