ミュージカルを楽しもう!
最近、ミュージカルの人気が高まっています。
3月から上演された『ノートルダム・ド・パリ』をはじめとした人気ミュージカルの公演、和製ミュージカルの成功による観客層の広がりなどが影響されていると言われています。
ミュージカルには映画などとは違った魅力がたくさんありますが、皆さんは見に行ったことはありますでしょうか?
こちらでは初心者の方向けのミュージカルの楽しみ方と共に、2013年に公演される注目のミュージカルを紹介していこうと思います。
ミュージカルを楽しむポイント
事前勉強なしでも楽しめる
ミュージカルを見る前には、やっぱり事前に作品を予習することは必要なのでしょうか?
基本的には、事前知識がなくてもミュージカルは楽しめるものです。
ミュージカルを観ながらその時に起こったこと、その時に感じたことを純粋に楽しむとよいでしょう。
もちろん、事前に予習するのもOK!ある程度内容をつかめていると心に余裕を持ちながら見ることができるので、細かい演出までの楽しむ事ができますよ!
服装は普段着でOK!だけどせっかくなら…
ミュージカルを鑑賞というのは、特に服装について決まりはありませんので、普段着のまま見に行っても問題ありません。
しかし、ミュージカルで味わえる1つの魅力が「非日常感」です。真っ赤な絨毯、キラキラなシャンデリアなど、日常では味わえない華やかな空間に合わせて、ちょっとおめかししてみるのも悪くはないのではないでしょうか。
座席は前の席を狙おう
後ろの席では役者が何をしているのか見えなかったり、臨場感が足りなかったりと、楽しむには色々と不便があるものです。
よりミュージカルを楽しみたい方は、積極的に前の席を狙いましょう。
チケット代金は少し高めになってしまいますが、間近で大迫力の演目が見れて、必ず楽しいものとなりますよ!
その場の一体感を楽しむ
ミュージカルを楽しむのに大切なのは、その場の一体感を楽しむ事です。 素晴らしい演技には拍手を送り、盛り上がる場面では手拍子を送ったり…最初は恥ずかさもあるかもしれませんが、とにかく自分の気持ちをできるだけ表現しましょう。それも良い舞台にするための一つの要素となるのです。
最低限のマナーを守る
当然ながら、ミュージカルというのは一人で見るものではありません。自分以外にもたくさんの人達が見ています。
なので、他の方たちに迷惑をかけないように、最低限のマナーを守る事を忘れないようにしましょう。
マナーについては、基本的には映画に近いものがあります。携帯の電源を切る、ジャラジャラ音のなるアクセサリーはつけない、録画・録音は厳禁、トイレは先に済ませる、などなど…。
あとは他の方たちを参考にしてみたり、「こういう行動はだめだろうな」と常識的に考えていけば、大丈夫かと思います。
注目の人気公演
リトルマーメイド
2013年に創立60周年を迎える劇団四季が、ディズニーとコラボして公演を行います。
リトルマーメイドのミュージカルは2008年にブロードウェイ、2012年にヨーロッパで上演され、日本ではこれが初演。日本のリトルマーメイドは、ヨーロッパで上映されたものをブラッシュアップしたものになります。
米アカデミー歌曲賞も受賞した「アンダー・ザ・シー」はもちろんの事、ミュージカルのために書き下ろされた曲も多数楽しむ事ができます。
会場 | 四季劇場[夏] |
スケジュール | 2013年4月7日~8月31日 |
公式ウェブサイト | http://www.shiki.jp/applause/littlemermaid/ |
レ・ミゼラブル
日本では1987年から上映される人気ミュージカル「レ・ミゼラブル」が、新演出版となって初めての上映となります。
ヴィクトル・ユーゴーが原作のこの作品は、全世界で6000万人以上を動員総数を誇る、演劇史上に残る名作。
ミュージカル初心者の方は、まずは世界中で人気のこの作品から入ってみてはいかがでしょうか。
会場 | 帝国劇場 |
スケジュール | 2013年4月23日~7月10日 |
公式ウェブサイト | http://www.tohostage.com/lesmiserables/ |
ドリームガールズ
60年代~70年代のアメリカが舞台で、成功を夢見る女性コーラストリオを通して、ショービジネスの栄光や挫折・人間関係を描いていく舞台です。
過去にはトニー賞を受賞したり、ビヨンセ主演の映画が全世界で大ヒットするなど、高い人気を誇る作品です。
会場 | 東急シアターオーブ |
スケジュール | 2013年7月31日~8月25日 |
ロミオとジュリエット
シェイクスピアの傑作戯曲が元で、2012年には「フランス版ロミオ&ジュリエット」が人気を博した、今年は日本版による再演を行います。
メインであるロミオ役は城田優・古川雄大・柿澤勇人、ジュリエット役にはフランク莉奈・清水くるみと、今が旬の役者を多数起用しています。
会場 | 東京国際フォーラム |
スケジュール | 2013年9月3日~10月27日 |
アメリカン・イディオット
全世界で人気のパンク・ロックバンド「Green Day」の楽曲で、2005年にはグラミー賞を受賞した「アメリカン・イディオット(American Idiot)」が元となっている作品です。
作品はGreen Dayのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングが共同脚本に参加。青年ジョニーとその仲間たちを通して、アメリカの若者が抱いている世の中の不満を、Green Dayの楽曲を通して描いている作品。
会場 | 東急シアターオーブ・梅田芸術劇場 |
スケジュール | 2013年8月7日~8月18日 |