ニキビ治療の新常識【皮膚科】でつるっとキレイに治しちゃおう!|トピックスファロー

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2012年9月24日
ニキビ治療の新常識【皮膚科】でつるっとキレイに治しちゃおう!

ニキビは思春期特有のもの…そんな風に思っているとしたら、あなたのニキビ知識はちょっとヤバい!『ニキビ治療は皮膚科』とは言っても、もなかなか皮膚科に足が向かない人もまだまだたくさんいます。皮膚科でキレイにニキビを治すための予備知識を網羅!

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ニキビくらいで…そんな考え方はもう古い!!

女性だけではなく男性もニキビ対策やニキビ予防をはじめとしたスキンケアに関心を持つ時代となり、男性用のスキンケア用品も豊富です。

今では大人ニキビが“ふきでもの”と区別されることは無くなってきました。
それと同時に、思春期ニキビと同様大人ニキビも“ニキビ”であること、思春期ニキビ、大人ニキビ、男性ニキビ、さらにニキビができる場所や生活習慣などによっても特徴や原因、対策や治療などが変わってくることなど、ニキビに対する正しい知識が徐々に広まりつつあります。

しかし、いつの時代もニキビは肌トラブルの悩みの種。
憎きニキビに悩まされる人は後を絶ちません。
体調によって、またはちょっと油断するとすぐできてしまうニキビだから、いつも正しい知識を持っておきたいですね。

ニキビができたら触らずお医者さんに診てもらおう!

しつこいニキビ、繰り返すニキビに悩みつつ、皮膚科の医師に相談したい気持ちはあるけれど、でもまだ『これくらいのニキビで…』という意識が残っている人が多いのも現実。

しかし、ニキビの市販薬は炎症の起こったニキビには聞きにくいとの声もあり、実際に皮膚科で診察を受けて、症状に合ったニキビ治療薬を処方してもらうのが肌に対するリスクも少なく、安心してニキビ治療ができます

皮膚化のニキビ治療

問診やカウンセリングをして、ニキビの種類と症状などの状態や体質、生活習慣などを考慮し、治療方法や治療薬を決めていきます。
症状に合わせて長期的な治療計画を立てたり、場合によっては複数の処置を組み合わせて治療することもあります。
ほとんどの場合、血液検査等はせずに問診、処置を中心に治療を進めて行きます。

疑問等は決してそのままにせず、担当医師にきちんと伝えましょう。また、処方された薬が効かないからと言って自己判断で薬をやめずに再来院して相談するようにしましょう。
また症状が良くなった場合も、薬の継続については医師の判断に従いましょう。

皮膚科のニキビ治療が知りたい!

ニキビ治療にも保険適用されるものと保険適用外の治療があります。

保険適用される治療

外用レチノイド

初期の段階のニキビから炎症から炎症が起きた赤ニキビ、黄ニキビにも幅広く使うことができ、毛穴のつまりを取り除く塗り薬です。
抗菌薬の使用は耐性菌の発生のリスクがありますが、そのリスクを抑えることが期待されています。

皮膚科医の間の世界共通のニキビ治療のガイドラインがあるのですが、日本にもニキビ治療ガイドラインが作られており、ニキビの症状のレベルで分けて治療方針を立てています。
このガイドラインで推奨されている種類の薬品が外用レチノイドや抗菌薬なのです。

海外では早くから、ニキビ治療の標準薬として使われていた外用レチノイドが日本でも処方されるようになりましたが、すべての医療機関で扱っているわけではないようです。

(例)アダパレンなど

抗菌薬

炎症が起きたニキビに使われる薬品で塗り薬と飲み薬があり、赤ニキビの治療に用いられることが多い薬品です。
微小面皰(目で確認できないニキビの種)や白ニキビには効果がないとされています。
アクネ菌に対する作用がありますが耐性菌の発生のリスクがあり、外用レチノイドと一緒に処方されることもあります。
いくつかの種類があって症状に応じて使い分けられます。

(例)ナジフロキサシン(アクアチームローション)など

イオウ製剤

スタンダードなニキビ薬として知られています。
ニキビに直接塗ることで毛穴を開きやすくし、毛穴に詰まった角質や古くなった角質層を剥がす作用があります。
効果は比較的弱めで12歳以下への処方薬として使われることが多いようです。
比較的初期のニキビに効果的だとされています。

面皰圧出

専用のコメドプッシャーを用いて皮脂や角質などの毛穴のつまりを物理的に取り除く処置ですが、痛みや出血を伴うことがデメリットとなります。
面皰圧出に用いるコメドプッシャーは市販もされており、ドラッグストアやコスメ売り場などで入手が可能です。

保険適用外の治療

ケミカルピーリング

フルーツ酸などの働きで古い皮膚を剥がし、人為的に新しい皮膚へ再生を促す治療法です。
古い角質層を除去するので物理的に毛穴のつまりを解消できニキビの根本治療に有効な方法です。

ケミカルピーリングの後の肌は、いつもよりバリア機能が低下している為に紫外線などの影響を受けやすく、しかも乾燥しやすくなっています。

皮膚科ではケミカルピーリングとイオン導入をセットとし、バリア機能の低下した肌をフォローしている医院が多いようですが、事前に確認をとるべきでしょう。

フォトフェイシャルアクネス

フォトフェイシャルは肌トラブルを改善する光治療のことで、光線レベルを変えニキビ治療にこれを用いるとアクネ菌に作用するようになります(フォトフェイシャルアクネス)。

また、通常のフォトフェイシャルは、色素沈着したニキビ跡のみならずクレーター状になったニキビ跡にも効果を発揮し、美肌効果も優れている上、肌への刺激も少なく安全な治療法とされています。

LEDダイオード光治療

皮膚の深部にまで届く光エネルギーを利用して菌を殺菌します。
皮膚の繊維芽細胞を刺激するためコラーゲンの生成や、肌の弾力やハリにも効果が期待できる治療法です。。

LEDダイオードには白と赤、青の波長があり目的に合わせ照射しますが、このうちニキビ治療に有効なのは青色LEDでアクネ菌そのものを殺菌し、毛穴の収縮作用などもあるとされています。

著者:安達リス

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本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。