シンプル家計簿が勝利の秘訣
ポイント1
使うのは方眼罫タイプのノート
初心者がいきなり市販の家計簿に手を出しても、妙に身構えて三日坊主で終わるのが落ちです。 それでは意味がありません。
用意するのは文房具屋さんで手に入る方眼罫タイプのノート。
サイズはバックに入って、小さすぎないA5サイズが使いやすいです。 もちろん普通のノートでも構いませんが、数字のまとめ易さからもこちらをおすすめします。
ポイント2
支出の項目は少なくシンプルに
家計簿と聞くと、細かく一つ一つびっしりと書き込んでいくイメージがありますが、そんなのは見るだけでも嫌になりますよね。
費目は少ないほどわかりやすい
例えば「衣」「食」「住」の三項目で、それぞれ「服飾費」「食費(ジュース代含む)」「日用品」ですと、非常にシンプルです。 ここに「固定費」として家賃やローン、ネット通信費。 「その他」として分類できないものを含めれば、ほぼカバー可能でしょう。
費目は支出の多いものを優先しましょう
あなたが、服よりも本やゲームに対する支出が多ければ「趣味」の方が適当ですし、移動が多い人には「交通」の費目が欲しいところ。 自分の生活スタイルに合わせて、費目が増えすぎないよう自由に変更してください。
ポイント3
自由なお金を把握する
「口座にまだいくらあるから大丈夫」という意識では浪費は減りません。
どこにいくら使うかスケジュールを立てましょう
月々の収入は大抵が一つ、しかも金額に大きな差はないでしょう。 そして必ず出ていくお金(固定費)があります、残りが自由に使えるお金となります。
まずはざっくりで構いませんので費目ごとに予算を決めましょう。 そうすることで「自分が何にお金を浪費していたかが一目でわかる」ようになります。 あとはその中から無駄なものを省いていけばいいのです。ポイント4
メモ欄は大きく
後から見直したとき、使ったお金が無駄かどうかを判断するのにメモ欄はとても有効です。 なぜ使ったか以外にも、日記風にその日の出来事を書き込んだり、○○節約できた、という事を書きこめばモチベーションアップにもつながります。
まず知るべきはお金の流れ
待機電力で月に200円の削減になっても、ふらっと入ったコンビニで500円使っていては苦労した節約がすっかり無駄になってしまいます。 それを防いでくれるのが家計簿の役割。
今回紹介した方法に慣れてきたら、一歩進んだ家計簿にチャレンジしてはいかがですか? 自由度では紙タイプですが、自動で計算してくれるパソコン版は便利です。 中でもおすすめはアプリ版。 持ち歩きが楽で、すぐに使えるのは他にない特徴。 その場で入力もでき、すぐに支出のチェックができるのは大きな強みです。 あなたの節約をより効果的なものにする為に、お金の流れを見直しませんか。