アラサ―の敵!みんなが知らない大人ニキビの秘密と解決法|トピックスファロー

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2013年3月15日
アラサ―の敵!みんなが知らない大人ニキビの秘密と解決法

社会人になってから出てくる大人ニキビ。学生の頃とは違い治りにくいし、同じ場所に何度も出てくることがあります。実はこの違いは、思春期ニキビと大人ニキビができる原因の違いによるもの。洗顔だけでは治らない大人ニキビの秘密を調べました。

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どうしてニキビができるのか?

洗顔中の女性

ニキビができるたった1つの原因、それは『毛穴のつまり』
つまり方や炎症によって「白ニキビ」や「赤ニキビ」になりますが、始まりは全て毛穴のつまりからで、 汚れのつまった毛穴にアクネ菌が繁殖し、ニキビになります。

しかし、学生時代にできる『思春期ニキビ』と、その後にできる『大人ニキビ』では、「毛穴がつまる原因」に、その違いが隠されています。

思春期ニキビは、皮脂が多すぎてつまる

思春期は男女問わず、男性ホルモンが多く分泌される時期。
男性ホルモンは皮脂腺の働きを活発にし、過剰に分泌された皮脂が毛穴につまり、ニキビになります。

また、女性の場合は排卵から月経までの約2週間、女性ホルモンの1種「プロゲステロン」の分泌が増えています。
プロゲステロンには皮脂の分泌を促す作用がある為、月経前は毛穴がつまり、ニキビのできやすい期間とも言えます。

本題:大人ニキビの原因は『乾燥肌』

一方、大人は皮脂の分泌量は落ち着いていると言えるでしょう。
しかし、乾燥し固くなった肌(角質)では、きれいに毛穴を開く事ができず、皮脂を外に出す事ができません。
例え分泌量が正常でも、出口がない皮脂は毛穴の中でどんどんつまっていき、最後はニキビになってしまいます。

大人ニキビが秋や冬にできやすいのは、空気が乾燥している為。
顎にできる人が多いのも、顔の中で顎が最も乾燥しやすい場所だからです。

大人ニキビの対処法

大人ニキビを作らない為に心掛ける事は2つ。

  1. 乾燥させない事。
  2. 角質を柔らかくする事。

乾燥させない事。

ズバリ、肌を乾燥させる原因は『洗顔』です。
ニキビができると、今まで以上に洗顔を行う人がいます。
これは思春期ニキビ(皮脂性ニキビ)には有効ですが、大人ニキビ(乾燥肌ニキビ)には逆効果でしかありません。

お湯の洗顔は乾燥肌を加速する

特に毛穴につまった汚れを落とす為に、熱めのお湯を使うのは最悪。
余計に顔の油分と水分が奪われて、乾燥肌を加速します。

冷水は毛穴の中に汚れを閉じ込める

また、毛穴を小さく引き締める為に「冷水で洗顔」をするのも危険です。
冷水で毛穴が閉じれば、もともと小さな出口をさらに狭めて、余計に皮脂がつまりやすい状態を作っているのですから。

洗顔は、ぬるま湯がベスト

肌を清潔に保つことは間違いではありません。
顔の油分と水分と取り過ぎず、毛穴をほどよく開かせるには、ぬるま湯での洗顔が最適です。

角質を柔らかくする事

1度固くなった角質は柔らかくはなりません。
柔らかな肌を作るには、ターンオーバーを促進し、新しい角質が乾燥しないようにするしかないでしょう。

ニキビ用化粧水のススメ

そこで重要になるのが化粧水。しかし化粧水を付けた後、肌がつっぱるものは、顔の水分が奪われている可能性が高く、肌質にあっていないと言えるでしょう。

ニキビ用化粧水として求めるのは、肌の保湿と抗炎症・殺菌効果。
成分としては、『ビタミンC誘導体』『グリチルリチン酸ジカリウム』『サリチル酸』辺りが使われている商品がおすすめです。

逆に、石油由来の『合成界面活性剤』『合成ポリマー』が配合された化粧水は、肌の保湿性を破壊する可能性があるので避けた方が無難。
また、殺菌と清涼感の為に『エタノール』が配合された製品も、肌を乾燥させる原因です。

大人ニキビを治すコツは諦めない事

肌のターンオーバーが上手くいかなければ、大人ニキビは何度も繰り返してしまいます。
そして一般的に、ターンオーバーの1サイクルは28日から40日。
また、食生活やストレス、紫外線や睡眠不足でも肌が荒れてしまいます。

大人ニキビを治し、乾燥しにくい肌を作るのには忍耐が必要と心得ましょう。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。